〇西洋風の受付
レイ「あの、こんにちは」
ルーア「あら、かわいい子達ね」
ルーア「道に迷っちゃったのかしら？」
レイ「冒険者登録に来ただけです」
ルーア「えっ!?」
レイ「その・・・ダメですか？」
ルーア「いや、試験に受かればいいわよ」
レイ「じゃあその試験、受けます」
ルーア「分かったわ」
ルーア「試験は明日だし・・・内容を先に説明しちゃうわね」
ルーア「まず最初に武器が扱えるかを調べるわ」
ルーア「武器は絶対に持ってくるようにね」
ソフト「やっぱり、あとで買わないとだね」
レイ「そうだね」
レイ「まぁ、私は持ってるけど」
ソフト「え・・・？」
レイ「こんなのは気にしなくていいから、話聞こ」
ソフト「わ、わかった・・・」
ルーア「では、話を続けますね」
ルーア「その次は魔法の訓練です」
ルーア「使う魔法は強めのほうが評価は高いですね」
ルリ「うーん・・・魔法、使えるかなぁ？」
ルーア「もし、ここで失敗しても、次のところでも取り返すことは出来ますよ」
ルリ「良かったぁ」
ルーア「それで、その次のやつは、ダンジョン攻略です」
レイ「面白そう！」
ルーア「注意したほうがいいですよ」
ルーア「前の２つが出来ても、ここでダメになった人だっているので」
レイ（取れたら高得点だけど、失敗したら一発アウト・・・キツいなぁ）
レイ「ちなみにですけど・・・」
レイ「死ぬ可能性は？」
ルーア「・・・」
ルーア「30%くらいでしょうか」
レイ「そうですか」
ルーア「他に質問はありますか？」
ルーア「・・・無さそうですね」
ルーア「では、明日のこの時間です」
ルーア「頑張ってください！」

〇ヨーロッパの街並み
レイ「とりあえず・・・２人の武器買おっか！」
レイ「何がいいとかある？」
レイ「無いならステータスからいいの出すけど」
ルリ「多分そっちの方がいい気がする」
ソフト「同感」
レイ（となると...）
レイ「まずルリはナイフ」
ルリ「あっ、それなら昔虫潰すためによく投げてたから得意だよ！」
レイ（ナイフだけあったのはそういうことか...）
レイ（こっちはなぁ、魔法メインだから武器はほとんど同じなんだよなぁ...）
レイ（よし、決めた）
レイ「ソフトは槍」
レイ「風魔法も持ってるし、スピード型がいいと思う」
ソフト「分かった」
ルリ「ねぇねぇ、私って魔法使える？」
レイ「雷魔法が使えるよ」
ルリ「やったー！」
レイ「えっと...なんでそんなに喜んでるの？」
ルリ「昔から貴族貴族って言われてて、魔法とかの勉強をさせてくれなかったんだ」
ルリ「だから、使えるのが嬉しいの！」
レイ（貴族も貴族で大変なんだなぁ...）
ソフト「ここ、武器屋じゃない？」
レイ「あっ、本当だ！」
ルリ「武器武器〜!!」
レイ「ちょっ、ルリ!!」
ソフト「２人とも、待ってよー!!」