バイオノイド

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エピソード11 medical(脚本)

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〇寂れた村
  ■国軍○○○強襲部隊所属、ゲリラの村制圧任務時。公式記録、部隊長(規制)が暴走。部隊員一名を残しそれ以外に発砲。
  メンタルヘルスの異常、認識機能の誤作動として処理。インパルス識別No.315045により任務は無事に──
インパルス「・・・・・・」
インパルス「何故・・・・・・こんなことを?」
  ・・・・・・イヤに・・・なっ・・・

〇集中治療室
インパルス「・・・」
キリク「ごきげんよう~」
インパルス「・・・r・・く・・・・・・」
キリク「喋らないで、今あなたの言語機能に異常がありますので~」
インパルス「a・・・・・・a a a」
キリク「何か覚えていますか?」

〇荒廃したショッピングモール

〇集中治療室
インパルス「a ・・・・・・」
キリク「インパルス、あなたはレイダーの奇襲をされまして~」
キリク「正確な狙いで~、あなたの脳に深刻なダメージを与えまして~」
キリク「今あなたが生き残っているのが奇跡でしてね~」
キリク「少尉の計らいで~、別動の回収班を向かわせまして~」
キリク「その時の報告によりますと~、」
キリク「アーマーを始め~、人工筋肉や強化内骨格を引きちぎってた~と」
キリク「臓器や四肢が~ヤられちゃってます」
キリク「当分は安静にですよ~」
インパルス「a・・・・・・・・・i・・・・・・・・・」

〇研究機関の会議室
ヒルトー「別動隊のスタンバイ、功を奏すですね」
クリプト少尉「・・・・・・」
ヒルトー「いや、まさかレイダーが襲撃するとは・・・・・・インパルス君は災難ですね」
ヒルトー「スラムエリアに在住しているのは逃亡犯に窃盗団、貧民層の最底辺、etc」
ヒルトー「今回のレイダーは少人数と聞いていますよ」
ヒルトー「その人数で装備品は鉄屑を繋ぎ止めた出来の悪いパイプガン」
ヒルトー「何処で入手したのやら」
ヒルトー「全く災難なご様子で」
クリプト少尉「・・・・・・」
クリプト少尉「なに用で、お越しに?」
ヒルトー「インパルス君の”パーツ”に困っていると思いまして」
クリプト少尉「・・・・・・その通りだ」

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