〇体育館の裏
アヤカ（受け取ってくれるかな？）
タクマ「話しってなに？」
アヤカ「あの、これ！」
タクマ「チョコ？」
アヤカ「そ、それじゃぁ、」
タクマ（どうしたんだろう？）
　　アヤカは、タクマにチョコを渡すと何処かに行ってしまった
タクマ「まぁ、いいか」
タクマ「ん？」
　　よく見ると手紙が入っていった
　　開けてみると『好きです』っと書いてあった
タクマ「──」
　　タクマはビックリして言葉が出ない
タクマ「マジかよ」
タクマ「そういう事だったのか」
タクマ「急いで追いかけよう！」

〇桜の見える丘
アヤカ（思わず逃げちゃったけど・・・）
アヤカ（嫌われたかな）
「お~い」
　　声が聞こえてきた
タクマ「お~い」
アヤカ「ど、どうしてここに!?」
タクマ「手紙を見て急いで追いかけてきた」
アヤカ「私なんか、嫌いですよね・・・」
タクマ「ごめん」
アヤカ「ですよね・・・」
タクマ「その言葉を俺から言わせてくれ!!」
タクマ「君のことが好きだ」
アヤカ「うそ・・・つかないでください」
タクマ「本気だ」
タクマ「だから・・・」
タクマ「一緒にチョコ、食べよ」
アヤカ「はい！」