〇川に架かる橋
かんな「よっ」
かんな「こんちは」
かんな「それとも「おはよう」かな？」
かんな「あなたの今の時間がいつだか　わたしは知らないんだけど」
かんな「とりあえず、かんなです」
かんな「今日は来てくれてありがと」
かんな「って言っても、エピソード２回目から、すでに話題ないわ」
かんな「なに言えばいいのかな」
かんな「まあ、とりあえず、あれだ」
かんな「今日、いま、わざわざかんなに会いに降りてきてくれたあなた」
かんな「あなたはたぶん、いいヒトだ！」
かんな「とりあえず、あれだな」
かんな「なんか、今日はこのあといいことあるといいよね、って」
かんな「言っておくよ。とりあえず」
かんな「なんかあれね。元気出ること言う、っていうのが」
かんな「ここのなんか、テーマみたいだから」
かんな「ちょっとはなんか、元気出そうなことやろうか」
かんな「どーせバーチャルだし。お金もいっさいかからない」
かんな「じゃ、とりあえず場所移動だね」
かんな「こういう、どこでもありそうな住宅街じゃない場所に行こう」

〇海辺
かんな「これね、作者のヒトが音楽まちがえて」
かんな「なんかいきなり　感動のエンディングの音楽きた」
かんな「なんかこれだと　かっこいいこと言わないとダメそうだよね」
かんな「じゃ、なんか言おうか。なにがいいかな」
かんな「・・・・・・・・・」
かんな「『ずっとずっと、きみのことだけ見ていたよ！』」
かんな「とか？」
かんな「いきなりあたしに言われると」
かんな「脈絡なくても　ちょっと嬉しい？」
かんな「いやいや」
かんな「それだとわたしが、ただの、変なヤツだ」
かんな「いまの言葉は撤回しよう」
かんな「だいたいこれ、女の子が見てるかもしれないしね」
かんな「いきなり百合展開は、まあ、あれだ」
かんな「まあとりあえず、」
かんな「海のこと、話すわ」
かんな「たまたま背景海だし」
かんな「いいよね、海は」
かんな「なんかさ、逃げ場があるっていうか」
かんな「何もしてなくて　ただ見てるだけで」
かんな「なんか絵として成立するし。誰にも文句言われない」
かんな「くりかえす波音がさ、」
かんな「単調なんだけど、なんか飽きない」
かんな「風のにおいもする」
かんな「今もし、これ見てるあなたが、なんかで行きづまってたら、」
かんな「とりあえず、仕事やすんで、勉強さぼって、」
かんな「むりやり、海を見に行くと、」
かんな「なんか気分かわって、いいかもよ」
かんな「冬の日本海とか、北海道だと、」
かんな「無駄に吹雪で寒すぎたりするか」
かんな「むかし、ひとりで、島根の日本海見に行ったとき、」
かんな「ひとりで海岸たってたそがれてたら、」
かんな「警官の人きて、」
かんな「「はやまるな。大丈夫か。」とか、」
かんな「言われたことあるわ」
かんな「むかしって、あれね、わたしかんなの記憶じゃなくて、」
かんな「作者のヒトの、記憶だね」
かんな「この人たまに、キャラに自分を語らせるから要注意人物だよ」
かんな「わたしかんなは、島根関係ない、バーチャル世界の住人だからね」
かんな「えっと、」
かんな「なんのはなし、してたっけ」
かんな「海はいいぞ、とか。それだったか」
かんな「まあでも、」
かんな「人生にいきづまったら、とりあえず、海はありだ」
かんな「身を投げて死ぬとかじゃなくて、だよ　もちろん」
かんな「寒くてもいい」
かんな「とりあえず浜に立って、30分くらい、ぼーっとしてたら、」
かんな「だいたいのことは、なんとかなりそうな気がしてくる」
かんな「意外と世の中の、だいたいのことは、」
かんな「そんなに死ぬほど、たいしたことじゃない」
かんな「これ描いてる作者のヒトは、メキシコの山ん中にいる」
かんな「その人から見たら、日本っていう島で、誰がどこで悩んでるとか」
かんな「そんなん知らんし」
かんな「逆に言うと、日本のあなたは、」
かんな「メキシコの山の中の人の悩みとか、まあ、どうでもいい」
かんな「おたがい、その程度のものなんだよ」
かんな「だからまあ。本気であんまり悩んだりしないで、」
かんな「だいたい、てきとーがいちばんだ」
かんな「だいたい、なんとかなるなる」
かんな「はい。じゃ、今日はこれで」
かんな「以上。かんなからの、」
かんな「ちょっぴり元気が出そうな言葉、でした」
かんな「まあとりあえず、長野とか住んでる人は、」
かんな「がんばって海へ行け！」
かんな「諏訪湖とかで、妥協しちゃダメだよ！」
かんな「まあ、とか、どうでもいいし」
かんな「とりあえず、終わりです」
かんな「じゃ、またね。また、気が向いたとき、」
かんな「わたし、かんなの、むだばなしに、」
かんな「つきあってくれたら、かんなは喜ぶよ」
かんな「ばいばい、またね！」
かんな「元気だして！　だいたい、てきとーで、ぜんぜんオッケーだから！」
かんな「またね！」