ホウレンソウのお話(脚本)
〇説明会場
先生「今日は「ホウレンソウ」の話をしよう」
助手「あ~、聞いたこと有るぅ~。 社会人の常識って言われたこと有るぅ~」
先生「そうだねぇ。 ところで、「報連相」の使い方は知ってるかい?」
助手「当然ですよぉ~。 私、これでも先生の優秀な助手さんですよぉ~」
先生「じゃぁ、早速やってみてくれ」
助手「あのぉ~、先生ぇ~」
先生「何だね?」
助手「先生のスマホをコーヒーに沈めてしまいましたぁ~」
先生「あ~~~~、あれ、お前がぁ・・・」
助手「でぇ~、先生にご連絡を差し上げたかったのですがぁ~」
先生「ほうほう・・・(少々ご立腹!)」
助手「先生は会議中で、どう連絡したらいいのでしょうか?」
先生「それが・・・相談?」
助手「(コクコク)」
先生「どうやら・・・「報連相」の使い方を教える必要があるねぇ・・・(かなりご立腹!)」
「報連相」とは、「報告」・「連絡」・「相談」の事と言いましたが、実はこれらの使い方を正しく理解している人は意外と少ない。
「報連相」の使い方は、次の通りです。
1)「相談」
物事のきっかけなり、何かの問題が発生した際の第一歩の行動となります。
仕事であれば、起点を話すこと。
2)「連絡」
相談した事により、途中経過などを伝える必要が出てきます。
一連の途中経過を伝える活動が「連絡」となります。
3)「報告」
相談から連絡を通して追いかけてきた懸案の結果が出た際に、正式に話すことです。
結論はどうなった?です。
先生「つまり「報連相」とは、「相談」から「連絡」を重ね「報告」へ繋がっていくもので」
先生「事の大小はともかく、この「報連相」をうまく利用できれば、仕事やプライベートに役に立つはずだ」
先生「解ったかね? 有能な助手君」
助手「(コクコク)」
「報告」に関しては、相談した相手から要求される場合もあります。
逐一連絡することで、円滑な報告にもつながります。
先生「以上、 駆け足ではあるが、「ホウレンソウ」の話は終わりだ」
とても納得できる説明ですね。そして、この作中の空気感(特に助手さんが醸し出すモノ)とのミスマッチが楽しくなってきますねww
ホウレンソウではなくソウレンホウの順番なんですね。まったく知らなくて勉強になりました。知っているようできちんと理解していないビジネス用語をシリーズ化したら面白そうですね。