勤め先のカフェは悪の組織支部店です

小夜紅テルン

【第22話】辛い時ほど、笑うのです。(脚本)

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小夜紅テルン

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〇シックなカフェ
  ここまでのあらすじ
  コレールから悲しく重い二択を迫られた修と結葉。
  自分達の故郷か、今の居場所とコレール達の故郷か。どちらかしか救えないと知らされた二人の心は沈むのであった。
甘咲 結葉「・・・おはようございます・・・」
四島 修「・・・おはよう・・・」
甘咲 結葉「・・・今日も頑張りましょう・・・」
四島 修「・・・おー・・・」
  落ち込んだ様子で開店するカフェ。
  そこに客がやって来た。
トゥレラ「キャハハハハハハハハハ!!!! 来たわよ来たわよ来てやったわよ!!!!」
甘咲 結葉「・・・いらっしゃいませ・・・」
トゥレラ「な、何だ何だぁ!! 落ち込んでるのか!?」
トゥレラ「らしくないぞ!! アゲアゲパーリナイfoo!!はどこに行ったんだ!!」
四島 修「すみません・・・ちょっとそれどころじゃなくて・・・」
トゥレラ「ふーん」
トゥレラ「なんだかつまらなそうな話だな」
トゥレラ「いつものお前らはもっと見ていて楽しそうだぞ? お前ら、昨日何があったんだ?」
甘咲 結葉「・・・ちょっと話せないことが・・・」
トゥレラ「じゃあ詳しくは聞かん とにかく、こんな辛気臭い顔するならアタシがくすぐってやろうか!!!!」
トゥレラ「ほーれコチョコチョコチョコチョ!!!!」
甘咲 結葉「わっ!?わわっ!?」
甘咲 結葉「くすぐったいです!!!!」
四島 修「トゥレラさん!?」
トゥレラ「お前もだ!!!!」
四島 修「うわーっ!?」
トゥレラ「どうだ!!ちょっとは笑顔になったか!!」
トゥレラ「笑え笑え!!辛い悲しいつまんないは全部吹き飛ばしてしまえ!!!!」
四島 修「・・・もしかしてトゥレラさん、僕達が落ち込んでるの知って・・・」
トゥレラ「!!!!」
トゥレラ「ち、ちちち、違う!!!! た、ただちょーっと気になって覗いただけで・・・」
トゥレラ「べ、別にトーインから二人が落ち込むかもしれないとか聞いてないし それで心配になったわけじゃないし」
トゥレラ「と、とと、とにかく!!!! アタシは何も知らずに来たんだ!!良いな!?」
甘咲 結葉「そういうことにしておきまーす」
トゥレラ「ちょっと待たんか〜!!!!!!」
四島 修(・・・トゥレラさんはあの事を知ってるのかな それとも知らないのかな)
四島 修(どちらにせよ、トゥレラさんはどんな状況でも明るく騒がしく戦いを求め続けると思う)
四島 修(きっと、楽しいことを追求する気持ちがそういう強い心を作っているんだな)
トゥレラ「全く・・・ さて!!お前ら元気は出たか!!」
トゥレラ「元気が出たならオーダーするぞ!!」
トゥレラ「ショートケーキをくれ!!」
甘咲 結葉「はい!!かしこまりました!!!!」
四島 修「とびきりのショートケーキを作ります!!」

〇闇カジノ
  一方、遊戯室では。
シャグラン「どういうことだアングスト」
シャグラン「結葉と修が辛そうだとはどういうことだ!!」
ボーダム「まったくだよ! なんでそんな辛そうになるまで放っておいたの!!」
アングスト「・・・私が知ったのもついさっきでした」
アングスト「トーインさんがトゥレラさんに話しているのを偶然聞いてしまって」
アングスト「先日なにかあったのでしょう」
ジャルジー「だからって何もできずに放っておくわけには行かないわよ!!」
フレユール「その・・・どうにかして元気づけてあげられないの?」
アングスト「・・・分かりません 私達は元々負の感情を司る存在ですから」
アングスト「力を行使しても、どうにもできない」
ジャルジー「・・・もどかしいわね」
フレユール「・・・僕ら、本当にこんなことしてていいの・・・?」
ボーダム「・・・どういうこと?」
フレユール「・・・元気づけてくれた人に恩返しできないまま放っておいていいの・・・?」
シャグラン「だが、私達にそんな力は・・・」
フレユール「僕は・・・二人を元気づけてあげたい」
フレユール「大丈夫だよって、皆そばにいるよって!!」
アングスト「・・・一つだけ、案があります」
フレユール「!!!!」
ジャルジー「それって・・・どんなの?」
アングスト「・・・ずっと、ずっとそばにいてあげることです」
アングスト「勿論その間は任務を熟すことはできません仕事もできません」
アングスト「ほぼストライキです ですが、寄り添ってあげること、それが一番の励ましなのです」
アングスト「・・・ずっと、不安感を人々に植え付けてきた私が 人を安心させることに知恵を使うなんて」
アングスト「人って、結構簡単に変われるんですね」
シャグラン「・・・なんだ、いい案があるじゃないか」
ボーダム「そうだね アンタにしてはまぁいい作戦だと思う」
ジャルジー「あなた、そんな人道的な考え方出来たのね」
フレユール「うん・・・すごく、すごく素敵」
アングスト「では、始めましょう」
アングスト「これは一種のストライキ そして二人への恩返し」
アングスト「結葉さんと修さんを元気づける作戦、開始です」
  続く

次のエピソード:【第23話】寄り添いあって、助け合うのです。

コメント

  • トゥレラさんをはじめ”あの”幹部さんたちが、何とも心優しく良識的な言動を……ここまでの変化、カフェの影響恐るべしですね!

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