勤め先のカフェは悪の組織支部店です

小夜紅テルン

【第18話】トゥレラ落ち着かせ作戦です。(脚本)

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〇シックなカフェ
  ここまでのあらすじ
  戦いに心躍らせる戦闘狂幹部トゥレラを見つけた結葉と修。
  彼女の戦い方をモニタールームで見学した二人は、コレールに話があると言われるのであった・・・
コレール「さて、さっき見たトゥレラだけど」
コレール「キミ達も察してるかもだけど、彼女はアジトもしょっちゅう破壊するんだ」
四島 修「アジトも!?」
甘咲 結葉「節操ないんですね・・・」
コレール「そこで キミ達には彼女をどうにかして落ち着かせてほしい」
甘咲 結葉「落ち着かせるって、どうやって!?」
コレール「・・・・・・」
コレール「わからない」
四島 修「えぇ・・・」
コレール「でももう、キミ達ならなんとかなるんじゃないかな・・・って」
甘咲 結葉「その信頼はどこから・・・」
四島 修「信頼してもらえるのは嬉しいけどね・・・」
コレール「とにかく、彼女は明るくてワイワイしてて楽しいところが大好きなんだ」
四島 修「カフェと真逆の雰囲気じゃないですか」
コレール「・・・・・・」
甘咲 結葉「まさかコレールさんともあろう人がこうなることを考えてなかった、とか・・・」
コレール「・・・・・・」
四島 修「・・・なんか冷や汗かいてません?」

〇シックなカフェ
四島 修「まさかのコレールさんすらノープランだったとは・・・」
甘咲 結葉「どうします? 相手はあのトゥレラさんですよ?」
四島 修「前カフェの前でレンジャーと戦ってたときもさ・・・」

〇店の入口
トゥレラ「キャハハハハハハハハハハハ!!!!!! 戦い!! 戦い!!」
トゥレラ「あたしの独壇場!!!! あたしが主役!!!! 最強はあたしだああああああ!!」
トゥレラ「壊せ!!壊せ!! 壊せええええええええ!!」

〇シックなカフェ
四島 修「・・・って」
甘咲 結葉「あの時は本当にカフェ全壊も覚悟しましたからね・・・」
四島 修「じゃあどうするかって話なんだけど」
甘咲 結葉「楽しくて騒がしい感じに・・・ん?」
甘咲 結葉「楽しくて・・・騒がしい?」
四島 修「なにか案があるのかい?」
甘咲 結葉「閃きました!!!!」

〇シックなカフェ
  翌朝
甘咲 結葉「というわけで特別ゲストのアングストさんです!!」
アングスト「どうも」
四島 修「お忙しい中ありがとうございます・・・」
アングスト「なに、今日は私がレンジャーと戦うので元々今日はそんなに研究を進められませんから」
アングスト「ならもういっそ今日は出陣以外は休んでも良いかもしれませんと思った矢先に これですから」
アングスト「して、要件は?」
甘咲 結葉「実は・・・」
アングスト「トゥレラですか・・・」
四島 修「なんか凄く露骨に嫌そうな顔してませんか」
アングスト「あいつは私の作った薬品を全部無駄にしたことがあるので」

〇実験ルーム
トゥレラ「つまりさー これとこれの力が合わさった薬が作りたいなら」
トゥレラ「これとこれ混ぜれば良いじゃん!!」
アングスト「そんな簡単な問題ではないんです」
アングスト「・・・って!!何勝手に混ぜてるんですか!!」
トゥレラ「あーあとこれとこれ?これも混ぜちゃえ!!」
トゥレラ「キャハハハハハハ!!!! もういっそ全部全部混ぜちゃえば良いんだよ!! キャハハハハハハ!!」
アングスト「ちょっ・・・で、出ていきなさい!!!!」

〇シックなカフェ
アングスト「正直関わりたくないです」
甘咲 結葉「アングストさんをここまで怒らせる人がいるとは・・・」
アングスト「毒物飲ませた貴女も怒らせてましたよね」
甘咲 結葉「えへへ・・・」
四島 修「・・・で、どうしてアングストさんが?」
甘咲 結葉「そう!! 私には最強の考えがあるんです!!!!」
  続く

次のエピソード:【第19話】トゥレラ イン カフェ?です。

コメント

  • アングストさんが、だんだんと仕掛け人(?)側に……、そして結葉さんのドリンクをまだ根に持っているとはww
    トゥレラさんの戦闘狂っぷり、まぁアレなご様子ですが、悪の幹部と考えればマトモなほうのような気が(相対的に…)

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