六話 思い出の欠片(脚本)
〇湖畔
エル「・・・」
エル「はあ・・・どうして私は」
〇牢獄
???「ごめんなさい」
???「ごめんなさいごめんなさい」
???「もういじめないで」
???「わたしが・・・なにかわるいことしたの?」
「この魔女めが!!!明日、処刑だからな。覚悟しておけ」
???「・・・」
???「ごめんなさいっっっ」
「ゔあっ!?!?」
〇洋館の廊下
???「っはぁ、はぁ、はぁ・・・」
???「こっちににげれば・・・」
???「・・・!?ひと・・・!?」
???「バレないようにしなきゃ・・・」
サナ「あらっ・・・?」
サナ「君は・・・誰?」
???「ごめんなさい、あなた、じゃまだわ。 よけて」
サナ「あなたの名前は?」
???「──」
???「────」
???「エル」
サナ「素敵!パーティの帰りで迷子になっちゃったのかしら。出口まで案内する?」
???「・・・あなたは?」
サナ「わたしの名前?」
サナ「わたしはサナよ」
???「サナ・・・きいたことはある・・・」
サナ「裏口でいい?私が起きてることバレたらメイドに怒られちゃうの」
???「う、うん・・・」
〇華やかな裏庭
サナ「ここが裏庭。このまま左の戸を開けると出られるわ」
???「・・・ありがとう」
サナ「夜は怖いから気をつけてね」
???「わかった」
サナ「また来てね!私はいつでもいるから!」
???「・・・」
サナ「あっ、」
サナ「お友達になろうっていうの、忘れちゃった・・・」
2人の幼少時のエピソード、ステキですね!
……あれ、第七話ですか?第六話を飛ばしたか後出しの感じでしょうか。ちょっぴり気になってしまいました!