幼馴染との恋 (ノベルゲーム風)

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最終話(脚本)

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〇病室
吉川陽葵「うっ・・・・・・っ・・・・・・」
吉川陽葵「全然歩けない・・・・・・」
吉川陽葵「もっと頑張らないと・・・・・・」
看護師「大丈夫、着実に進歩してますよ」
看護師「無理はしちゃダメですからね」
吉川陽葵「ありがとうございます・・・・・・でも、もっと頑張りたいんです」
吉川陽葵「私、ずっと好きだった人と付き合えて」
吉川陽葵「その人に、成長したところを見せたいんです」
看護師「そうなのね、そんな姿を見たらきっと恋人さんも喜ぶわね」
看護師「でも、今日はここまで」
吉川陽葵「はい!ありがとうございました!」

〇桜の見える丘
吉川陽葵「春樹、今日もありがとう」
春樹「このくらい当たり前だろ?」
吉川陽葵「私も早く歩けるようになるといいんだけど・・・・・・」
春樹「無理せずゆっくりでいいんだよ」
春樹「こうして陽葵の車椅子を押して出掛けるのも楽しいしな」
吉川陽葵「私も・・・・・・」
吉川陽葵「私ね、春樹の前では格好良くて強い自分でいたいって思ってたの」
吉川陽葵「昔は私が春樹を守ってたし、私が春樹を守ってあげるんだって思ってた」
吉川陽葵「でも、一人じゃ出来ないことも、助けてほしいものもあったの」

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コメント

  • 3回目のプレイでハッピーエンドになりました。
    改めて見ると昔のゲームブックを思い出します。こういうお話が今後増えていくといいですね!参考になりました!

  • まずは完結おつかれさまでした!
    学生ノリだと、いつも元気にデートして幸せ、というエンディングが望ましいのでしょうが、少し年齢を重ねると、今回のような互いの”弱さ”を認め受け入れ合える関係性を構築できたというのも一種のハッピーエンドんだなーと感じます!
    面白い試み、楽しませてもらいました!

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