〇堤防
　　佐賀県有明海K町T漁港──
　　映画「ら・かんぱねら」クランクアップ
　　おめでとう御座います㊗️🎉
　　フジコヘミングさんの訃報は主役のモデル
　　奇跡のピアニスト
　　海苔漁師Tさんの耳にも届き
フジコ◎ミングさん「手見せて」
フジコ◎ミングさん「貴方天才の指をしてるわね」
フジコ◎ミングさん「でも１ヶ所だけ間違えて弾いてるところがあるわよ」
「ええ!?️」
　　漁のシーズンオフはパチンコざんまいやったオレの人生はすっかり変わってしもうた、
　　ばってん・・・
佐賀の海苔漁師さん「オレみたいな何のとりえも無い馬鹿な男に希望の光を与えてくれた・・・」

〇堤防
佐賀の海苔漁師さん「つい最近、人前でピアノを弾いた時」
佐賀の海苔漁師さん「あの時壇上で手がスムーズに動いたのは・・・」

〇コンサート会場
　　〜♬
　　〜♩！
　　貴女が側に居てくれたのかも知れない
フジコ◎ミングさん「大丈夫」
フジコ◎ミングさん「皆んな居るからね──」

〇明るいリビング
　　おまけ
私「最近リストさんが話しかけて来ます・・・」
私（この作品のテーマが「ラ・カンパネッラ」だからでしょうか）
フランツ・リストさん「僕だって💓したい・・・」
フランツ・リストさん「幸せか？」
フランツ・リストさん「幸せか？」
フランツ・リストさん「魅了の魔法──」
フランツ・リストさん「ラヴラヴフラッシュ」
　　よけた
私「ノーダメージ」
私「やーねー」
私「ちょっとグラっ💓と来たけど」
私「昔の五木ひろしか松田聖子の歌詞みたいな事聞かないでw」
私「昔何かあったみたいじゃないですかw」
私（言っとくけど彼は３人の子持ちですw）
　　最近キダタローさんが亡くなったので、可愛がってあげて下さいね・・・
私「終わり❣️」
ショパン君（・・・）
ショパン君（もう友とは呼べない‥ 友に近い何かだ）
フランツ・リストさん（ミソラヒバリ‥）
フランツ・リストさん（やはり渡すわけにはいかんな）
　　ありのまま↑
　　ナンパ通常運転
　　こんな彼ですが──

〇ヨーロッパの街並み
　　1830年代初頭フランス──
　　２人がまだ20代前半だった頃
リストさん（若い頃）「ショパンくーん」

〇豪華な部屋
リストさん（若い頃）「僕にも若くてひたむきな頃があったのよ──」
リストさん（若い頃）「ド失恋直後だったけど──」
リストさん（若い頃）「この曲のおかげで立ち直れたんだ──」
　　（ん？誰ですか、今「忘れてなかったゾ！️」て言ったの💧）
フランツ・リストさん「その時の恋の事は後で教えるよ❣️」
　　当時フランスでの人気は、リストさんの方が先でした──
　　が、政変の故郷ポーランドから泣く泣くフランスに亡命したおのぼりさんのショパン君を彼がどうやら気に入ってしまったらしく
リストさん（若い頃）「ラ・カンパネッラのピアノ譜書いたから、ちょっと見てくれ」
　　（余談ですが、日本で言うと、彼はショパン君より１学年下になります‥）
リストさん（若い頃）「俺、ピアノのニコロ・パガニー二になるんだ❣️」
リストさん（若い頃）「で、更に研鑽を積むんだ」
ショパン君（ニコロ‥ ウチの父親と同じ名前じゃん（イタリー読み））
ショパン君「どれどれ・・・」
ショパン君「こ、これは・・・」
ショパン君「技巧に凝りすぎ（by wiki）」
ショパン君「難し過ぎる、これじゃ誰も着いて来れない」
　　そこで急遽、彼は楽譜の簡便化をはかるのですが！️
リストさん（若い頃）「ここの音符♬を減らして・・・っと、」
リストさん（若い頃）「〜🎵」
リストさん（若い頃）「出来た・・・」

〇豪華な部屋
リストさん（若い頃）「君の言う通り書き直したよー」
ショパン君「どれどれ・・・」
ショパン君「うっ」
ショパン君「こ、これは・・・！！️」
リストさん（若い頃）「え、なになに、どうしたの！？️」

〇明るいリビング
フランツ・リストさん「結局のところ・・・」
フランツ・リストさん「簡便化したその楽譜もまた難しかったとさ！️」
フランツ・リストさん「ちゃん、ちゃん!!️」
ショパン君（うわー懐かしーあったなそんな事❣️）
私「（私このエピソード大好き💕）」

〇明るいリビング
私「ぎょ、まだ字数がある──」
私「皆様、最後までお読み下さりどうもありがとうございましたー❣️ 皆様に楽聖さん達の御加護があらん事を──」
フランツ・リストさん「バーイ」
ショパン君「ビー」
フランツ・リストさん「ところでショパン君そろそろ君の奥方（持ち人間）僕に譲る気はないかね」
ショパン君「ダメ！️絶対！️」