心臓と私。

銀橋とおる

言われた言葉(脚本)

心臓と私。

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〇病室のベッド
銀橋とおる「渡辺佑介君・・・で合ってる?」
渡辺佑介「はい、僕です!」
銀橋とおる「・・・何か困ったこととか、体で変なとことかはない?」
渡辺佑介「大丈夫です!ご飯も食べてます」
銀橋とおる「・・・わかった。 私は今日は夜勤だから、なにか困ったことがあったらいつでも来れるから・・・」
銀橋とおる「困ったことがあったらすぐに呼ぶこと、わかった?」
渡辺佑介「わかりました」
銀橋とおる「それじゃあ。お大事に」
渡辺佑介「・・・」
渡辺佑介「あの先生、少し苦手だなぁ」
渡辺佑介「何考えてるかわかんない・・・しかも声が暗いし・・・」
渡辺佑介「まぁ、いいや。本でも読もうかな」

〇病室のベッド
  4人病室の窓際、一人で寝息を立てる男の子の姿が見えた。
渡辺佑介「すう・・・すう・・・」
銀橋とおる「・・・」
銀橋とおる「・・・どうもうまくいかないなぁ」
銀橋とおる「私は、患者に寄り添えて・・・いるんだろうか・・・ ・・・笑顔にさせることは、できているんだろうか」
銀橋とおる「・・・わからない」

〇ナースセンター
加倉麻子「るんるんるーんのほいほいほーい、 そーれー、えーんやさーのさーのさ〜♪」
銀橋とおる「どうも」
加倉麻子「うわぁっ!?」
加倉麻子「ごめんなさいね、今の、聞かなかったことにしてくださる?」
銀橋とおる「仰せのままに、ですね。先輩?」
加倉麻子「恥ずかしぃわぁ・・・本当に・・・・・・」
銀橋とおる「今日は夜勤なんですね。珍しい」
加倉麻子「そうなのよぉ。全く嫌になっちゃうわねぇ。疲れちゃうし・・・」
加倉麻子「・・・とおるちゃん、あんた、大丈夫なの?休みもあんまり取ってないんじゃない?」
銀橋とおる「人を助けられるのであれば、それで十分です。休みは不要です」
加倉麻子「・・・そぉ?でも、ちゃんと休みは取らなきゃだめよ?」
銀橋とおる「わかりました」
銀橋とおる「・・・あれ、ナースコールですね」
銀橋とおる「・・・こちらナースステーションの銀橋です」
  電話の先で誰かが話している。とおるの顔は急に青ざめる。
銀橋とおる「・・・今行きます」
加倉麻子「あっ、ちょ・・・」
加倉麻子「・・・後輩ちゃんをサポートしなくっちゃね」

〇病室のベッド
渡辺佑介「先・・・生・・・・・・」
銀橋とおる「何があったの?」
星麻里奈「先程から咳が止まらないようで・・・」
  男の子は咳き込みながらとおるの方を見る。苦しそうな、乾いた咳をする。
銀橋とおる「わかった、私に任せなさい。 星さんは道具を準備して」
星麻里奈「了解です!」
渡辺佑介「苦・・・しい・・・よ・・・・・・先・・・・・・生ッ」
銀橋とおる「大丈夫だから。私に任せなさい」

〇病室のベッド
  窓の外は雪。凍った空気が流れ込む、広い病室。それを打ち消すように暖房が入っている。
渡辺佑介「・・・・・・」
銀橋とおる「・・・ふぁあぁッ」
渡辺佑介「・・・・・・・・・」
渡辺佑介「先生・・・・・・?」
銀橋とおる「・・・おはよう。気分は?」

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コメント

  • とても意味深なタイトルですね!!
    タイトルに惹かれます😃
    主人公は才能のある医者のようですが悩みがあるのですね。
    どんなドラマがあるのか楽しみです!

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