第3話 猫は主人を選ばない(脚本)
〇屋敷の大広間
妄想のフィクションだけどいいお話にしたいな・・・また規約違反になりそうですが・・・
天野明先生。誰かわかりませんが、私の観察日記はやめて下さい・・・ストーカーは無駄です・・・
今のところのお話──
虎鉄「彼女なら、やらせろ、彼氏にご奉仕しろ!」
家族の耳に入り、能登半島でボランティア活動をすることになってしまう・・・
犬公方さま(ノラ)「彼氏とはなんですか?」
お兄ちゃん「きっとブランドバッグ貢いでくれる人だよ」
犬公方さま(ノラ)「ご奉仕って何?国語辞典に載ってないわ・・・」
お兄ちゃん「社会奉仕だよ。お前もカンカン集めて車椅子送っただろ」
犬公方さま(ノラ)「なかだし?あの人は何かつけないの?」
お兄ちゃん「そんなことは気にしなくていい! 部屋に帰りなさい」
犬公方さま(ノラ)「はい・・・」
ジョイ「おい、なんてことしてくれるんだ!」
オサ「犬公方さまを怒らせるな!」
オサ「もうこの家には、犬にエサをやる人はいないんだ!」
ジョイ「犬公方さまのかわいそう病で俺たちは生きてるんだ!」
ジョイ「オヤジは何もしないし、チュールの場所しか知らないし・・・」
オサ「少しはつつしめ!」
ジョイ「犬らしくしろ!」
虎鉄「すみません・・・」
〇古いアパートの居間
虎鉄「犬公方さま・・・」
犬公方さま(ノラ)「何か用ですか?」
虎鉄「その抱き枕の変わりに俺を抱きしめませんか?」
犬公方さま(ノラ)「えっ?」
虎鉄「もう最後ですよ、ほら、ほら」
ぎゅっ
犬公方さま(ノラ)「ぬいぐるみより良いです・・・」
虎鉄「犬公方さま、一緒に行きませんか? 幸せにします」
犬公方さま(ノラ)「ごめんなさい・・・私は行けないわ・・・」
犬公方さま(ノラ)「私はこの家にいます・・・彼氏ははんぺん人形でかまいません・・・」
虎鉄「どうせそういうと思っていました・・・」
虎鉄「さようなら、お元気で・・・」
犬公方さま(ノラ)「さようなら・・・」
作者は糖尿病です。お尻が薬を塗っても治らず、すごくかゆくてキチガイになりました・・・彼氏は人生にいらなかったのです・・・
ご声援ありがとうごさいました。がんばったのですが、ジャンププラスは無視です・・・作者の人生の物語は終わりです・・・