無人島収録の結果は!?(脚本)
〇近未来の病室
太陽「うーん?」
ぴかり「太陽、起きた!?」
太陽「わ、ぴかり!?」
太陽「えっと・・・ここは?」
浅葱 竜「目が覚めたようだな」
青葉「俺たちはマジパフォのエネルギーを 使い切って倒れたんだ」
太陽「へ?」
ぴかり「もー、二人とも倒れちゃうから」
ぴかり「無人島バーベキュー ボク一人参加だったんだからね!」
太陽「え? は? まてよ、今何時!?」
浅葱 竜「無人島から帰ってきて一日経つ」
太陽「えええええ?!」
青葉「太陽、うるさい」
太陽「だってさー! せっかく一位だったのに 番組終わっちゃったんだろ!?」
ぴかり「あー。それねぇ・・・」
太陽「ぴかり、どうした?」
ぴかり「ボクたち、結局びりっケツだったよ」
太陽「なんだってー!?」
ぴかり「3位のチームが宝箱見つけて 大逆転1位」
ぴかり「2位チームは三日目のポイント交換で ボクたち抜いてったんだよ」
青葉「三日目に何も交換できてない俺たちは 3位に転落ってことだ」
太陽「くそー、がんばったのにぃ」
浅葱 竜「仕方あるまい」
浅葱 竜「昼にギッシュが出現する特異な事態が 起きたんだ」
浅葱 竜「収録を止めるわけにもいかんしな」
太陽「うぅ・・・悔しいぜ!」
浅葱 竜「なら、次に挑め」
太陽「次!? 次ってあんの!?」
浅葱 竜「ふふふ、もう既に用意してある」
青葉「聞いてないですけど???」
ぴかり「え、今度は何させられるの?」
浅葱 竜「今度は」
浅葱 竜「東京ドームで デビュー曲&グループ名発表だ」
ぴかり「えええ!? いきなり大舞台!?」
青葉「グループ名!?」
太陽「なんか、すげーな!!」
浅葱 竜「まあ、俺たち「レジェンズ・キング」の ライブ前座ってやつだがな」
〇コンサート会場
レジェンズ・キング
浅葱 竜(あさぎたつ)
蘇芳 勝(すおうまさ)
千草 カメ(ちぐさかめ)
黒金 ハク(くろがねはく)
の四人からなるグループ。
若い頃から長年人気が衰えない
エンターテイメント界の重鎮。
〇近未来の病室
ぴかり「わぁ、すごぉい」
浅葱 竜「日付は三ヶ月後! 夏休み中頃だな」
浅葱 竜「その間に デビュー曲の歌と踊りのレッスン」
浅葱 竜「太陽は転校!」
太陽「はへ!?」
浅葱 竜「グループ名の決定!」
浅葱 竜「そして・・・」
浅葱 竜「マジパフォの変身を覚えてもらう!」
太陽「変身って!」
青葉「いいんですか?」
浅葱 竜「あぁ。今回の放送が始まれば いい具合にファンも増えるだろう」
浅葱 竜「カメがなかなかいいドラマが 撮れたと言っていたからな」
ぴかり「え、まってどこ流すつもり!?」
太陽「よくわかんないけど 力が増えるのはうれしいな!」
青葉「・・・・・・嫌な予感がする」
浅葱 竜「というわけだ。 変身、しっかり覚えてもらおう」
浅葱 竜「そのままでも一般人よりは 身体能力があがる」
浅葱 竜「だが、きちんと変身を覚えれば 様々な力が使えるようになるからな」
浅葱 竜「そして、指導を担うのが」
太陽「だれだれ?」
浅葱 竜「入っていいぞ!」
???「こんにちは!」
「アナタは!!!」