エピソード1(脚本)
〇宇宙戦艦の甲板
Gt1-Karen「用意はいい?」
アルマ「大丈夫大丈夫... まぁ...僕たちだけだろ...? 気にする必要ないよ」
ノール「おい...駄弁ってないで さっさと行くぞ...」
ニル「あなた達... 全く...隊長を困らせないでよ?」
アルマ「誰かと思えば... 整備士のニルじゃないか...」
ニル「整備士じゃない!! 整備技士だよッ!!」
アルマ「はいはい... 整備技士、整備技士...」
ブライア博士「まぁまぁ...ニル、 そこまでにしておきなさい」
ニル「でもでも~!! 博士ぇ〜...アルマが虐めてくるんだもん!!」
アルマ「・・・虐めたつもりは無いんだけど」
ブライア博士「アッハッハ!! まぁ...お互いに謝りなさい... 喧嘩別れになっては悲しいだろう?」
「そうだな(ね)...」
そう、
この世界はそれ程迄に危険なのだ...
明日も生きれるかの保証はない...
それが普通なのだ...
〇空
艦外(空中)
アルマ「右前方から敵戦闘機を複数確認!! 撃ち落とします!!」
ノール「撃墜確認!!」
Gt1-Karen「着陸地点捕捉... 降下用パラシュート展開!!」
「降下用パラシュート展開!!」
数分後...『ズゥゥン...』という音と共に
地上へ着陸した...
〇荒廃した市街地
─籍磨島ニュータウン郊外─
Gt1-Karen「全機...無事、着陸を確認。 これより作戦に移る!!」
「エンテンティード!!(了解!!)」
エルヌ1「グガァァァィァ!!」
唸り声と同時に建物の影等からゾロゾロと湧き出て来るエルヌ達
エルヌ3「キシャァァァア!!」
エルヌ2「ウガァァァァ!!」
アルマ「あらかた、片付いたか...」
現地軍戦車「そうですね...」
Gt1-Karen「もうそろそろ時間だ... 戻るぞ」
女の子の叫び声「きゃぁぁぁぁぁぁッ!!」
アルマ「女の子の声?」
Gt1-Karen「確認しに行こう...」
エリー「ヤダッ...!! 来ないで!! 死にたくないよぉ...!!」
エルヌ4「ウギャガァァァァァァ!!」
エリー「ひゃぁぁぁぁぁぁ!! 食べてもお...おお...美味しく... 無いですからぁぁぁあ!!」
Gt1-Karen「フンッ!!」
エルヌ4「ウガァァァ!!」
エリー「へ...?え...?あぇ... 助かっ...た...の?」
Gt1-Karen「大丈夫...?」
エリー「だ...だだだ...だいじょうぶ...でふっ!!」
Gt1-Karen「あなた...今までどこに居たの? 難民って訳じゃないだろうし...」
エリー「あ...えっと... その...」
Gt1-Karen「まぁいいわ、 一緒に来るかしら?」
エリー「い...いいんですか...!?」
─作戦を完了し、一度戦艦へ帰還していった─
〇兵器の倉庫
アルマ「はぁ...全く、 いつまで続くのかねぇ...」
ノール「どうにもならないから仕方ないんだ... そう、愚痴を零してもな... 何かが変わる訳でもない...」
メル「何話してるのネ?」
「!?」
メル「どしたのネ?」
アルマ「あぁ...いや、何でもない」
メル「そなのネ... まぁ...いっカ」
アルマ「で...どうしたんだ?」
メル「それがネ〜...」
メル「あれ...? なんだっけ...?」
「おいおい...大丈夫かよ... そんなんで...」
メル「それはどうでも良いのネ!!」
メル「とりあえず!! 整備するから降りるのネ!!」
(任せて大丈夫かなぁ...?)
メル「あんたら!!もしかしなくても、 失礼なこと考えてるネ!?」
〇都会のカフェ
─艦内食堂─
ノール「で...どうしたんだ? 急に呼び出して...」
アルマ「いいじゃないか...何でも」
カレン「いや〜... 特に用事って訳じゃないんだけどさ? 食事でもどうかな...ってさ♪」
アルマ「いいねいいね♪ 何食べる?お肉?お魚? それとも他の何か?」
ノール「まぁ...そうだな そうしようか...」
「イェ〜イ!!」
戦闘部隊所属者は出動願います!!
