新井学園と、古井学園。校則をのりきれ!

えびまよ

エピソード3 合併の決定と発表(脚本)

新井学園と、古井学園。校則をのりきれ!

えびまよ

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〇国際会議場
新井学園:校長先生「我が学園は生徒数が減っている!やはり古井を潰して....」
古井学園:校長先生「何をいう!古いには伝統的な決まりがある!それに、【我が学園は潰してはならぬ】と、いう決まりがあるのだ!」
「ううむ......どうしよう???」
「..........」
「そうだ!合併だ!」

〇体育館の中
新井学園:校長先生「と、いうことで、新井学園と古井学園は合併いたします!」
「えええ!」
新井学園:校長先生「うむ、これから仲良くな!」
新井学園:冬期捺乃(とうきなつの)「あ、よろしくお願いします。捺乃です....」
古井学園:真締正(ましめただし)「おう...正だ...」
新井学園:七瀬琉有(ななせるあ)「嘘....信じられない!私がだめだったの?校則を作って厳しく取り締まるようにしたから生徒数が減ってしまったの!?」
古井学園:木村羽月(きむらはつき)「おっ!美人さんはっけ〜〜ん!」
古井学園:木村羽月(きむらはつき)「こんちは!僕、木村羽月って言いまーす!」
新井学園:七瀬琉有(ななせるあ)「は、はい.....ルーアです。漢字では七瀬琉有といいます」
  ※羽月は空気を読みません
  と、いうより読めません
新井学園:校長先生「静粛に!」
新井学園:校長先生「よし、校舎はまた新しく作る。 メールで新しい学校名と、入学式の日時を発表するから、それまでタブレットの課題とする!」
新井学園:校長先生「フッ....」
「極悪教師!」
「サイテー!」
古井学園:校長先生「すうぇいしゅくぬい!」
「噛んだな...」
「カッコつけようとしたから......」
古井学園:校長先生「静粛に!!!!!!!」
古井学園:校長先生「んっんん!いま学校名を決めたぞ!新しい学校名は....」
古井学園:校長先生「灰色学園だ!」
新井学園:冬期捺乃(とうきなつの)「は、灰色?? なんかゆるい学園になりそうですなぁ...」
古井学園:木村羽月(きむらはつき)「俺は白黒つけたいしー? どうせなら『パンダ学園』と、いうのはどうだ!?」
古井学園:桂明人(かつらあきと)「保健室はきれいになるのかな....」
古井学園:校長先生「灰色学園生徒会長も決めなければならないからな!」
新井学園:校長先生「灰色学園生徒会長はやはり、我が新井学園の七瀬琉有が良いでしょう!」

〇体育館の中

〇体育館の中
古井学園:校長先生「いーやいや、我が古井の真締正が良いのだ!真面目で正しい道を進む、それが最強なのだ!」

〇体育館の中

〇体育館の中
古井学園:校長先生「ううむ、考えがまとまらないなぁ..」
「・・・・・・・・・」
「そうだ! 選挙で、生徒会長を決め、その学園の校則を施行すればいいのか!」
古井学園:校長先生「いや、それを組み合わせよう!」
新井学園:校長先生「そうだな!」
「新しい校則を作り....」
「灰色学園の校則にするんだ!!」
新井学園:桃城萌香(ももしろもえか)「い、息ぴったりですねぇ....」
古井学園:小野凛(おのりん)「び、びっくりだよぉ.. てっきり仲悪いのかと....」
古井学園:木村羽月(きむらはつき)「てか、お隣の方、美人さんじゃーん! どーもー!ボク、木村羽月って言いまーす!」
新井学園:桃城萌香(ももしろもえか)「は、はい...... 桃城萌香です....」
新井学園:桃城萌香(ももしろもえか)(ままぁ..... 萌香、ナンパされてるぅ....)

  1週間後....

