九段目 変ワル未来(脚本)
〇不気味
ゼロ「キミエちゃん 上手くやったみたいだ」
ゼロ「それにしても どこへ行ったんだ 装置も応答がなかったし」
ゼロ「先に 転送された? 一度 戻ってみよう」
〇魔法陣のある研究室
ゼロ「指揮官」
指揮官「C244 よくやりました」
指揮官「これからも 仕事に励んで下さいね」
ゼロ「え 俺は追放されたんじゃ」
「なぜ仕事をこなした貴方を 追放するのですか?」
ゼロ「指揮官 ここで岡崎キミエと 接触したことを覚えていますか」
指揮官「なぜ貴方のターゲットと 接触する必要が?」
ゼロ(次元の未来を変えたから こちらにも影響が出ているのか)
ゼロ(つまり 俺が任務に成功した 次元に書き換わったんだ)
指揮官「貴方 どうしてそんな汚い格好なんですか」
ゼロ「いや〜これは」
ゼロ(貴女に追放されて 次元の間を彷徨っていたからです)
ゼロ「ところで イチは今どこに」
指揮官「イチ?」
ゼロ「C245ですよ」
指揮官「あれは捜査官が任務を失敗した時に 貴方の細胞から生み出すものです」
ゼロ「じゃあ 二・・・ C246も存在していないんですか」
指揮官「そうですね」
「言うなれば 全て貴方 という事になります」
〇屋上の入口
キミエ「いっ君」
〇神社の石段
キミエ「いっ君」
〇日本家屋の階段
キミエ「いっ君」
〇高い屋上
キミエ「いっ君」
〇黒背景
ゼロ「今までイチやニが 考えていた事、見た事が流れ込んでくる」
ゼロ「キミエとの思い出も、全部」
〇魔法陣のある研究室
ゼロ「指揮官 お願いがあります 俺をクビにしてください!」
指揮官「何を言ってるんですか」
ゼロ「指揮官ならわかってくれますよね」
ゼロ「愛する人の為に 自分の生きる世界を投げ出す覚悟を」
指揮官「・・・」
指揮官「あなたの思い描く未来じゃ ないかもしれませんよ」
ゼロ「お願いします」
指揮官「貴方のような役立たずは 捜査官の資格はありません」
ゼロ「ありがとうございます」
指揮官「C244をこの次元へ永久追放」
〇不気味
何処だ ここ
何をしていたっけ
誰かに会って伝えないといけないことが
あった気がする
〇安アパートの台所
「うわあ〜何時だ」
キミエ(すっぴん)「あぁー遅刻だ! も〜ママ〜何で起こしてくれなかったの」
キミエ母「何度も起こしたわよ」
キミエ父「ふわ〜おはよう 今日は学校休みだろ」
キミエ母「デートだって」
キミエ父「え デートお!?」
「行ってきま〜す」
「はっやあ!」
〇神社の石段
弐 零一「悪霊めくらえ」
弐 零一「効かない!?」
弐 零一「うわあ」
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一体どうなるのかと思いきや、『弍零一』の登場で全て報われたようで良かったです☺️
そして、キミエはやっぱりすっぴんが1番しっくりきますね😆
何て心温まる展開💕 色々とありすぎたキミエさんたちにとって、この穏やかな2人の時間こそが何よりの幸せですよね🥰 それでも悪霊には絡まれる日常…😥
ゼロくんたちの統合したお名前が「弐 零一」って……最高です😂
なんと、分離しなかったことになって012統合ですか!
未来が変わって……今のキミエの記憶はどうなってるんでしょう?いっ君には会ってないことになって、忘れた状態で零一に会い直したのかな?