灰色の狩り人

グリモン

エピソード4(脚本)

灰色の狩り人

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〇警察署の廊下
雅気「冴木、芽能大丈夫か?怪我はないか?」
冴木「大丈夫ですよ、無事に帰ってくるという約束は守りました」
雅気「それならよかった」
雅気「あとラフレシアは倒せたのか?」
冴木「もちろんです、ちゃんと核もありますよ」
雅気「遂にレベル4のヴァンパイアを倒せるようになったのか、ならこれからはもっと難しい依頼も増えるだろうし、頑張ってくれ」
雅気「とにかくこれは本部に提出しておくから、よろしく頼んだぞ」
「はい」
雅気「あと最近新人が来たらしいから、よかったら仲良くしてやってくれ」
冴木「わかりました」
芽能「遂に私も先輩になるのか、なんか複雑な心境です」
冴木「先輩になったからといって特に変わることはないんだしあまり気にしすぎるより、自分がすべきことをするほうがいいと私は思う」
来栖「あの~すいません」
芽能「はい何でしょう?あっ!もしかしてあなたが新しく入った新人さん?」
来栖「はい、新しく本部に配属になった来栖晴奈ですよろしくお願いいたします」
冴木「よろしく来栖さん。私はヴァンパイアハンターの冴木で、こっちが私の部下の芽能ちゃん」
芽能「どうも」
来栖「冴木さんに芽能さんですね、これからよろしくお願いいたします」
冴木「こちらこそよろしく」
冴木「私達に何か用?」
来栖「あの~会議室ってどこにありますか?ここにまだなれてなくて」
冴木「会議室なら、ここをまっすぐ行ったところの突き当たりにあるよ」
来栖「ありがとうごさいます、では失礼します」
冴木「なんかきっちりしてそうな新人さんだね」
芽能「そうですね、なんとなく真面目そうですが、冴木さんの横は私は絶対に譲りません」
冴木「はいはい、それじゃ芽能ちゃんいつも通り喫茶店にでも行く?」
芽能「行きましょう!」

〇レトロ喫茶
芽能「いつ飲んでも、ここのコーヒーは美味しいです」
冴木「そんなにコーヒーが好きなの?」
芽能「好きって言うより、美味しいから飲んでるんです」
冴木(それって同じなんじゃ・・・・・・)
芽能「先輩は何も頼まないんですか?」
冴木「私はいいかな、特にお腹も空いてないし」
冴木「芽能ちゃん、ちょっとごめん。もしもし?」
雅気「冴木、すまないが明々後日に仕事を頼みたいんだがいいか?」
冴木「いいですけど、仕事って何ですか?」
雅気「蒔川市にある廃線でつい最近ヴァンパイアらしき人影の目撃情報があるんだが、そこに調査に行ってほしい」
冴木「なるほど、ちなみにその廃線は蒔川市のどこにあるんですか?」
雅気「それは、今度地図のデータを送るから」
冴木「分かりました」
雅気「この仕事を引き受けてくれるか?」
冴木「やりますよ、私達はヴァンパイアを倒すのが仕事なんですから」
雅気「分かったでは頼んだぞ!」
芽能「また、仕事の依頼ですか?」
冴木「そうだよ、明々後日に蒔川に行って欲しいって」
芽能「明々後日ですか、頑張りましょう。私達はヴァンパイアの根絶を目指しているんですから」
冴木「それなら、今日は解散して明々後日に備えるとしようか」
芽能「そうですね、ではお先に失礼します」
冴木「あっ!ちょっと・・・・・・行っちゃった」
冴木「まぁまた今度お金は返してもらえばいいか」

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