関係推理ゲーム

セイ72

4.両思い(脚本)

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〇豪華な部屋
あかり「我のシスターに何が不満ぞ!?」
ユウ「うぅ、何で此処に?」
あかり「ねぇ、おやすみと、おはようの何が違うの!?」
ユウ「いや、知らないけど」
ユウ「あと、既視感があるんだけど?」
あかり「お兄ちゃんのバカ!」
あかり「うわーん! もう、知らない!!!」
あかり「まぁ、開くわけないよねぇ?」
あかり「じゃあ、お兄ちゃんと妹も消化ね?」
  ・ライバル ・親友 
  ・知り合い ・家族 ・幼馴染み
  ・他人   ・普通 ・苦手
あかり「さて、此処からが本番...」
あかり「或いは消化試合?」
あかり「みんなぁー、残りどれがいい?」
ユウ「いや、そんな余り物みたいな」
あかり「え、余り物でしょ!?」
「主人公とヒロインが決まったら、  残りは脇役、つまりモブでしょ!?」
ユメ「あの、、、私、ヒロインじゃ」
あかり「はい、何でしょうかヒロイン!!!」
ユメ「・・・・・・うぅ」
しょう「アカリが、話聞かないのはよくわかった」
あかり「褒めないでよ、えへへ」
しょう「褒めてねぇ」
  私は、ショウの恋人じゃない
   その言葉が頭の隅で引っかかる
ユメ「・・・・・・それに、二人だって」
ユメ「あの、アカリと、ユウは──────」
あかり「話を聞こうか、ヒロインちゃん!」
ユウ「聞いてないのアカリなんだけど!?」
あかり「聞いてる、聞いてる、あはは〜」
あかり「とにかく私は、  ショーユメ、ショメ?シュメ?」
あかり「二人の恋を応援する事に決めたんだよ   確定したんだよぉ!!!」
「あ、あの!!!」
ユメ「あの、関係なんですが────」
ユメ「一度シャッフルして、カード配りませんか?」
ユメ「私、今の関係に、、、納得出来なくて」
  ・・・・・・みゃぁ?

