EP.3 謎の手紙(脚本)
〇西洋の街並み
???「おお、シルヴィア! ようやく見つけたぞ!」
シルヴィア「マルク・・・ 今更私に何の用なの?」
マルク「この間の事はほんと悪かった! ついカッとなってしまってあんな事を・・・」
マルク「それより大変なんだよ! 俺の店の前に変な手紙が張り出されてたんだ!」
シルヴィア「変な・・・手紙?」
マルク「おう、これを見てくれ!」
俺より強いやつ求む!
至急ゴトロ平野まで来い!
もし明日までに来なければ
この店を破壊する
ガルア
マルク「他の賞金稼ぎはみんな前の盗賊狼にやられた件で怖気付いちまって誰も行こうとしねぇ・・・」
マルク「お前だけが頼りなんだよシルヴィア! もうこれ以上俺の店をめちゃくちゃにされたくねぇ!」
シルヴィア「しょうがないわね・・・ わかったわ、行ってあげる」
マルク「ほ、ほんとか!? 恩に着るぞシルヴィア!」
シルヴィア「その代わり・・・報酬はちゃんと出してね」
マルク「・・・・・・へ?」
〇原っぱ
シルヴィア「ここがゴトロ平野・・・」
???「フッフッフッ・・・ようやく来たようだな・・・」
ガルア「さぁて、さっそくで悪いが俺とひと勝負・・・」
ガルア「・・・ってあんたは!! シルヴィアさん!?」
シルヴィア「そういうアンタこそあの時のバカ狼!!!」
ガルア「いや・・・俺にはガルアって名前がありましてね・・・ 手紙にも書いていたでしょ・・・」
シルヴィア「それより・・・ アンタあんな手紙貼ってどうするつもりだったのよ?」
ガルア「いや〜・・・それはシルヴィアさんの目に叶うような男になるために修行を積もうと思いましてね・・・」
ガルア「ああして手紙を貼ったわけなんですけど、まさかシルヴィアさんご本人が来てくれるとは・・・」
ガルア「まぁこちらとしては好都合! さぁシルヴィアさん、俺に修行を・・・」
シルヴィア「するわけないでしょうが!!!」
ガルア「うぐゥ・・・ッ!」
シルヴィア「そもそも、あんな恐喝みたいな手紙書いたらみんなパニックになるでしょうが!!」
シルヴィア「ちゃんと反省・・・・・・しろッ!!!」
ガルア「グハァ・・・!」
シルヴィア「全く・・・さっさと帰ってマルクに報告しよ」
ガルア「ハァ・・・ハァ・・・ 今日は三発耐えられた・・・」
めげないガルアに笑ってしまいましたwこういうひたむきさは見習わないといけないのかも?弟子入りが実現するのか気になります!
これは見事なまでの、ガルアさんがシルヴィアさんに殴り倒されるまでの流れるような展開!……もはやプレイにも見えてしまう2人に笑いが込み上げてきます!