もれだすホンネ(脚本)
〇コンビニのレジ
奥田「いらっしゃいませー」
客「・・・タバコの・・・番ひとつ」
奥田「・・・すいません、もう一度お願いします」
客「・・・番、ひとつ」
奥田「・・・あのー、すいません、もう一度」
客「・・・29番」
奥田「わかりました、29番ですね?」
客「・・・を、ワンカートン」
奥田「ワンカートンですか?」
客「なかったら、ひとつでいい」
奥田「・・・お調べします」
奥田「・・・」
奥田「ありました、ワンカートン」
客「・・・」
客「じゃ、ワンカートンください」
奥田「い、1万2千円になります・・・」
客「支払いはカードで」
奥田「かしこまりました」
客「えっと・・・ここに入れればいいのかな」
奥田「はい、そちらで結構です」
客「・・・読み取れたかな?」
奥田「はい、OKです!」
客「・・・あと、フランクフルトひとつ」
奥田「はい・・・どうぞ!」
客「・・・じゃ、どうも」
奥田「ありがとうございましたー」
奥田「・・・」
奥田「・・・」
店長「奥田くん、フランクフルト タダで渡してない?」
奥田「・・・あ!しまった!」
これは斬新な発想!文字と音声という、別の感覚から入ってくる情報だからこそできる芸当ですね!漫画や小説では不可能な新しい表現に笑ってしまいました