〇豪華な部屋
ユメ「えっと、それでいいですよね?」
あかり「え、恋人含めて?」
ユメ「十二枚、全部、、、です」
あかり「、、、ほえ──────」
あかり「・・・・・・」
あかり「これ、私やったのでは?」
あかり「ユメちゃんって、 冷やかされるの苦手なタイプっぽいよね?」
あかり「恋人、恋人連呼したからあんな提案?」
あかり「でも、ショーのこと好きなのは、  ホントっぽいし、これって──────」
  恋のキューピッドどころか、
   ゴミカス空気読めない悪魔なのでは?
  ・・・・・・
ユウ「さてと、配られたカードは────」
  親友・他人・苦手....ね
ユウ「マイナスカード多い、誰をどの役にするか」
あかり「空を見あげぇ〜、、、、どうしよかなぁ」
ユウ「あと、アカリの反応。  絶対恋人関係のカード来たでしょ」
あかり「や、マジパないね手札事故」
  家族・幼馴染み・『好き』
あかり「よりにもよって、恋人と対を成すカード」
あかり「ユーは、何持ったのさ」
ユウ「さぁね、何でしょう?」
あかり「ぶー、教えてくれてもいいのにい」
あかり「あと、家族って、、、ナニ?」
  ライバル・お兄ちゃん・普通
ユメ「・・・うん、これでいい」
ユメ「偽物の私何かよりも、 本当にショウくんが好き人が」
しょう「なぁ、一つだけ言っていいか?」
ユウ「はいはい、どーぞ」
しょう「この、カード配り──────」
しょう「絶対イカサマあったよなぁ!?」
ユウ「はい?」
  妹、知り合い、恋人
しょう「いや、都合よく 妹と恋人くるか!?」
ユウ「来た、それが事実、以上」
ユウ「あと、配り直す必要ないなら  それで、よくない?」
しょう「えぇ、、、、ええぇ???」
あかり「えんえん、イカサマなんて疑うの!?」
あかり「、、、私、そんな悪いことしてないのに」
あかり「と、ユメちゃんが申しております!」
ユメ「へ・・・えぇ!?」
ユメ「ッ!!!」
  『  』 ⇄お兄ちゃん
あかり「ショーくんは、カード配ってくれた ユメちゃんを疑うの?」
しょう「あー、そうだな。悪かった」
しょう「ごめんな?」
ユメ「・・・・・・うん、いいんだよ」
ユメ「・・・・・・イカサマは、、、だめだよ」
ユメ「何で、、、何でなの?」
  ライバル・「好き」・普通
あかり「んー、どしたの?」
ユメ「・・・・・・何で、ですか?」
あかり「え、何でとは? ナニナニ、何の話!?」
ユメ「ッあかりは、何で余計な事するんですか!」
あかり「・・・・・・あえ」
ユメ「私、、、頼んでません!」
ユメ「それに、私は、、、、わたし、は」
ユメ「ショウくんの彼女じゃないのに!!」
あかり「────え、なにどゆこと?」
ユメ「シラない、けど、、、違うの覚えてるの」
ユメ「それに、二人だって、、、 ショウくんのこと好きなんだから!!!」
ユメ「余計なこと、しないで下さい!!!」
あかり「、、、は、え???」
あかり「いや、意味が、、、私が誰かを好き?」
「あー、、、そう言うことなんだ」
ユウ「ふーん、私がショウをねぇ」
あかり「えっ、え? 何を理解?」
ユウ「いや、ずっと疑問だったんだよ」
ユウ「私、なんでこのゲームに参加したんだってね」
ユウ「それに、納得しただけ」
あかり「納得、、、?」
ユウ「説明の時に、全員の許可取ったって言ったね」
あかり「あ、うん。言った」
ユウ「じゃあ、全員自分が選ばれる気だったか  もしくは選んでほしくて、許可したんだね」
あかり「選ばれる、、、ってナニに?」
あかり「いや、私も含めて?」
ユウ「そうだね、全員がコレの彼女になる目的で」
しょう「これって、酷いな」
ユウ「いや、ショウが許可してるのは意味不明だし」
ユウ「もしや、浮気目的で?」
しょう「いや、そんな最低な事しねぇよ!?」
ユウ「冗談だよ」
ユウ「それと、ユメはどうしたいの?」
ユメ「どぉしたい?」
ユウ「まぁ、あの浮気しようぜって感じの  男が相手なのは許せないけど」
「おい」
ユウ「好きは、好きなんでしょ?」
ユメ「コクッ」
ユウ「なら、伝えればいい、素直で良い」
ユウ「好きは真っ直ぐでいいんだよ」
ユメ「ゆぅ、、、」
ユメ「────わ、たしは」
ユメ「ショウくんに、選んでほしい」
ユメ「他の人じゃ、二人じゃなくて 私を、一番に、、、彼女にしてほしい!」
しょう「!!!」
ユメ「だめ、かな、、、」
しょう「ダメ、、、とかじゃ。。。でも」
ユメ「私じゃないのは、分かってる。 でも、嫌なの、、、やなんだよ」
ユメ「、、、好きだよ、、、好き、、、だったんだよ」
しょう「・・・・・・ッ」
しょう「俺は──────」
  ・・・・・・
ユウ「おっ、やっぱりあった」
あかり「ねぇ、なにやってんの?  超クライマックスなんだが?」
あかり「ショウが、助けてぇーしてるんだけど?」
ユウ「いや、知らないし。 最終どうするかは、ショウだし」
あかり「ちょー無責任じゃん」
あかり「って、それカメラ?」
ユウ「そそ、誰かが覗き見してるみたい」
ユウ「それじゃあ、見てる誰かさんにネタバレ」
  これは、片思いの女の子が結ばれるお話
  たった一週間の夢を見るためのお話
ユウ「以上、解散」
ユメ「ッ!?」
しょう「♪」
ユメ「────」
  ありがとう、ショウくん。大好き、だよ

次のエピソード:浮気!!!

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