偽物(脚本)
〇白
???「あいつ」
???「そう、最強のあいつだよ」
???「あいつはね、私の偽物なんだよ」
???「ふふっあはは」
???「何言ってんのっておもったよね!」
???「ねぇ!思ったでしょ!あはっえへへ」
???「あいつはね、私の復讐のために動く人形なの!ねぇ、羨ましいでしょ?えへへ〜」
???「でもあいつはそんなこと知らないの」
???「あはははははははっうふふっふっへへへへあーおかしいへへっ」
???「ごめんごめん!ついおかしくって!」
???「あいつがそんなこと知っちゃったらどーなるんだろっあははっ」
???「あ、でもね、あいつにはちゃんと感情があるんだよ?」
???「私はあいつの心の中であいつの心をコントロールしてるの!」
???「すごいでしょー」
???「だからねっ!あいつはなんのためかも分からない復讐のために生きてるの!」
???「あははははっやばいって!こんなの!!面白すぎでしょー!!」
???「朝になる、か」
???「お父さん、お母さん、私絶対諦めないよ! お母さんたちを壊したやつを私は許さない」
???「また会おうね!きみだよ!きみ! そこの君だってば!じゃあねー!!」
〇殺人現場
能力者(俺は走っていた)
能力者(見つかれば、殺される)
能力者(そんな恐怖に怯えながら)
能力者「はぁ・・・はぁっ」
哀「逃げるなよォ」
能力者「お、俺が何をしたって言うんだ!!」
哀「さぁ??しらねぇよそんなこと」
能力者「じゃあっなんで・・・」
哀「んーなんでだろうなぁ」
哀「お前を殺さないといけない気がしたから?」
能力者「はっなんだよ・・・それ・・・」
哀「お前、能力者だろ??」
能力者「だったら、なんだってんだよ」
哀「殺す」
能力者「え?」
〇黒背景
〇殺人現場
哀「はぁ」
哀(『 能力者』とは、謎の組織が生み出した『 能力』を持つ者のことである)
哀(全ての能力は始まりの能力者から分配され始まりの能力は神に与えられた力とされる)
哀(何ができるかは知らないが、物体の生成や記憶操作なんかはお手の物だろう)
哀(俺は、目的のため、この世から能力者を全て排除しなければならない)
哀(その為に試験を適当にやり過ごし、能力を隠して、生きてきた)
哀「見つかったらどうなっちまうんだろうな」
「ねぇねぇなにが!?」
哀「なんだお前が」
のぞみ「なんだとはなんだ!」
のぞみ「ふん!まぁいいけど」
哀(怒らせてしまったようだが)
哀(こいつは俺の数少ない友人である)
哀(いや、戦友と呼ぶべきだろうか)
哀(俺の目的について知るものであり、)
哀(こいつもまた、自らの目的のために能力者を殺そうとしている)
のぞみ「なにぼーっとしてんの!今日も組織に潜入するんでしょ!」
のぞみ「私が始まりの能力を手に入れていちばん強くなるんだから!!」
哀(そう、こいつの目的とは、組織を壊滅させ、組織のもつ始まりの能力を手に入れることだ)
哀「おう、いくぞ」
哀(そうして俺たちは組織へと向かうのであった)
〇荒廃したビル
哀「今日の拠点は随分でかいな・・・・・・」
哀「じゃ、今日もお前が戦ってくれ」
哀(組織に着いてすぐにそんなことを口にする俺に)
のぞみ「え・・・・・・やだよ」
哀「・・・・・・?いつもは率先して戦うだろ・・・・・・?」
のぞみ「いや・・・・・・今日はそういう気分じゃないって言うか・・・・・・」
哀「・・・・・・・・・・・・?そうか・・・」
哀(そういうのなら仕方ない。 俺が戦うことにしよう)
のぞみ「私今日、外で見張りしとくよ!!」
哀「・・・・・・?中にも入らないのか?」
哀(挙動不審なそいつを置いて、俺は中へ向かう)
〇秘密基地の中枢
哀「随分でかいな」
哀(とりあえず、最上階まで登ってみるか)
哀(そうして俺が動き出そうとした瞬間・・・・・・)
組織の人間「動くな!」
哀(まぁ、分かってはいたが見逃しちゃくれないよな)
哀(斜め後ろから拳銃を向けられているが、逃げるか、倒すか)
組織の人間「!?」
哀(オレは地を蹴り、そいつを圧倒していた)
哀(その後何度か組織のヤツらにはあったが、これといって強いやつはいなかった)
哀(何事もなく最上階にたどり着いてしまった訳だが)
哀「でかい拠点の割に割に大したことないな」
哀「能力を与えられてすらいないのか?」
メア「そうよ」
哀「!?」
哀(気配がしなかった)
哀「何者だ?」
メア「答える必要があるかしら?」
哀「ないな。俺が倒すまでだ」
メア「・・・・・・笑笑 そんなに警戒しなくたっていいじゃない」
メア「私はメアよ。 この組織のお掃除担当なの」
メア「だから、侵入者のあなたを見つけてしまったからには、お掃除しないとね・・・・・・笑」


