異世界還りの聖女様!

檸檬桃緑茶

Ⅱ-30.魔王討伐依頼(脚本)

異世界還りの聖女様!

檸檬桃緑茶

今すぐ読む

異世界還りの聖女様!
この作品をTapNovel形式で読もう!
この作品をTapNovel形式で読もう!

今すぐ読む

〇豪華な部屋
吉沢 奏楽(ソラ)「ギルマス!!!! 何があったんですか??」
ギルマス「・・・ 早速で悪いが・・・・・・」
ギルマス「君たちに緊急で依頼したいクエストがある!!!!」
吉沢 拓磨(タクマ)「・・・ 俺たち、活動停止のはずだけど・・・ 受けちゃっていいのか?」
ギルマス「本来は・・・ 活動停止期間中は依頼は受けれないし、俺がそれを許可しない!!!!」
ギルマス「・・・ だが、そう言っていられないことが起こってるんだ!!!!」
ギルマス「実は・・・・・・」
ギルマス「魔王領に近かった村が・・・ 魔王軍によって・・・」
ギルマス「いくつも滅ぼされているとの報告が入った!!!!!!」
吉沢 奏楽(ソラ)「何それ?!?」
高野 蓮(レン)「嘘・・・!?! 村が・・・ 滅ぼされたって・・・」
ギルマス「村に住んでいる女子供関係なく・・・ 全ての生き物が惨殺されていたようだ・・・」
吉沢 拓磨(タクマ)「・・・っ!!!」
高野 裕翔(ヒロト)「・・・ ひでぇな・・・」
ギルマス「緊急で冒険者たちで対応しようにも・・・ この街には今、魔王軍と戦える実力者は・・・・・・」
ギルマス「君たちパーティしかいないんだ!!!!!!」

〇豪華な部屋
高野 杏奈(アンナ)(き、急に大きい声! びっくりしたぁ・・・)
妖精「い、今魔王って言わなかった? や、ヤバい!! やばいよやばいよ!!」
吉沢 拓磨(タクマ)「・・・ まさか、ギルマスからの評価が高かったとは・・・・・・」
吉沢 拓磨(タクマ)「知りませんでした・・・」
ギルマス「君たちは気づいていないだろうが・・・」
ギルマス「君たちの実力はこのギルド内でもずば抜けている・・・」
高野 裕翔(ヒロト)(・・・ おぉ・・・ 結構高評価!!!!)
ギルマス「・・・ まぁ、奏楽君の破天荒さであまり威厳はないが・・・」
吉沢 拓磨(タクマ)「それは・・・」
高野 裕翔(ヒロト)「まぁ・・・」
高野 蓮(レン)「・・・ それが師匠としか・・・」

〇豪華な部屋
高野 杏奈(アンナ)「はいはいは~い!!」
高野 杏奈(アンナ)「お姉ちゃんはすごく強くて優しくて!! 私の目標なの!!!!!!」
吉沢 奏楽(ソラ)「トゥンク!!!!!!」
妖精「トゥンク!!!!」
  杏奈の一言により・・・
  
  一気に場の雰囲気が和やかになった。
ギルマス「魔法と剣で使って戦う近距離戦闘と拓磨君と裕翔君!!」
吉沢 拓磨(タクマ)「お、おう・・・」
高野 裕翔(ヒロト)「・・・ 俺たち戦闘スタイル被って・・・る?」
吉沢 拓磨(タクマ)「気にするのはやめよう・・・」
高野 裕翔(ヒロト)「・・・ だな・・・」
ギルマス「高度な魔法を使って戦う蓮君!!」
高野 蓮(レン)「こ、高度・・・!!!!」
ギルマス「回復や補助魔法のエキスパート! 奏楽さん!」
吉沢 奏楽(ソラ)「エキスパート!!!」
ギルマス「そして・・・ 杏奈ちゃんは・・・・・・・・・」
ギルマス「なんと言っても・・・」
ギルマス「可愛い!!!!」
ギルマス「奇妙な生き物を連れているが・・・ それを手懐けているところが・・・ またなんとも・・・」
吉沢 拓磨(タクマ)「・・・ ロリコンか?」
高野 裕翔(ヒロト)「ちょっと気持ち悪ぃな・・・」
高野 蓮(レン)「・・・ こいつから杏奈を引き離さないと・・・」
ギルマス「ま、まてまて!! 勘違いするな!! 俺は報告を受けてるだけだ!!」
ギルマス「杏奈ちゃんの変身した姿で戦う姿に・・・ 一部の信者がいるのだ・・・」
「信者・・・・・・」
高野 裕翔(ヒロト)「ギルマス!! その辺詳しく聞かせてもらっていいか?」
高野 蓮(レン)「・・・杏奈を変な目で見るな!!!」
ギルマス「だ、だから!! 俺はそんな目で見てないからな?!?!」
ギルマス「コホン・・・!!!!!!!!」
ギルマス「い、今は緊急事態なんだ!! その話は後にしてくれ!!」
吉沢 拓磨(タクマ)「・・・」
高野 裕翔(ヒロト)「・・・ ではあとでじっくり話を聞かせてもらおうか!」
高野 蓮(レン)「・・・ 逃がしませんよ!!」
ギルマス「も、もももちろんだ!!」
ギルマス「そ・・・ そんな君たちパーティに頼む!!!!」
ギルマス「魔王討伐に行って──」
吉沢 奏楽(ソラ)「行きます!!!!!!!!」
ギルマス「うおっ!! びっくりした!!」
ギルマス「てか、話聞いてたんだな・・・ てっきり寝てたのかと──」
吉沢 奏楽(ソラ)「魔王!!!!!! 嫌い!!!!!!!!」
吉沢 奏楽(ソラ)「今回の魔王!!!!!! 滅す!!!!!!」
吉沢 拓磨(タクマ)「・・・ 奏楽キレてんなぁ・・・」
高野 裕翔(ヒロト)「奏楽ちゃんどうしたんだろ??」
高野 蓮(レン)「・・・うーん・・・」
吉沢 拓磨(タクマ)「魔王ってさ・・・ 理由なく気まぐれに人間滅ぼそうとしてくるからさ!!!!」
吉沢 拓磨(タクマ)「そのせいで、召喚される人もいるし・・・ 奏楽や俺たちにとって諸悪の根源と言ってもいいんじゃないかな・・・」
吉沢 奏楽(ソラ)「魔王!!!! 今行くからな!!」
吉沢 奏楽(ソラ)「首洗って待ってろよ!!」
高野 杏奈(アンナ)「待ってろーー!!!!」
高野 蓮(レン)「・・・」
  こうして、
  奏楽たち一行も・・・
  
  ついに魔王討伐へと向かうことになったのだった。

ページTOPへ