〇シックなカフェ
　　ここまでのあらすじ
　　コレール（ノープラン）にトゥレラを落ち着かせることを要求された修と結葉（ノープラン）。
　　そんな時、結葉は作戦を閃きアングストに協力を仰ぐのであった。
甘咲 結葉「アングストさん！これと、これと・・・ あとこういうことも出来るようにしてください!!」
アングスト「ふむ、これはなかなか」
甘咲 結葉「難しそうですか・・・？」
アングスト「・・・普通の人ならそう言うでしょう」
アングスト「ですが私を誰だとお思いで？ エモーショスの幹部アングストですよ？」
アングスト「すぐにでも実現させて見せましょう」
四島 修「あの・・・すいません 一体何を・・・」
アングスト「それは見てのお楽しみ、ですよ」

〇闇の闘技場
　　一方、トゥレラは
トゥレラ「キャハハハハハハ!! 全員まとめてかかってこーい!! 叩き潰してやる!! キャハハハハハハ!!」
戦闘員「うわあああ!?」
トゥレラ「次!!次かかってこい!!」
戦闘員「トゥレラ様!! カフェへの招待状が届きました!!」
トゥレラ「カフェえ!?」
戦闘員「な、なんで殴ったんです!?」
トゥレラ「いや、すまん つい手が滑った」
トゥレラ「いやでもカフェなら行かなくてもいいかもしれないわ よーし歯を食いしばれ」
戦闘員「いやいやいや!! この招待状はアングスト様からのもので!!」
トゥレラ「アングストぉ？」
トゥレラ「むう・・・ あいつは根に持つんだよ」
トゥレラ「まぁ行くだけ行ってやろっと その前に一発殴らせて」
戦闘員「いやそれは・・・」
トゥレラ「・・・・・・」
トゥレラ「・・・ダメ？」
戦闘員「上目遣いのおねだりと殴る順序が逆ですトゥレラ様!!!!」

〇洋館の廊下
トゥレラ「というわけでドアの前まで来てみたわ」
トゥレラ「つまんなかったら暴れてやろ」
戦闘員（トゥレラ様が暴れに暴れたらアングスト様がブチギレる気がする・・・）
戦闘員（どうか大人しくしてください・・・トゥレラ様・・・）

〇ナイトクラブ
トゥレラ「・・・は？」
戦闘員「え・・・？」
甘咲 結葉「イエーイ!! パーリナーイ!!」
トゥレラ「???????????」

〇洋館の廊下
トゥレラ「何だあれ」
戦闘員「わかりません」
トゥレラ「カフェじゃないよね」
戦闘員「カフェじゃないです」
トゥレラ「幻覚でも見てるのか？」
戦闘員「僕にはクラブハウスに見えました」
トゥレラ「アタシも」
トゥレラ「・・・って!! 狂気の権化たるアタシが真顔になってどうするんだってんだ!!」
トゥレラ「行くぞ戦闘員!! アタシがあんな幻覚なんざぶち壊してやるわぁぁぁ!!」
戦闘員（・・・ホントに幻覚なのかな・・・？）

〇ナイトクラブ
トゥレラ「幻覚じゃなかった」
トゥレラ「アタシの知ってるカフェじゃない」
トゥレラ「狂気の権化たるアタシもこれには流石に冷静になってしまう」
甘咲 結葉「わー!!いらっしゃいませ!!トゥレラさん!!」
四島 修「すいませんいつもはこんなじゃないです」
トゥレラ「だろうな」
アングスト「おや、トゥレラ 招待状には応じたようですね」
トゥレラ「色々ツッコみたいけど まずこれはお前の仕業なの？」
アングスト「企画は結葉さん 実行及びその他諸々は全て私です」
トゥレラ「お前にこんな趣味があったんだな」
アングスト「企画は結葉さんです」
トゥレラ「・・・あのなぁ」
トゥレラ「この状態、シャグランが見たら泣くぞ!?」
シャグラン「すまん普通に楽しい」
トゥレラ「なんでいるんだ!!」
トゥレラ「いや、それにボーダムも」
ボーダム「何」
トゥレラ「なんでだよ なんで未成年がクラブハウスにいるんだよ」
トゥレラ「それに!! こんな騒がしくしたらジャルジーが苦情言いに来るよ!?」
トゥレラ「『こんな夜更けに騒ぎ立てるなんて!! 寝るのが遅れて私の肌が荒れたらどうするつもりなの!!』 ・・・って」
ジャルジー「あーら トゥレラってば怒って顔にシワが出来てるわよ!!」
フレユール「あ、お、踊る？楽しいよ・・・？」
トゥレラ「お前らもエンジョイしてんのか!!」
トゥレラ「なんだ なんなんだ アタシが冷静にツッコむなんてらしくないのに!!」
アングスト「どうです 素直になってはしゃぎなさい」
トゥレラ「アタシに命令するの!?」
トゥレラ「あのなぁこんなこと・・・ アタシが喜ぶわけ・・・」
トゥレラ「あるじゃないか!!!!」
トゥレラ「キャハハハハハハ!!最高!! 最初は驚いて冷静になったけどこういうの大好き!!!!」
トゥレラ「さぁ!!アタシ踊っちゃうよ!! めっちゃくちゃに!!狂気的に!!!!」
アングスト「・・・ふふふ」

〇洋館の廊下
ゾウオ「・・・・・・」

〇ナイトクラブ
アングスト「楽しそうで何よりです」
トゥレラ「キャハハハ!! 楽しい!!」
アングスト「これであと残る問題は・・・」
ゾウオ「・・・おい」
アングスト「・・・はぁ もうバレましたか」
ゾウオ「何だ？この状況は・・・ 我に内密にこんなところを作るとは・・・」
　　続く