生と死(脚本)
〇荒れた倉庫
ー2000年、七月三日の廃れて埃と汚れまみれの工場の防犯カメラにてー
「ここになら、捨ててもいいか聞かれても知らんぷりしておきゃいいし」と、呟いていると片手で掴んでいたドールを投げ捨てる。
男(持ち主)「へっ、そんじゃこのあとは「新しい」の買うか」
男(持ち主)「いつか、ダチと一緒に新しいやつを思う存分「遊んでやる」ぜ!」
1人取り残されたドール、名は「カリエラ」
さきほどの男は、この子の持ち主である
彼がなぜ捨てたのか、もしや飽きてしまったのか・・・
彼の行動ときっかけは「カリエラ」だけが知っている・・・
ーこの物語は捨てられた刻から動くー
〇暗い廊下
Boom boom crack! Boom boom crack!
head crack! 頭打ち砕け
あの人にまた出会ったら
〇飾りの多い玄関
「うっし、ダチとまた新しいやつ探すか!さてさて何かいい娘ちゃんはいないかなあ」
「あ?ったく、何だよいまダチと電話しながら人形探そうとしたのによぉ」
「あーーい、いま行くんで待っててくだせえ」
男(持ち主)「はあ、はいなんすか」
男(持ち主)「・・・・・・・・・・・・・・・・・・あっ??」
どうやら、この時代でも平気でピンポンダッシュする性根の腐った子供がいるようだ
男(持ち主)「んっだよ!!人に迷惑かけんなや!誰だろうがつぶすぞ!」
男(持ち主)「くそやろう!!腹が立つじゃねえか!!ああぁもう!!」
男(持ち主)「邪魔なんだよ!!あの人形みたいに捨ててやる!」
瓶の酒を窓と共に粉砕する
男(持ち主)「はぁ・・・はぁ、いらいらする、だめだ落ち着かないから新しい人形来たら壊してやる」
男(持ち主)「はやく探すか」
〇本棚のある部屋
男(持ち主)「へへへっ、こいついいな」
「どんな感じなん?」
男(持ち主)「え、いやーまあなんか、ザ・女のガキって感じの見た目でだいたいJKくらいかな」
「じゃあもうお前の好みじゃん、そいつにすれば?あ、あと金はお前が出してくれよ僕は前に出したからさ」
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