〇レストランの個室
起業家「あのクルーズから二年か・・・」
起業家「どう？元気にしてる？」
茉莉花「興味なんか無い癖に・・・ 意味の無い質問はやめて頂きたいね」
起業家「あははっ！ 茉莉花くんは話が早くて好きだなぁ」

〇一戸建て
　　クルーズから半年後・・・
　　私達は６人でシェアハウスを始めた

〇クルーザーのデッキ
萌歌「シェアハウス？」
悠華「そう。 それを動画で流して視聴者の意見を募る」
茉莉花「アイドルみたいなことしろってことかい？」
悠華「まさか。 良かったら私を信じてついてきて欲しい」

〇レストランの個室
起業家「いや、見事！ さすが悠華くん」

〇明るいリビング
桃夏「ん〜・・・ 誰も居ない部屋に帰るより」
桃夏「やっぱ楽しいし皆でいろいろ補え・・・」
桃夏「おい、イチャイチャすんな！」
咲花「私達は同じバンドにハマってるから ずっと推しの話できるしね〜」
美々華「咲花に沼に落とされたんだけどね。 でもめっちゃ楽しい！」
　　女子６人のシェアハウスを
　　動画で公開する・・・
　　男性向けかと思いきや

〇明るいリビング
悠華「これからの女性の多様な生き方、 社会での戦い方、」
悠華「どう生きたっていい」
悠華「自分に合う人生の ライフハックを見つけて欲しい」

〇レストランの個室
起業家「６人、全員色が違うから誰かしらに 共感できるのが良い」
起業家「そうして集めた視聴者から 女性が本当に欲しいものを集う。 いやぁよく出来てるよ」
起業家「動画で君の小説家としての知名度も 上がったんじゃないかい？」
茉莉花「あたしゃ女受けするもん書かんからね。 固定ファンはつかないよ」
起業家「・・・成程。 じゃあまだ安く発注出来るかな」
茉莉花「・・・あ?!」
起業家「さて、本日呼び出した本題」
起業家「今、謎解きゲームからベンチャーを学ぶというカルチャーを模索しててね」
起業家「第一回目のシナリオは君にお願いしたい」
茉莉花「・・・」
茉莉花「じゃあ・・・」

〇豪華なクルーザー
茉莉花「タイトルは 「６人の女子の遭難記」だ」

〇レストランの個室
茉莉花「よし、犯人は 頭のおかしいクルーズオーナーにしよう」
起業家「ちょっと・・・」

〇一戸建て
　　おまけ

〇明るいリビング
美々華「やっぱエリカの作るご飯おいしい〜！」
　　週ニで泊まりに来てるエリカさん
茉莉花「みこと君は元気かい？」
エリカさん「とても成長されましたよ」
桃夏「・・・ちなみにあいつ、 みこと君に変なことして無いよね・・・？」
エリカさん「・・・」
エリカさん「・・・・・・」
エリカさん「・・・まさか、そんな」
桃夏「嘘くさ・・・」