入学式-4(脚本)
〇商店街の飲食店
私は相変わらず結城さんを避けていた。
GWが終わり高校にも慣れはじめていた頃。
制服も夏服に変わった、そんなある日。
私は沙羅ちゃんと町に遊びに来ていた。
鹿子生沙羅「なぁ、悠奈。 結城を避けてるんだって?」
広瀬悠奈「沙羅ちゃん、なんで知って!? あ、もしかして聞いた?」
葉山さんだもん。
話してるとは思ったけど。
鹿子生沙羅「うん。 あの馬鹿、理由知りたがってた。 そんなに知られたくないのか、結城に」
沙羅ちゃんだって分かってるじゃない。
もし、ばれたらどうなるか、、、。
広瀬悠奈「だって・・・・・・結城さん、嫌と思うから。 昔の仲間がそんなことしていたなんて聞いたら」
鹿子生沙羅「確かにあの男は、嫌がるかもしれないが・・・・・・。 それよりは、悠奈がそんな目に合わされたのが嫌だと思うけどな?」
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