〇可愛い部屋
ヘル「もー！ 飽きた飽きたー！」
ガングレト「そう仰られてもヘル様が 自ら日本に行きたいと・・・」
ヘル「だーってパパが日本に行っちゃうから」
ヘル「ヘルはパパが日本のひとに飽きるまで ここで待つよー！」
ガングレト「全くワガママなんだから〜」

〇可愛い部屋
ガングレト「はいはい出来たてですよ〜」
ヘル「おいっしー！」
ガングレト「ご機嫌は直りましたか？」
ヘル「まあまあ！」
ガングレト「まあまあか〜・・・」

〇牢屋の扉

〇可愛い部屋
さえき「・・・えっ？」
ヘル「ん？だーれ？」
さえき「マジビビった・・・ 拍子抜けだわ・・・」

〇荒廃した教室
　　少し前・・・
　　K県のとある廃墟
まやみ「これ、配信しよーよ！」
さえき「やべー空気出てんな〜」
まやみ「あっ電波悪い！」
さえき「Wi-Hyi駆使してなんとかなるかな〜」
透「まや！こっち来てみ！」

〇荒れた倉庫
透「奥に扉あんぞ」

〇荒廃した教室
まやみ「えー!!マジ!! どこどこ!?」
さえき「ん〜・・・」
さえき「電波入んねぇな・・・ あれ？」
さえき「みんなどこ行った？」

〇荒廃した教室

〇荒れた倉庫
さえき「・・・おーい」
「おい、どこ行った!?」
「わかったからそういうの！ いいから!!」
さえき「・・・」
さえき「・・・あっ」

〇牢屋の扉
さえき「・・・」
さえき「・・・はは からかうなって・・・お前ら」

〇可愛い部屋
ガングレト「お友達・・・ですか 誰も来なかったですが」
さえき「ここって廃墟じゃなかったんだね」
ガングレト「一部のお部屋を旅行中 お借りしているのです」
ガングラティ「よろしければどうぞ」
さえき「うまい！ 全員可愛いし最高かよ」
さえき「ヘルちゃん特に可愛いよね〜」
ヘル「さえきもヘルの好みだぞ！」
さえき「え〜・・・じゃあ俺と付き合う？」
ガングレト「さえきさんはお連れの女性と はぐれている最中では」
さえき「あー・・・ まあカップル２組で来たけどさ」

〇荒廃した教室
さえき「別にあいつも浮気してるし」
さえき「つーかあいつらもそんなもんだし」

〇可愛い部屋
さえき「そんなもんじゃん」
ヘル「・・・」
ヘル「パパみたーい さえき嫌い」
さえき「はは・・・ 嫌われちゃった？」
さえき「・・・ん？」
さえき「ドーナツ・・・ なんか変な感触が・・・」
さえき「・・・えっ？」

〇黒
「ひっ!!!」
「うっ！腕!?人間の!?」
「なっ・・・なっ・・・っ!!」
ヘル「優しいお兄ちゃんかと思ったのに」
さえき「まっ・・・ヘルちゃん!! 何こ・・・」
さえき「れっ」
「げ」
「ごぉ ぶ」

〇荒れたホテルの一室
ヘル「さえきは美味しいかな」

〇可愛い部屋
ガングレト「さてさて・・・ どうでしょうねぇ？」
ガングレト「はーい出来たてですよ〜」
ヘル「でもさっき３つ食べたし お腹いっぱーい」
ヘル「そんなことより飽きた飽きた〜！」
ガングレト「もー・・・」
ガングレト「帰りましょうってばぁ・・・」

〇牢屋の扉

〇牢屋の扉

〇牢屋の扉

〇黒