断罪対象である妹を助けたら百合と薔薇が咲いたっぽい

隍沸喰(隍沸かゆ/おかゆ喰)

39話 ゆっくりでいい(脚本)

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〇洋館の廊下
ルゥラッハ・オル・レバノスタン(やっぱりテルヌンドは楽しいな〜!)
フィガロ・パズテカ「ルゥラッハ、出迎えに行こうとしていたところだ」
ルゥラッハ・オル・レバノスタン「フィガロさま、お久しぶりです」
テツナ・テカ「んだよ、その笑顔は・・・初めて見た」
フィガロ・パズテカ「また会えて良かった」
ルゥラッハ・オル・レバノスタン「・・・・・・」
ルゥラッハ・オル・レバノスタン(・・・はっ! かっこよくて見惚れてしまった・・・!)
ルゥラッハ・オル・レバノスタン「俺もまた会えてうれしいです」
フィガロ・パズテカ「ルゥラッハ・・・」
ルゥラッハ・オル・レバノスタン(フィガロさまはこんな優しい顔をする方だったんだ・・・)
フィガロ・パズテカ「ルゥラッハ」
ルゥラッハ・オル・レバノスタン(なんで手を握られてるんだ?)
フィガロ・パズテカ「お前のことが好きだ。愛している」
ルゥラッハ・オル・レバノスタン「・・・・・・え?」
フィガロ・パズテカ「俺と、結婚してくれ」
ルゥラッハ・オル・レバノスタン「お、俺は・・・」
フィガロ・パズテカ「返事はゆっくりでいい だが覚えていてくれ。俺はお前を必ず幸せにする。誰よりも大事にする」
フィガロ・パズテカ「ずっと、お前を想っている」
ルゥラッハ・オル・レバノスタン「・・・あ、えっと」
ルゥラッハ・オル・レバノスタン「・・・ありがとう、その・・・うれしい」
テツナ・テカ「・・・・・・」
テツナ・テカ「・・・お前、国はどうする気だよ」
フィガロ・パズテカ「もうお前の国だろう?」
テツナ・テカ「・・・・・・」
フィガロ・パズテカ「よく考えろよ」
テツナ・テカ「・・・わかってるっての」
フィガロ・パズテカ「俺は少しすることがある またな、ルゥラッハ」
ルゥラッハ・オル・レバノスタン「うん、また」
ルゥラッハ・オル・レバノスタン(好き・・・愛してるって言われた それもフィガロさまみたいな凄い人に・・・)
ルゥラッハ・オル・レバノスタン(ど、どうしよう・・・! ”返事はゆっくりでいい”って、いつかは返事をしないといけないってことだよな)
ルゥラッハ・オル・レバノスタン(もし、もしOKしたら、フィガロさまとそう言う関係になるってことか?)
ルゥラッハ・オル・レバノスタン(そ、その前にフィガロさまは俺をそう言う目で見てるってことになるんじゃ!? ──うわああああっ!)
ワヌゥレン・シィゼルヴェン「ルゥラッハ、そろそろ行こうぜ」
ルゥラッハ・オル・レバノスタン「そうだな」
ワヌゥレン・シィゼルヴェン「なんなんだよ、この多さは・・・」
ワヌゥレン・シィゼルヴェン「ルゥラッハも満更じゃなさそうだったし、真のライバルは今の人か!?」
ワヌゥレン・シィゼルヴェン「はやくアゥルペロにエントリーを認めてもらわないと・・・!」
テツナ・テカ「ルゥラッハ」
ルゥラッハ・オル・レバノスタン「どうしたテツナ?」
テツナ・テカ「俺も後で伝えるから、廊下の途中でなんかじゃなくちゃんとした場所で」
ルゥラッハ・オル・レバノスタン「うん」
ワヌゥレン・シィゼルヴェン「ほらもう行くぞ! アゥルペロが待ってるんじゃないか!?」
ルゥラッハ・オル・レバノスタン「そうだ、はやく行かなきゃ!!」
テツナ・テカ「・・・・・・」
テツナ・テカ「俺、お前が好きだ・・・」
テツナ・テカ「ちゃんと言えっかな〜・・・」

次のエピソード:40話 それ以下はドブ!

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