ノール「とりあえず...食事は、お預けだな...」
アルマ「はぁ〜...お預けかぁぁ...」
〇荒廃した街
─籍磨島ニュータウン郊内近辺─
アルマ「ったく、多いのなんのって... こっちは早く終わらせて ご飯食べたいんだよ!!」
Gt1-Karen「全くよ...」
ノール「お前らは...食べる事しか頭に無いのか...?」
Gt1-Karen「フンッ... 早く終わらせましょ?」
アルマ「そだね!!」
ノール「おいおい... あんまり突っ込むんじゃないぞ...って、 お前らはどうせ聞いてないか...」
アルマ「イライラするぅぅぅぅ...!!」
ノール「アルマ...お前は子供か?」
〇居酒屋の座敷席
─戦闘後、艦内居酒屋にて─
カレン「でさでさぁ...!! そいつときたらぁ...!!」
アルマ「あははははっ...それは!! やばいね!! アホみたい!!」
ノール「全く...お前たちは声がでかいぞ...」
「いやいや...そういうノールもじゃん!!」
アルマ「しっかし...よく考えてみると オレたちあんまりご飯とか、 そもそも、 任務以外で関わったこと無かったな!!」
ノール「確かにな...まぁ、 関わる理由も時間も無かったしな... 仕方ないといえばそれまでだな!!」
カレン「ねぇ!! 二人はお酒が入ると声でかくなるんだね!!」
「そ・れ・は、こっちのセリフだ!!」
アルマ「店員さ〜ん!! エールと焼串持ってきてぇ〜!!」
店員「はい、エールと焼串入りましたァァァ!!」
─数時間後...─
カレン「フヘへッ!! アルマの羽フワフワぁ...」
ノール「何ぃ!? ちょっと俺にも触らせろ!!」
アルマ「おっさんノールには、触らせないよ〜だ!!」
ノール「何をぉ!!」
アルマ「ありゃ...もう11時半かぁ... 経つのは早いねぇ...」
「だな(だね)!!」
ノール「それじゃあ...会計して帰るとするか」
カレン「お会計はどうする? 割り勘にする?」
ノール「ここは俺が出そう!!」
アルマ「いやいや、ここはオレが!!」
カレン「じゃあ、私が!!」
「どうぞどうぞ!!」
「アハッハッハ!!」
「この後、会計で15分ほど揉めた...」
〇荒廃した教会
アルマ「・・・綺麗だねぇ...」
ノール「多少荒れてはいるが... 確かに... エルヌ達が居たにしては綺麗だな...」
Gt1-Karen「・・・」
ノール「カレン...どうかしたのか?」
Gt1-Karen「・・・」
「カレン!!」
Gt1-Karen「え...?あ... ど...どうしたの...?」
ノール「どうしたも何も... こう...ボーッとしてたからな...」
アルマ「大丈夫? 二日酔い?」
Gt1-Karen「何でもないよ... さ、行こ行こ?」
(・・・)
エルヌ3「ヴゥゥ...」
〇原宿の通り(看板無し)
─籍磨島ニュータウン東郊外─
変異エルヌ「ヴゥゥガァァァァァァァァァ!!」
Gt1-Karen「これじゃ...近づけない!!」
Gt1-Karen「ガハッ!!」
Gt1-Karen「っ...叩き斬る!!」
Gt1-Karen「なっ...!? ビクともしないなんて...!?」
変異エルヌ「ウガァァァァァァ!!」
Gt1-Karen「一撃が...重い!!」
「荒廃した世界で傭兵は生きる[1]」は、ファンタジーの作品ですね。入力文を読んで感想を述べると、舞台設定やキャラクターたちの掛け合いがとても面白いと思いました。特に、戦闘シーンやカフェの場面ではメンバー同士のやり取りがカジュアルで楽しそうです。また、荒廃した世界での戦いや救助活動などの描写も魅力的です。これからどのような展開が待っているのか、とても楽しみです。作品全体の世界観やストーリーに興味を持ちました。
途中までは「ふむふむ」と真面目に読んでいましたが、食堂のシーンから目が点に…。キャラクターや世界観が別次元をワープして行き来するようなシュールな展開に度肝を抜かれました。トドメのダチョウ倶楽部…。次も楽しみだな(だね)。