合成スキルで私は生きています

マダオ

エピソード2(脚本)

合成スキルで私は生きています

マダオ

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〇英国風の部屋
  この世界に来て5年後
セリア「この世界には、慣れて来たかな~まだ、お風呂は無いのだけど、ご飯も美味しくなったし、最初の頃は素材の味付けって感じで」
セリア「健康的な食事なんだけど、美味しくない時もあるから、お肉は臭いとかね、だから、合成スキルで、調味料を作って」
セリア「教えたんだけど、まさか、人気がでて宿屋じゃなく、食堂化しちゃったし、まっいいかな~、儲かってるぽいし」
宿屋のリリ「失礼します、お姉さん、おはようございます、お布団のシーツとか、回収と掃除にきました」
セリア「リリちゃん、ありがとう、昨日、遅くまで料理の練習してたのに、リリちゃんは頑張りやさんなのですね、無理しないように」
宿屋のリリ「お姉さんも、私の練習に付き合ってくれまして、ありがとうございます」
セリア(リリちゃん最初に会って5年になって、大人っぽくなりましたね、最初の時は13歳だったね、まさか、こんなにも大きく育つなんて)
セリア(いろんな所が・・・私は何も変わってないのが、謎だけど、これは、やっぱりあのスキルのせいかな?)
セリア(う〜ん、最初に合成した生命力吸収プラスα、敵の生命力以外にも何か吸収して、私の年齢が変わって無さそう?)
セリア(やっぱり、あの女神が使ってたタッチパネルが欲しいですね、今の状態も見られそうだし、スキルも多くなってきたしね)
宿屋のリリ「お姉さん、終わりました、今日はこれから、お出かけですか?」
セリア「ありがとう、う〜ん、今日は1日この部屋に居ようかな~」
宿屋のリリ「わかりました、ご飯になりましたら、お呼びしますね、失礼します」
セリア「さてと、集めた大量のスキルを合成して、何が出来るか試してみましょう」
セリア「頭の中でスキル一覧表示を想像、増えすぎて、全然使ってないスキルもあるね、それも、いつ取ったのかわからないスキルもあるし」
セリア「あのタッチパネルスキルに似たのを組み合わせば、出来そうかな?」
セリア「このスキルと、このスキルはどうかな~う〜ん、違うっぽい」
セリア「これと、これは・・・」
  2時間後
セリア「疲れたかも、頭をフルに使うのは、現世の時の勉強以来ですね、50回は合成してたけど、まったく、出来ませんね」
セリア「まぁ、使えそうなスキルは増えたけど、もっと頑張ってみよう」

〇英国風の部屋
セリア「・・・」
セリア「少し寝落ちしてしまいましたね、えっと、もう暗くなってますね、合成150回はやったけど、まだ、出来ませんね・・・」
セリア「う〜ん、やり方を変えてみようかな~分解スキルを持ってたから、タッチパネルみたいな物の分解して、分解したのを、合成スキルに」
セリア「入れて、作りたい物を思い浮かべて、後はそれらしいスキルを付ける、このスキルが良さそうかな~これでどうかな」
セリア「やっと、出来ましたね、名前はスキル謎タッチパネルにしておきましょう」
セリア「それじゃさっそく、うん?画面はでるのだけど、ステータスが見れない?他のスキルも付けてみましょう」
セリア「えっと、このスキルが良さそうかな~他にも付けてみよう」
セリア「どうかな~、やったね、あの女神が使ってたのとほぼ、一緒なのが出来たね、これでスキルの整理と自分の今のステータスが」
セリア「見れますね、えっとステータスは、やっぱり、歳が変わってない、15歳のままですね、うん?人族の横に女神の眷族になってますね」
セリア「あの、女神の眷族はちょっと、嫌ですね、これは変えれないかな~まぁ、後で考えましょう、先にスキルの整理と効果が確認ですね」
セリア「やっぱり、生命力吸収プラスαの効果に寿命も吸収効果もありますね、だから、ここに来た時の年齢で止まったままなのですね」
セリア「もしも、誕生から始めてたら、赤ちゃんに戻ってたかも、危ない状態でしたね、後はスキル使用にLPが必要ぽい」
セリア「今のLPは1000って、普通に高いのかな~ 基準値がわからないから、高いかどうかはわからないけど、普通の人より」
セリア「高くなってそう?、これも、生命力吸収スキルの効果かな~スキル以外に魔法は使えるの無いかな~?」
セリア「全くないし、魔法少女をやってみたかったから、ちょっと、残念、この謎カラダなら種族を変えたら、魔法使えるようになるかな?」
セリア「うん?何このスキルは、魔法無効化のスキル、これは何処で取ったかな?あっ、あの時の魔物、魔術師殺しの魔物」
セリア「魔法が使えない私からしたら、たいして強く無かったけど、普通の魔術師は強敵だね、魔法無効化は、うん?」
セリア「もしかして、魔法が、使えないのが、このスキルせい?」
セリア「魔法スキル持ってるけど、使い方がわからなかったから、もしかしてね、う〜ん、魔法無効化スキルは便利だから仕方ないね」
セリア「まぁ、魔法が使えなくても、火スキルとか、水スキルとか、覚えてるから、気にはしてなかったからね」
セリア「後のスキルと効果を確認しておかないと」

