エピソード38『分からない答え』(脚本)
〇荒野
2037年、アフリカ。『柊モカ』
マァマを失ったボクは、ニホンから逃げ出した。
クマキメラ「・・・・・・・・・」
柊 モカ「た、助けて! 誰かお願い助けて!!」
ホーム・ホルダーの兵士「いたぞ! 撃て! 『柊なゆた』の子だ!」
柊 モカ「助けて! 助けて! マァマぁぁ!!!!」
〇荒地
そして、
・・・アフ〇カへ向かう途中に奪った。
柊 モカ「行きましゅよ! 『フリーシー』!」
柊 モカ(フリーシー装着)「『ホーム・ホルダー』のキミたちは、 おとなしく、〇になしゃい!!」
ホーム・ホルダーの兵士「母さん、ごめん! 帰れない。 ごめんよ、サヤ!!」
柊 モカ(フリーシー装着)「え?」
奪って、・・・ヒトをあやめた。
ボクは、許されない人間になった。
柊 モカ(フリーシー装着)(ごめんなしゃい)
〇黒
「ごめんなしゃい!ごめんなしゃい!ごめんなしゃい! だ、誰か、許して!!」
〇荒野
逃げている最中、
ボクは『化け物』に貴重な食料を分け与えた。
歯車フォーチュン「本当に、いいのか? 食べていいのかい? もう、返せないよ」
歯車フォーチュン「嗚呼、 生まれて、こんな美味しいものは食べた事がない。 キミは、こんな幸せを私に、」
柊 モカ「美味しい、でしゅか。 ・・・それはよかった」
歯車フォーチュン「・・・ありがたう、キミ。 とても幸せな最期になれたよ。 ・・・私は、一生、絶対にキミを忘れない」
柊 モカ「な、なんで! なんで! なんでなんでしゅか!!」
レッド・ボーイ「悪いヤツは倒さなきゃいけないんだよ。 正義の味方、ってヤツは特にな」
レッド・ボーイ「次、会う時までに覚えとけ。『紅狗フリーシーのモカ』」
〇荒地
柊 モカ「マァマ、ボクはいったい、」
柊 モカ「いったい、どうすればいいのでしょ?」
柊 モカ「────マァマ」
ボクは知りたかった。
けれど、それを教えてくれるマァマは、
もう、この世には存在していなかった。
𝓽𝓸 𝓫𝓮 𝓬𝓸𝓷𝓽𝓲𝓷𝓾𝓮𝓭
うわぁん( ;ᯅ; )モカちゃんツラい…
悲しい事があってそれでも進み続けるモカちゃんは優しくて強い子だね
幸せになって…モカちゃん🙏