ドラキュラ伯爵の日常

えびまよ

番外編2 王の宴と花の精霊万梨乃(脚本)

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〇城の会議室
  王様は城の食堂で舌鼓をうっていた。
  色んな意味で......
マフティー国王「おい!」
マフティー国王「この飯、冷めとる!」
マフティー国王「はやくあたためてこい!」
料理長「で、ですが...... 国の決まりで『机の上に出された食べ物は温めてはならぬ』と.....」
マフティー国王「ええい!そんなもの破ってしまえばよかろう!追放されるのはお前だからな!それとも.............」
マフティー国王「地下牢で人生を終えたいか?」
料理長「.........」
料理長「わかりました.....」
リーニャ「王様...あいつは?」
マフティー国王「ああ、飛ばせ」
リーニャ「承知いたしました」
「な、なぜだ!私は何もしていない!」
「王様の命令だ!聞かぬなら..........」
「わ、わかった!俺はどこに飛ばされる??」
マフティー国王「「カンデの荒れ地だ」といえ!」
「か、カンデの荒れ地に....」
「うわあああああぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!」
マフティー国王「そういえば.....」
マフティー国王「カンデの荒れ地って...... どこだっけ?」

〇荒野

〇城の会議室
マフティー国王「あそこか! 水もない、食料もない、そして乾燥した空気!ふふっ.....」
リーニャ「王様。 本日は王同士の宴がございます。 向かいますか?開催地は、ルーマン帝国でございます」
マフティー国王「どうしようかね???」
万梨乃「こんにちは!」
マフティー国王「わ、わああああ!」
リーニャ「どうされましたか?王様?」
マフティー国王「リーニャ!!あそこに割れを怖がらせる謎の妖精が.....!」
リーニャ「/////っ..........ププッ は、はい?いないと思いますが?」
マフティー国王「ふざけるな!」
万梨乃「あれぇ????そんな事言うと眠らせちゃうよ??」
マフティー国王「ん、んんんんん......」
リーニャ「///////っく........wwww 王様、私は失礼いたします」
万梨乃「二人きりになったね」
万梨乃「私は万梨乃(マリノ) 花の上位精霊よ 私に逆らわないほうがいいよ...?」
マフティー国王「じょ、上位精霊!?」
マフティー国王「そ、そんな事あるわけなかろう! 一匹の精霊で国一つが滅ぼされると言われているのだぞ!」
万梨乃「いや、滅ぼしたの私だよ?」
マフティー国王「ええええ!」
万梨乃「もぉ〜〜♥ そんなに褒めなくたっていいよ〜ん♥」
マフティー国王「いや照れてるだろ......」
万梨乃「王同士の宴には参加しなさい」
マフティー国王「き、消えた!」
マフティー国王「よ、妖精.....じゃなかった、精霊様も言っていることだし、いくか...」

〇車内
マフティー国王「雨ではないか!」
リーニャ「しょうがないでしょう」
万梨乃「雨降らせたの私だけどね??」
マフティー国王「万梨乃!今すぐに雨を晴れの変えるのだ!」
万梨乃「やだ」
マフティー国王「なぜだ!」
万梨乃「私が雨好きだもん!」
リーニャ「では出発します」

  30分後

〇城門の下
パラグアイ・パララ「どーも パララでーす えーと、じゃあ、入国許可証をご提示ください」
パラグアイ・パララ「うんおっけー☆ いってらっしゃーい」
リーニャ「あははは ありがとうございます」

〇兵舎
トーパサぜーズ国王「やあやあ、よくぞお集まりいただけましたぞ」
エメラルド国王「おい、今回の会場は我々を舐めているのか 明らかに平民の使うところではないか」
トーパサぜーズ国王「いえいえいえ、そんなことございません」
マフティー国王「いえいえ、私は心が広いので、許して差し上げますよ」
エメラルド国王「マフティーはお人好しすぎる!」
エメラルド国王「まあ、許してやろう」
トーパサぜーズ国王「おぉ、ありがとうございます! それでは宴を始めましょう!」
トーパサぜーズ国王「本日のメニューは『国王の手料理大盤振る舞い』です!」
「っ!!」
  声を出すのを必死に抑えた模様
  おそらくみんなもわかったとは思うが一応言っておこう。
  トーパサセーズ国王はものすごく料理ができないのだ!
トーパサぜーズ国王「さあ、どうぞ!」
トーパサぜーズ国王「好き嫌いなんてないですよね?」
マフティー国王「は、はい! もちろん我々に好き嫌いはないのですけど.....」
エメラルド国王「あぁ、ないのだけれど......」
トーパサぜーズ国王「さぁ、早く食べてください!」
  いくらなんでも多すぎる......
  もう少し量を減らしてもらえないだろうか.....

〇空
  その後あの部屋に
  どんな断末魔が聞こえたか....
  言うまでもないだろう。
万梨乃「ウフフ、私、人の苦しむ声がだーいすきなんだぁ♥」
万梨乃「とぉーっても、楽しかったよぉ........」

〇謁見の間
  続く
パラグアイ・パララ「えーと、次回予告ー」
パラグアイ・パララ「トラコはコウモリを取り戻した矢先、コウモリが病死してしまう!」
パラグアイ・パララ「そして、死者蘇生の禁忌呪術の存在について知る!」
パラグアイ・パララ「まぁ、そんなかんじー!」
パラグアイ・パララ「ばいばいー!」
コウモリ「ウァンウァン!」

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