バニバニ王子は甘えたい!

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〇教会内
バニバニ王子「かっこつけすぎて子供時代に甘え損なってしまったのさ」
バニバニ王子「今誰かに甘えるのも恥ずかしいのさ」
バニバニ王子「でも大丈夫! ここは物語の世界」
バニバニ王子「いくらでも甘えてもいいキャラを作ってしまえばいいのさ」
バニバニ王子「バブみあふれるママウサギと 頼もしいパパウサギができたのさ! この二人のお姫様になるのさ!」
ウサギパパ「バニバニちゃん おいで〜」
バニバニ王子「はーい!」
ウサギママ「パパもママもバニバニちゃんのことが大好きよ〜」
バニバニ王子「わ~い! 僕も二人のことが大好きなのさ〜!」
  キャッキャウフフ
バニバニ王子「なんてすばらしく安心できる家庭なんだ〜」
ウサギママ「ずっとここにいていいのよ〜」
バニバニ王子「わ〜い!!」
バニバニ王子「ふう 甘えきった感」
バニバニ王子「いったいどの程度甘えたら満足するのさ? 量が多ければ多いほどいいのか?」
バニバニ王子「そもそも極限はないのさ」
バニバニ王子「甘えてはいけない気持ちを握りしめて 【甘えれた!↔甘えられなかった】 というジェットコースターに乗っていただけなのさ?」
バニバニ王子「なんだ 苦しむ必要がなかったのさ」

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