Ⅱ-11.獣人村への依頼(脚本)
〇豪華な部屋
そして翌日・・・
案の定・・・
呼び出された・・・。
ギルドマスターに・・・・
ギルマス「さて・・・ なぜ呼ばれたか・・・ わかっているね???」
吉沢 奏楽(ソラ)「わかりません!!!!」
ギルマス「いやいやいや!!!」
ギルマス「昨日・・・ 君は我がギルドの受付の子を・・・ 【ジャガイモ】?という女神の祝福を与えたようだね?」
吉沢 奏楽(ソラ)「はい!!!!」
ギルマス「・・・」
奏楽の返事は即答だった。
あまりにも自信満々に返ってきた返答に・・・
ギルドマスターは、何を話すためにここに呼んだのかを・・・
一瞬忘れていた。
ギルマス「・・・」
ギルマス「って・・・ いやいや!!!」
ギルマス「あの子が悪いのは百も承知だが・・・ さすがにみんなの顔がイモのようなものに見えるのは・・・ 仕事に支障がでるんだ!!」
吉沢 奏楽(ソラ)「・・・ え~・・・」
ギルマス「せ・・・ せめて・・・」
ギルマス「名前が表示されるようにできないかな??」
吉沢 奏楽(ソラ)「おぉ・・・!!!!!」
奏楽は驚愕した!!!
その手があったか!!
と・・・
吉沢 奏楽(ソラ)「それならできると思います!」
ギルマス「ふむ・・・」
吉沢 奏楽(ソラ)「それだけですか?」
ギルマス「・・・ 君は・・・ せっかちかな?」
吉沢 奏楽(ソラ)「いいえ!」
ギルマス「・・・ いやいやいや!! もっと、会話を楽しもうよ?」
吉沢 奏楽(ソラ)「・・・ だって・・・ めんどくさ・・・・」
吉沢 奏楽(ソラ)「コホン・・・ 早く仕事を探したいんです!!」
この時、蓮は思った。
ギルドマスターと話すのが嫌なんだろうな~・・・
めんどくさいってほとんど言っちゃってるし!
ギルマス「・・・ 今、めんどくさいっていったよね?」
吉沢 奏楽(ソラ)「言ってません!!!」
ギルマス「・・・ 言ったよね?」
吉沢 奏楽(ソラ)「言ってません!!!!」
ギルマス「・・・ 女神に誓って??」
吉沢 奏楽(ソラ)「・・・」
吉沢 奏楽(ソラ)「女神には誓えませんが・・・ 言ってません!!!」
ギルマス「誓えんのかい!!!」
吉沢 奏楽(ソラ)「・・・おぉ・・・」
気持ちのいいツッコミを受け・・・
奏楽は少し楽しそうだ。
ギルマス「こほん・・・ ついつい言い返してしまったよ・・・」
吉沢 奏楽(ソラ)「気持ちのいいツッコミ!! ありがとうございます!!!」
そういうと・・・
ギルドマスターと奏楽は、固く握手を交わした。
ギルマス「それで・・・ 君たちを呼んだ本題だ!」
吉沢 奏楽(ソラ)「よっ! ギルちゃんかっこいい!」
さっきまでの態度はなんだったのか・・・
奏楽のギルドマスターへの態度が・・・
180度変わったのだ。
ギルマス「そ、そうか?? かっこいいか??」
吉沢 奏楽(ソラ)「はい!!!!」
吉沢 奏楽(ソラ)「裕翔さんとお兄ちゃんと蓮君と杏奈ちゃんの次ぐらいにかっこいいです!!!」
ギルマス「そ、そうか???」
ギルドマスターは、まんざらでもなさそうに・・・
デレッデレだった。
ギルマス「さて・・・ 君たちメンバーには、一つ仕事を依頼したい!」
吉沢 奏楽(ソラ)「・・・おぉ!」
吉沢 拓磨(タクマ)「依頼内容を詳しく教えてください!」
これまでの奏楽とギルドマスターの会話を総無視して、琢磨は仕事の話を進めていった。
〇豪華な部屋
吉沢 拓磨(タクマ)「・・・ 獣人の村・・・ ですか??」
ギルマス「そうだ!! 1週間前に獣人の村に魔物が現れたらしくてな・・・」
ギルマス「食料や子供たちを拉致して去っていたようなんだ・・・」
吉沢 奏楽(ソラ)「・・・ 魔物が?? ですか??」
ギルマス「そうらしいのだ・・・!!! その村の調査をお願いしたい!」
吉沢 奏楽(ソラ)「うーん・・・ 私は別にどっちでもいいけど・・・」
吉沢 拓磨(タクマ)「・・・ 正直・・・ 昨日見た獣人の女思い出すから・・・ あまり気乗りはしないな・・・」
ギルマス「・・・」
吉沢 奏楽(ソラ)「・・・」
〇古い本
〇豪華な部屋
高野 蓮(レン)「僕は見てみたいです!!! 他の獣人も見てみたい!!」
高野 杏奈(アンナ)「ね~こ♪♪ い~ぬ♪♪ アンナも会いたい!!」
高野 裕翔(ヒロト)「・・・ そうだな・・・!!! 俺も受けてもいいと思うぞ!」
吉沢 拓磨(タクマ)「・・・ なら、受けるか!」
吉沢 奏楽(ソラ)「そうだね!! うけよう!!」
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