白雪姫が染まるとき

白星ナガレ

EP9(脚本)

白雪姫が染まるとき

白星ナガレ

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〇一人部屋(車いす無し)
アオイ「私を疑うの・・・?」
コウキ「いや、冗談だよ~ なんかちょっとだけ 雰囲気違うと思っただけ!」
アオイ「そ、そっか!」
アオイ「ねえ、私 何かごはんでも作るね もうすぐ夕飯でしょ?」
コウキ「マジか! 楽しみ~」
アオイ「キッチン、借りるね」

〇安アパートの台所
  キッチンの棚を開ける
アオイ(あったあった)

〇一人部屋(車いす無し)
  包丁を握ってコウキの背後に忍び寄る
  そして、コウキの背中を刺した
コウキ「あ、アカネ・・・?」
アオイ「コウキが悪いんだよ 私のこと疑うから・・・」
コウキ「な、なんで──! せっかく、一緒になれると思ったのに・・・」
アオイ「だってコウキ いつか気付いちゃうでしょ?」
アオイ「私がニセモノだって」
コウキ「に、ニセモノ・・・? そうか、お前、アカネじゃないのか・・・」
アオイ「うん、結局コウキの気持ちなんて その程度だったんだよね」
アオイ「ニセモノだって気付くの遅すぎ」
コウキ「──っ・・・」
アオイ「バイバイ 向こうでホンモノと仲良くできるといいね」

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