なんかもうタイトル考えるのめんどくなった

白旗初心者饅頭

親友が凄いことになってた話(脚本)

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〇黒
  久しぶりに居なくなった友人からメールが来て、会わないかと言われた
  メッセージが来たとき、俺はとても驚いた。
  だってあいつはあの時に──

〇大きい交差点
???「いやー、随分帰るの遅くなっちまったな」
友人「流石にテンション上がってたとはいえ缶のプルタブをひたすらに折り続ける作業はもうやりたくねぇな・・・」
???「一体とこに需要があるんだろうな、あの在宅バイト。 分別業者?」
友人「プルタブも缶も素材同じだしわざわざ折る必要無いと思うね俺は」
???「あ、俺分かったかも!」
友人「マジで!?」
???「きっと依頼者はプルタブマニアだ!」
友人「プルタブマニア・・・(笑)」
  あの日は、プルタブをひたすら折るよく分からん在宅バイトを友人呼んで終えて、駅まで見送る途中の出来事だった
友人「あ、危ねぇ!!」
???「えっどうし・・・・・・うおっ!?」
  俺を突き飛ばして、アイツは時速88マイルで走る馬車に轢かれたんだ
  ・・・・・・いや今考えるとおかしいな
  馬車って88マイルも出たか?
  ってかなんで現代の街を馬車が爆走してんだ??
  ともかく、あいつは馬車に轢かれた
  余りの出来事に頭が理解を拒んだ
???「嘘・・・だろ?」
  そして・・・何故かアイツは消えていた。
  身につけたもの全てを持ったまま
  ・・・その場に、血溜まりを残して

〇屋台
  そんなアイツからメッセージが来たんだ
  「久々に会おうぜ?何時もおでんの屋台でよ」と
  俺は向かってみる事にした。
  するとそこに居たのは・・・
???「はふはふもぐもぐ」
  なんか凄い綺麗な少女がおでん食ってた
???「えっ・・・なんか明らかに異世界に居そうな少女がおでん食ってる・・・どういう事だってはよ・・・?」
???「ん?お、やーっと来たか。ほら隣座れよ」
  えっなんかめっちゃフランクに話しかけてきたんだけど!?
???「は、はぁ、隣失礼します」
???「なんだその口調・・・変なもんでも食ったか? まぁいいか、大将!こいつもにもなんか適当に見繕って!」
大将「へい」
???「あー失礼なんだけど、どちら様で?」
???「!?」
???「お前・・・私の事忘れてしまったのか・・・?」
???「私は片時もお前のこと忘れたこと無かったのにッ!」
???「!?後、ごめん!でも本当に覚えてないんだよ!」
???「ま、嘘泣きなんですけどね」
???「ええ・・・」
  なんなんだこの少女は(大困惑)
  ──しかし、このテンションどっかで・・・
???「まーわかんねぇのもしゃあねぇか。 姿まるきり違うし・・・ では1つ、お前が俺の正体を突き止めるヒントをやろう」
???「はぁ」
???「夜までプルタブ折り曲げパーリナイ」
  夜までプルタブ折り曲げパリーナイって何だ
  ・・・おい待て、夜までプルタブ折り曲げだと?
???「おいちょっと待て、それ知ってるってことは・・・」

友人「٩( ᐛ )و」

〇屋台
???「お前友人かよ!?!?」
友人「やーっと気付いたかテメーコノヤロウ つーかまずメッセージ出した屋台でおでん食ってる時点で分かれ」
???「いや目の前で引かれた友人が性転換かまして帰ってきましたとか初見で分かる訳ねぇだろうがよ!?」
友人「それはそう」
???「いやほんとに何があったんだよマジで」
友人「いやーそれがさー」
  かくかくしかじかしかせんべい
友人「という訳なんよ」
???「悪い情報が多すぎてよくわからん」
友人「んもうしゃーねーな。説明するぞ 1.馬車に轢かれたら何故かおじさん構文口調の神様の前に転移してた」
???「おじさん構文で喋る神様・・・」
友人「2.本来死ぬ運命だったが条件付きで生き返った。犠牲として(規制音)がやられた」
???「なんでアウトの方で言うんだよ。普通に性転換と言えよ」
友人「3.なんか知らん間に勇者達の仲間にされて魔王討伐の旅に出される」
???「異世界テンプレートだな・・・」
友人「4.何故か勇者パーティ全員ヤンデレ化して王国がぶっ飛んで俺に迫ってきたため、一か八か禁術の一つである転移魔法を発動」
???「!?」
友人「5.魔法は成功し奇跡的に俺は元の世界へカムバック!! という訳だ」
???「質問よろしいか?」
友人「よろしい」
???「勇者パーティヤンデレ化って何が・・・?」
友人「あれはほんとに知らん マジで」
???「心当たりは?」
友人「俺がパーティ紅一点で勇者と幼馴染だった事くらいか? あーあと色々世話とか焼きまくった」
???「先ず紅一点の時点でわりかしやべぇのに世話焼きまくったのかお前・・・」
友人「仕方ねぇじゃん アイツら強い代わりに生活力ミジンコなんだもん」
???「お前もそうだろ」
友人「ところがどっこい俺は案外あるんだな! 普段はめんどくてやらんだけだ!」
???「お前なー・・・」
友人「でさー・・・ 1つ相談いいか?」
???「おうしてみろ。もう俺は動じねぇ自信があるぞ」
友人「転生してきてアラブの石油王になった元勇者が俺の事めっちゃ探してるらしいんだけどどう対処すればいいかなぁ」
???「笑えばいいんじゃないかな。大将、おでん適当におかわりください」
大将「へい。 お客さん方、なにかお困りの様で」
友人「あー・・・・・・昔のツレがどえらい事になって追ってきててなー・・・どうしようかなって」
???「しかも追ってきてんのはアラブの石油王」
大将「そりゃあお困りもんだ・・・ よしその問題、あっしに任せてくれねぇか?」
友人「マジすか!?任せていいんですか!? お願いします!!」
???「おいちょっと待て!?相手石油王だぞ!?無茶だろ!?」
大将「心配は無用でさぁ。 しっかり解決してみせやしょう」
???「ほんとに大丈夫か・・・?」
  数日後、友人から「解決したわ。」とメッセが来た。
  ・・・あのおでん屋台の親父マジで何もんだよ!?

コメント

  • 返事は来ないのね
    でも良いわ
    面白かった❣️表紙のアパ-で暫く笑いが止まらなかった
    背景チョイスのセンスが⭕️
    テンポが良くて読んでて見やすかったし
    じゃあね❣️お互い頑張れ❣️

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