〇一人部屋
古井学園:桂明人(かつらあきと)「め、メールだ!!」

〇女性の部屋
新井学園:冬期捺乃(とうきなつの)「め、メール! び、びっくりしたですなあ....」

〇豪華な部屋
真締純子(ましめじゅんこ)「正ーー!」
古井学園:真締正(ましめただし)「はい、母上」
真締純子(ましめじゅんこ)「灰色学園からメールが」
古井学園:真締正(ましめただし)「はっ 拝見させていただきます」

〇女の子の一人部屋
新井学園:桃城萌香(ももしろもえか)「メール! 課題の途中だったのにぃ! データ消えんじゃん!」

〇校長室
新井学園:校長先生「灰色学園全員に校則一覧表とクラス分けの結果をファイルに添付して送ったぞ!!」
新井学園:校長先生「ほら、出てくるんだ!」
新井学園:校長先生「ちょっと厳しすぎたとかは 決めたのお前っていう責任があるんだよ!」
「ひ、ひどい!」
古井学園:校長先生「俺が頑張って考えたのに!?」
古井学園:校長先生「大人って...... 残酷だね......」
新井学園:校長先生「................何????」
古井学園:校長先生「こっわ!」
古井学園:校長先生「まあまあ、そんなに怒らないでよぉ!」
新井学園:校長先生「・・・・・・・・・」
  ちなみに、灰色学園の校則
  1.廊下を走らない
  2.授業中に必要以外喋らない
  3.テストで赤点を取ってはいけない
  4.恋愛してはいけない
  5.ナンパは禁止
  6.金の貸し借りは禁止
  7.寮の電気を10時以降に付けてはならない
  8.先生に逆らってはいけない
  9.暴言、暴力禁止
  10.これらを守れなかったものはジゴク校行きである。
古井学園:校長先生「なかなか面白い学園生活になりそうです!」
新井学園:校長先生(嫌なんだよこの校則!鬼畜だろ!)
新井学園:校長先生(なーにが『なかなか面白い学園生活になりそうだね!』だよ.....波乱しかないだろ.....)
新井学園:校長先生(おいたわしや....... 生徒たち........)

〇教室
  ここは2-3。
新井学園:桃城萌香(ももしろもえか)「楽しみですなぁ!」
古井学園:小野凛(おのりん)「うん!って....」
古井学園:小野凛(おのりん)「今日、メガネ付けてないけど大丈夫!?」
新井学園:冬期捺乃(とうきなつの)「たしかに!どうしたんですか??」
新井学園:桃城萌香(ももしろもえか)「今日はコンタクト!」
古井学園:小野凛(おのりん)「あ、どっちも持ってるタイプ??」
新井学園:冬期捺乃(とうきなつの)「うう、メガネ仲間だと思ってたのに......」
新井学園:桃城萌香(ももしろもえか)「あっ!大丈夫! 明日はメガネをかけてこようかなって!」
新井学園:冬期捺乃(とうきなつの)「そっかぁ...... 良かった!」
新井学園:桃城萌香(ももしろもえか)「新しい学校楽しみだね!」
新井学園:冬期捺乃(とうきなつの)「でも、校則が......」
古井学園:小野凛(おのりん)「そうだったぁ!! 赤点取ったら「ジゴク校」ってとこにいかなきゃなんないから、ゲーム禁止になって!」
新井学園:桃城萌香(ももしろもえか)「え?勉強苦手??」
「うん!教えてください、萌香様ぁ!」
新井学園:桃城萌香(ももしろもえか)「あぁ、ごめん、私も苦手で......」
「終わった......」
新井学園:桃城萌香(ももしろもえか)「で、でもさ 数学と国語なら!」
古井学園:小野凛(おのりん)「そ、それなら私は理科! 生物とか色々得意だよ!」
新井学園:冬期捺乃(とうきなつの)「わ、私は歴史とか地理とか! 織田信長ーー!」
古井学園:小野凛(おのりん)「なにそれ!「織田信長ーー!」って」
新井学園:桃城萌香(ももしろもえか)「確かにww」
新井学園:冬期捺乃(とうきなつの)「え、えへへへ......」
古井学園:真締正(ましめただし)「あっち...... 楽しそう!」
古井学園:桂明人(かつらあきと)「いいなぁ...... でもまさか、この学園では恋愛禁止なんて..」
新井学園:服部忍(はっとりしのぶ)「しょうがないでござる。校長殿は校則を作るのがお好きなのであろう」
古井学園:桂明人(かつらあきと)「そうだな.....っとそれよりその服!」
古井学園:真締正(ましめただし)「ああ、あった瞬間気迫が違ったからね」
古井学園:桂明人(かつらあきと)「確かに、まさかね...... 忍者の子孫がいるとは....」
古井学園:真締正(ましめただし)「ああ、新井の最新技術には驚かされるよ」
新井学園:服部忍(はっとりしのぶ)「新井の校長殿が我に忍術研究部と忍者専用カリキュラムを用意してくださったのでござる。新井の校長殿のおかげでござる!」
新井学園:服部忍(はっとりしのぶ)「そういえばジゴク校ってなんでござるか?」
古井学園:真締正(ましめただし)「ジゴク校はその名の通りジゴクのような拷問を受けるところだ」
古井学園:桂明人(かつらあきと)「確か、自分の犯した過ちを鬼のような方に真っすぐに戻してもらうとか.....」
新井学園:服部忍(はっとりしのぶ)「それって.....」

