第1話 幼馴染との恋(脚本)
〇通学路
春樹「はぁ、今日も学校面倒くさいな・・・・」
春樹(何で毎日学校なんか行かないといけないんだよ・・・・・・それに・・・・・・)
吉川陽葵「おはよー!」
春樹「あ、陽葵か」
彼女は幼馴染の陽葵
勉強も運動も出来て、オマケに明るく友達も多い
そんな・・・・・・完璧な奴
春樹「今日は朝練休みなのか?」
吉川陽葵「うん、久々のお休みだよ」
吉川陽葵「こうやって、春樹と歩くのも久々だねー」
春樹「そうだな」
吉川陽葵「小学生の時は毎日歩いてたのにね!」
春樹「いいだろ、そんな昔のこと」
吉川陽葵「えー、私にとっては大切な思い出なのに」
春樹「今更そんな話、恥ずかしいだろ?」
吉川陽葵「恥ずかしくなんてないと思うよ」
春樹「・・・・・・俺、先行くから」
吉川陽葵「わっ!待ってよー!」
〇学校の裏門
春樹「はぁーっ・・・・・・はぁーっ・・・・・・」
吉川陽葵「私の方が足速いの知ってるでしょー?」
吉川陽葵「なんで急に走り出すのかなー、昔みたいで楽しかったけど」
春樹「運動部なだけあるな・・・・・・」
吉川陽葵「そうでしょ!バスケ大好きだもん!」
西川「おいお前ら、付き合ってんのか?」
春樹「ち、ちげっ──」
吉川陽葵「ち、違うよっ!!」
吉川陽葵「私達、幼馴染だから!!」
西川「何だよー、ビビらせやがって!」
西川「ま、春樹と付き合うわけねーか!」
吉川陽葵「はぁ・・・・・・びっくりした」
春樹「・・・・・・・・・・・・」
吉川陽葵「春樹君?どうかした?」
春樹「いや・・・・・・何でもない」
吉川陽葵「そう?なら早く教室行こう!」
〇教室
女子生徒「陽葵ちゃんおはよー」
吉川陽葵「おはよー!」
春樹(久々に陽葵と登校したなぁ・・・・・・)
春樹(小学生の頃、陽葵のことが好きだったっけ)
春樹(ダメ元で告白しようと思ったけど、恥ずかしくて出来なかったな)
春樹「アイツはモテるし、俺なんかよりいい奴がいくらでもいるよな」
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ノベルゲームみたいで面白いです。
AとBという選択肢があってその物語の世界観に
入り込んでしまいますね。
こんな使い方もあるんだとビックリしました🙂
ノベルゲーム系は好きです。主人公視点で話を進めるのが楽しいです。最初は自分の意思で進めてみて、最終的にどんな結末になるのか楽しみです。
まさにノベルゲームのような一人称視点!しかも、次回に選択肢ABそれぞれアクセスできるようになっている親切設計(!?)で!新感覚で楽しいですね!