読切(脚本)
〇可愛い部屋
自分「哲学や思想にハマっていたので、思想のためにしぬ人がいることは知っていたが、思想のために子づくりする人もいるんたな」
自分「おそろしい」
自分「思想のために生きてどうするんだ」
自分「脳を使った自己実現にはオツリがある」
自分「何かを得ようとする欠乏思想から何かすると欠乏が残る」
自分「欠乏も満たしも観念か」
自分「欠乏はマイナス側に、満たしはプラス側に出っ張っている」
自分「どちらも余剰物」
自分「余剰を演じている」
自分「もともと存在しなかったはずの余剰人間だったのか」
自分「あるとかないとかは脳の余剰ごみ記憶でしかない」
自分「さようなら」
自分「わお 楽になったな 何も覚えてなくていいじゃん」