〇田舎町の通り（看板あり）
由奈「ふんふふ〜ん🎶ふんふふ〜ん🎶」
　　私は由美。ただの高校３年生。
　　今は念願だった第１志望の大学に合格し浮かれているのだ。。。

〇田舎町の通り（看板あり）
由奈「あ、紗奈!!久しぶり！ いつぶりだっけ??もしかして・・・１年ぶりくらい?!」
紗奈「あ、由奈！久しぶりなのに挨拶もないの？笑 ていうか１か月前にあったんですけど・・・」
　　紗奈は由奈と同じ高校３年生。
　　２人は中学では大の仲良しだったが高校に入ってからは別々になりたまに連絡を取りあっていた。
由奈「そうだったっけ笑 ごめんね〜私忘れっぽくてさ、、 それよりさ、聞いて!!」
紗奈「相変わらず忘れっぽいね笑 で、聞いてほしいことって何??」
由奈「私ね第１志望の大学に受かった!!!! 前に会った時に紗奈が推薦で受かったって聞いて焦っちゃったよ。。」
紗奈「おおー！良かったじゃん。 私は県内の大学だからそんなに凄いことじゃないけど。 由美はどこにある大学受けたんだっけ??」
由奈「私はね、東京の大学!!! しかも渋谷にある大学なの!!」
紗奈「そっかー私には縁がないような都会だね〜 てか、由奈って渋谷のこととか知ってるの？ 通う大学がある場所のことくらいは？」
由奈「あ、、そういえば渋谷のこととか全然知らないや。。 大学のことしか調べてなかった!!」
紗奈「え〜、、知らなきゃダメでしょ笑 そうだ!!私にいい考えがあるんだけど！」
由奈「なになに??」
紗奈「今、私の家に東京の高校に通ってるいとこが来てるの！ 私のいとこに渋谷のこと聞いてみない??」
由奈「え！いいの？ 迷惑じゃなければ是非聞きたい!!」
紗奈「じゃあ今から私の家に来て!!」
由奈「うん！ありがとう！」
　　そうして２人は紗奈の家に向かったのであった。

〇明るいリビング
由奈「おじゃましまーす!! わあ、紗奈の家来るの久しぶりだ！ 相変わらず広いね〜」
紗奈「そんなことないよ！笑 ちょっと待ってて！いとこ呼んでくる！」
由奈「わざわざありがとうね〜!! （どんな子なんだろうな〜）」
　　10分後。。
　　紗奈がいとこを呼んでリビングに帰ってきた
碧衣「こんにちは！紗奈から話は聞きました！ 私碧衣っていいます！気軽に碧衣って呼んでね！」
由奈「え！めっちゃ可愛いんだけど!!! 私は由奈です。よろしくお願いします！ 由奈って呼んでいいよ〜！」
紗奈「じゃあ、自己紹介も済んだし早速本題に入ろうか！ まず由奈、由奈が知ってる限りでいいから渋谷ってどんなところか言ってみて！」
由奈「渋谷ね〜、、あ！スクランブル交差点とか！ ニュースで見たことあるよ！あとは、忠犬ハチ公の像とか、、名所が沢山！」
碧衣「まあ、間違ってはないけどね笑 でも渋谷はそれだけじゃないんだよ！」
碧衣「例えば、渋谷ヒカリエや渋谷ストリーム、渋谷マークシティなどの百貨店や飲食店が幅広く揃っている建物があるよ！」
由奈「そんなに複合施設が沢山あるの?! とっても楽しそう！」
碧衣「楽しいよ〜！１日じゃ絶対に物足りないくらいたくさんのお店があるよ！」
碧衣「あとはね〜、渋谷のセンター街!! 飲食店が沢山あるの!! 渋谷はとっても楽しいところなんだよ！」
紗奈「でも・・・そんなに都会だと疲れちゃうんじゃない??」
碧衣「そんな時におすすめの場所もあるの！ それが渋谷区立松濤美術館と東郷神社！ とても落ち着くことが出来ていい場所なんだよ!!」
紗奈「それなら、騒がしい場所に疲れても安心だね!!」
由奈「渋谷って色んな場所があるんだね！ なんだか色んなところを知れて自信がでてきた!!」
碧衣「良かった〜!!私も渋谷のことを知ってもらえてとっても嬉しい！ また！何か知りたいことがあったらなんでも言ってね!!」
紗奈「碧衣ありがとね！私も渋谷について知れてよかった!! 今度行ってみようかな！」
由奈「いいね〜!! そうだ！また今度会える時があったら３人で渋谷で遊ぼうよ!! そのときまでに私は渋谷をマスターするからさ〜！」
　　それから２年後。。。。
　　
　　３人は再び会ったのであった。そう、渋谷で

〇SHIBUYA109
碧衣「そろそろ時間かな〜」
紗奈「碧衣〜!!!久しぶり！」
碧衣「紗奈に由奈！久しぶり！ まさか本当に渋谷で３人で会うことが実現するとはね〜笑」
紗奈「しかも今日はね、、、」
碧衣「由奈が１日のプラン考えたって本当?! 楽しみだな〜!!!」
由奈「ちょっと!!信用してないでしょ笑 私だってこの２年間でちゃんと渋谷をマスターしたんだからね!!!」
由奈「私渋谷の街に来てから思ったの、こんな素敵な街を知らない人がいるなんてもったいない！ もっと色んな人に知ってもらいたい！」
紗奈「まあ、由奈だって２年前まで全然知らなかったんだけどね笑」
碧衣「じゃあ、早速行こうか!!」
　　こうして、３人は渋谷の街で１日遊び尽くしたのだった。
　　人と人とを繋ぐ街、それが「渋谷」なのであった。