ユキに願いを。

あとりポロ

ユキに願いを。(脚本)

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〇黒背景
  今、アナタは何処に居ますか?
  ・・・遠く、船の上でしょうか?
  ・・・温かい、暖炉の前でしょうか?
  ・・・それとも、
  私を驚かす為に、・・・後ろに立ってたり?
ユキ「あーあ、 こんな私、・・・迎えに着てくれないわよね」
  ・・・雪は白くて、
  ・・・厳しくて、
  でも、毎年感じるの
ユキ「何でだろ。 ・・・・・・温かいんだよね」
  ・・・もし、アナタが、
  ・・・海に出たなら、
  ・・・どうか無事で居て。
  ・・・あたたかな暖炉の前に居るなら、
  周りの方たちを、
  
  ・・・どうか大切にしてね。
  もし、
  
  ・・・もし、
  ・・・・・・私の後ろに居るなら、
ユキ「それはもう、 ・・・・・・世界一、有り難いのに、な」
  ・・・アナタが居ない街の灯は、
  ちょっと薄暗くて、
  少しだけ、見えづらく思うけど、
  やっと、
  
  この目に馴染んできたかもしれないです。
  どうか、アナタが、
  どこか遠くで、笑っていてくれることを、
ユキ「『ユキ』は、・・・切に願います」
ダイチ「よっ、」
ダイチ「ここは、寒いし、暗いし、」
ダイチ「怒られるのも、めちゃくちゃ覚悟するから、」

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コメント

  • 想いが届かぬ相手へのポエムのようで、切なさがしみじみ……!
    ラストのホッコリする〆方もよかったです!!
    あぁ、優しさが伝わる恋愛したい(涙)

    ありがとうございました。

  • この季節にぴったりの素敵なお話(。>﹏<。)🍀いやほしのななかさんの作品ならいつも読みたい!本作のヒロインのように。待ちわびております!ありがとうございましたm(_ _)m🍀

  • 詩を朗読してるようで、とても素敵でした!!
    わずか1分の間でも、遠い夢の世界へ行ったようです。
    創作の素晴らしさを感じました!!
    とても良いホリディ体験ですね😃

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