〇裁きの門

〇教室
「はあ......」
古井学園:桂明人(かつらあきと)「もうすぐチャイムが鳴るぞ!」
古井学園:真締正(ましめただし)「やばい!」
新井学園:服部忍(はっとりしのぶ)「急ぐのでござる!《忍法高速移動の術》」
  ピンポンパンポーン!
  あはははっ!ぼくだよー!古井学園の校長!
「校長!!??」

〇放送室
古井学園:校長先生「アハハハ!いまからじゅーだいはっぴょーをおこないまーす!アハハハハ!」
古井学園:校長先生「新しい校則を今から発表しまーす! 多分毎日一個ずつくらいふえまーす!」
古井学園:校長先生「じゃあ今日の分ね!」
古井学園:校長先生「1.忍術の使用は禁止 2.先生の悪口を陰口を言っちゃいけない 3.生徒会長になりたい人は運動と勉強が完璧ではいけない」
古井学園:校長先生「守れなかったらジゴク校行きだよ! キャハハハ!☆頑張ってねぇ☆」

〇教室
古井学園:桂明人(かつらあきと)「そ、相当やばい.....」
古井学園:真締正(ましめただし)「これどんどんヒートアップしていく系.....」
新井学園:服部忍(はっとりしのぶ)「に、忍術が使えないのはやばいでござる..... これも、あの古井の校長のせいでッ.....」
「うわぁぁぁ!」
古井学園:真締正(ましめただし)「な、なんだ!?」
古井学園:桂明人(かつらあきと)「ひ、光の塊みたいなのがぐあああ!って!」
  ピンポンパンポーン!だよ☆
  きゃは!私、灰色学園新任の教師、虹野雨橋(にじのれいんぼー)!

〇放送室
灰色学園:虹野雨橋(にじのれいんぼー)「きゃは☆ さあ、最初の脱落者だよん☆」
灰色学園:虹野雨橋(にじのれいんぼー)「2-3の服部忍くん!残念!先生の陰口を言ったから、ジゴク校に転送させてもらったわん☆キャハ☆」
灰色学園:虹野雨橋(にじのれいんぼー)「じゃあねん☆ みんな!校則守ってねん☆ キャハ☆」

〇教室
古井学園:桂明人(かつらあきと)「し、忍......」
古井学園:真締正(ましめただし)「な、泣くなよバカ......悲しくなってくるじゃねえか......」
新井学園:桃城萌香(ももしろもえか)「同じクラスの人が!」
古井学園:小野凛(おのりん)「とうとう犠牲者が......」
新井学園:冬期捺乃(とうきなつの)「ここ、こここここ、怖いんですけど!?!?!?」
  生徒たちは灰色学園の鬼畜さをどんどん味わっていくのであった。

コメント

  • 合併早々、教室から忍者が脱落してしまうとは灰色学園鬼畜……。
    続きを待ってます。

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