エピソード1(脚本)
〇謁見の間
Xxxx年1つの国が滅びようとしていた
ヒロ「レン君だけでも逃げろ!!」
レン「いやだ!!」
レン「君の居ない世界なんて、僕は耐えられない」
ヒロ「何を言っているんだ!」
ヒロ「君は──」
レン「もぅ、耐えられないんだ・・・」
レン「皆を失うのは、」
レン「君まで居なくなったら、僕は・・・」
兵隊「敵がもぅ、目の前まで」
ヒロ「わかっている」
ヒロ「レン!頼む!」
ヒロ「君だけでも生き延びてくれ」
レン「いやだ!」
レン「君が死ぬなら僕も一緒に──」
ヒロ「どうして私の言う事が聞けないんだ」
レン「君の事が好きなんだよ」
ヒロ「・・・””」
ヒロ「わかった、」
ヒロ「私は死なない」
ヒロ「だから、また後で会おう」
ヒロ「あの、約束の場所で」
ヒロ「おい!レンを頼む」
兵隊「ハッ!」
ヒロ「フッ」
ヒロ「あの、約束の場所か」
ヒロ「懐かしいなぁ」
ヒロ「来たか」
アカ「へへッ追い詰めたぞ」
ジン「生け捕りにしなさい」
アカ「了解」
ヒロ「行くぞ!!三剣士」
三剣士「ハッ!」
〇湖畔
兵隊「ここまで来れば、安全です」
レン「ヒロ・・・」
クモ「レン様、きっとヒロ様は大丈夫です」
クモ「信じましょう」
〇謁見の間
アカ「お前中々やるな」
三剣士「ヒロ様はお逃げください」
ヒロ「三剣士!?」
三剣士「お早く」
ヒロ「許せ」
〇湖畔
レン「ヒロ・・・」
ヒロ「レン」
レン「ヒロ!無事だったんだね」
ヒロ「当たり前だろ!」
ヒロ「私が好きな人を悲しませる訳ないだろ」
レン「ヒロ・・・」