エピソード2(脚本)
〇魔王城の部屋
ルーア「魔界に、勇者を名乗る者とその仲間が現れたのです」
ルーア「勇者たちは自分達の世界を魔王の手から救うために来たのだと言っていました」
ルーア「しかし、そんな事私達には信じられませんでした。だって、父はそんな人ではありませんから」
ルーア「悪事を働いてこの世界の人々、それに他の世界の人々を虐げたりするような人ではないのです」
ルーア「しかし、彼らは言いました。魔王こそが諸悪の根源だ。奴を倒せばおかしくなった世界も戻るだろう、と」
ルーア「確かに数年前から人間界ではおかしなことが起こっていたらしいのです」
ルーア「作物が育たなくなったり、天候が悪くなって不作が続いたりしていたそうです」
ルーア「そして去年、魔物が街を襲ったそうです」
ルーア「でもそれは、一年に一度の魔界と人間界の境が曖昧になる日、」
ルーア「サフィロスムーンの夜にラヴニス火山に住む野生のケルベロスが人間界の方に行ってしまったために起こってしまったそうです」
〇草原
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サフィロスムーンとか 、ネーミングがかっこいいですね!
これからどんなお話になるのかが、楽しみですね。