〇英国風の部屋
セリア「ふぁ〜、ちょっとだけ、眠いかも、何とかスキルの整頓は出来ましたね・・・」
セリア「そういえば、ここに来て5年になっちゃったですね、このまま、居たら、歳が変わらないから、変に思われるかも?」
セリア「ここは魔法の世界だから、わからないけど、まぁ、この辺りの魔物は狩り尽くしちゃったから、新しいスキルを覚えるのが難しいかも」
セリア「そろそろ、違う所に向かいましょう、リリちゃんと離れるのは寂しいけど、このまま、居たら、絶対に年齢の差ができますね」
セリア「リリちゃんの事をお姉さんって言わないといけなくなりそうですし、離れますか」
宿屋のリリ「おはようございます、お姉さん」
セリア「あっ、リリちゃんちょっとお話があるの、少し良いかな~?」
宿屋のリリ「はい、お姉さんお話はなんですか?」
セリア「もう少ししたら、違う街に行こうと思ってるかも、親しくして貰った人達に別れの挨拶をして、行こうと思ってます」
宿屋のリリ「えっ!!お姉さんこの街から出ていちゃうの〜」
セリア「えぇ、次の街に行こうと思ってます」
宿屋のリリ「あの・・・お姉さま行かないで下さい・・・お姉さまと一緒居たいです」
セリア「私もリリちゃんと別れるのは寂しいけど、リリちゃんの将来もあるから、私がこのまま居てもお邪魔になりますし」
宿屋のリリ「お邪魔ではありません!お姉さまのおかげで、この宿屋は街1番になりましたし、美味しい料理も教えてくれましたし」
宿屋のリリ「何より、私がお姉さまと一緒に居たいです!」
セリア「ありがとう、リリちゃん、だけど、リリちゃんにはこの宿屋を受け継ぐのでしょう、良い人も見つけて、家庭も築くのでしょう?」
セリア「私が居ましたら、邪魔になりますし、だから、次の街に行こうと思ってるかも、リリちゃんの幸せのためにも」
宿屋のリリ「はい・・・わかりましたお姉さま、私の両親にも伝えてきますね」
セリア「ちょっとここに居すぎちゃったかな~リリちゃんに懐かれちゃったし、前世の妹達を思い出しちゃったね、さすがに悲しくなりますね」
セリア「親しくして貰った人達に挨拶に行きましょう」

〇海沿いの街
セリア「ふぅ~、着きましたね次の街に海がある街ですね」
セリア「さてと、ここの魔物をコンプリートでもしましょうか」
セリア「最初に拠点にする宿屋を探さないとね」

〇海辺
セリア「一応、海に来ましたけど、海系魔物をどうやったら、遭遇するかを、考えないとね」
セリア「船だと、会える回数は減りそうだし、特定の魔物しか会えそうに無さそう、釣りだと、時間かかるし、どうしょう」
セリア「やっぱり、海の中に入るしかないね、しかし・・・前世では泳いだ事が無いからね、泳ぎの得意な魔物のスキルを最初に覚えないと」
セリア「探す前に水着を着替えましょう」
セリア「何処かな~魔物」
海の魔物「ggg」
セリア「何か泳ぎが得意そうなの居た」
セリア「生命力吸収プラスαっと」
海の魔物「・・・」
セリア「えっと、何を覚えたかな~水泳スキルゲット」
セリア「後は、水中でも、息が出来るスキルは無いかな~風系スキルと何のスキルがいいかな〜泡っぽいスキル、バブルスキルっぽいの」
セリア「これと、これかなって〜これで、良さそう」
セリア「さてと、入ってみよっと」

〇アクアリウム
セリア「海の中、息も出来ますし、泳ぎも出来ますし、成功ですね」
セリア「あっ見つけました」
  3時間後
セリア「ふぅ~、結構スキル取れたかも、もう少ししたら、帰りましょう」
ボス系ぽい魔物「グルグル」
セリア「何か出てきたね、ボスぽいの、確かあの街で聞いた、ここに住むヌシが遠くに船を出す事が出来ない原因って言ってたような気がする」
セリア「どうしょうかな~これ、もう出会ってしまった事だし、スキル貰っちゃうかな~強そうですし、今の私なら倒せそうかわからないけど」
セリア「フルでスキルで戦うのは始めてだから、何処まで、強くなるのか試せる相手かやってみましょう、危ない時は転移スキルで避難」
セリア「すればいいし、まだ、女神の加護も切れてないから、一回戦ってみましょう」
  5分後
ボス系ぽい魔物「・・・」
セリア「あら?もしかして倒しちゃった?スキル10種類しか使ってないのに早から終わっちゃった、まぁ良いかな~」
セリア「この魔物からレアスキルも取れましたから」
セリア「この魔物を持って帰るのが大変、大きさも関係無く入るバックとかあると便利だけど、そんなのあるわけないし・・・」
セリア「物理法則を無視した感じのバックはおかしいし、まぁ、今考えてもしょうがないし、帰りましょう」

〇英国風の部屋
セリア「ふぅ~、やっと、休めますね」
セリア「あんなに、街の人達に感謝されるのは初めてだから、余り慣れてないから、ちょっと疲れますね、やっぱり」
セリア「これから、どうしょうかな~ボスっぽいの倒しちゃったし、まだ、魔物を、コンプリートしてないから、もう少し居ましょう」

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