JKときどきアトモスフィア(仮)

tsuki

IORIのエピソード(脚本)

JKときどきアトモスフィア(仮)

tsuki

今すぐ読む

JKときどきアトモスフィア(仮)
この作品をTapNovel形式で読もう!
この作品をTapNovel形式で読もう!

今すぐ読む

〇女性の部屋
笹塚イオリ「ふわふわ・・・」
  舞台は日々多くの人々やモノが行き交う場所、ここは「渋谷駅」、、付近の社宅。
  
  と言ってもイオリひとりだけだが──
  今春4月に高校進学を控えたイオリ。
  ある日の朝、イオリはベットから起きていつものように両手を天井に高く押し上げてぐぅっと伸びをしようとしていた。
笹塚イオリ「あっっっ!!!」
  叫び声と同時に彼女は自分の手が見えないことに気がついた。
  いや、見えないのではない、透き通っていて右手と左手を組むことができなかったのである。
  ・・・・・・──
  ──────・・・
  ”””『〜』”””
笹塚イオリ「ふわふわっと」
笹塚イオリ「・・・!?!!!?!!!?」
笹塚イオリ「ふわふわだと!?」
  この瞬間から笹塚イオリ15歳の阿鼻叫喚ライフが始まった、、、。
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  ──・・・
  ぎゃーーーお
笹塚イオリ「わたしくうきになった」

〇住宅街の公園
「”これわたし、かがみ” ”かがみよかがみーなーんちゃって”」
  鏡になったイオリ
  
  あれ、空気だったんじゃないかって?
  それは作者の都合上ってことよ、
  
  まあいいじゃないか──・・・
「鏡になったんだから自惚れてる女の子のところに行ってあいさつしてこよっ! なんかキャラ変してるけど良いや」
  こうして入学式前日なのにイオリは行方不明となった。──
  
  
  ちなみに私はイオリじゃよ、イオリ専属の神様じゃよ、ほほほっ。

〇お嬢様学校
笹塚イオリ「ぱっっっ!!」
笹塚イオリ「・・・・・・・・・──!?」
笹塚イオリ「なんでにんげんにもどっちゃったのよーう」
笹塚イオリ「私は鏡だったのよ 某童話に出てくる継母を1番美しいという鏡だったのよ()」
  そわぞわぞわ””
笹塚イオリ「もうやになっっちゃう」
  ぞわぞわおわ
  ぞーわぞわ
笹塚イオリ「おい!じまくうるせえぞ あたしのことばかんじ変換されなくなっちゃったじゃねえかよ」
  そわぞわ・・・
  すいません──
  
  うるさい字幕も思わず黙る
  15歳笹塚イオリ

〇駅のホーム
笹塚イオリ「さっきついでに入学式に出てきたお あたし最初はおっとりキャラ設定だったはずなんだけど制作側の都合でめちゃちゃな人になって」
  る
  おっと文字数オーバー
笹塚イオリ「ここはどこかって?あたしの地元さ 幾つになってもふるさとは忘れられねんだよなぁ(15だが)」
  ということでイオリちゃんが空気とお思いきや鏡になった阿鼻叫喚地獄ストーリーは終了したのである、おしまい
笹塚イオリ「さいごに、 あたしの設定についてたっくさんはなすよ!!」
笹塚イオリ「私は笹塚イオリ15歳 高校入学目前に空気と思いきや鏡になった女の子」
笹塚イオリ「自惚れてる女の子に現実を教えてあげようとしたけど自惚れてるのは自分自身だった」
笹塚イオリ「まあそんな私でも小さい頃からお父ちゃんのお仕事で渋谷にいるんだけどね、 ここは遊ぶところが多いし、」
笹塚イオリ「公園だって近くにたくさんあるんだよ」
笹塚イオリ「あたしが渋谷駅で1番好きなのは東急フードショーってとこ。SNS映えするめちゃんこ美味しい食べ物がたくさんあつまるんだ」
笹塚イオリ「ぜひこの渋谷を訪れた時には一度行ってみてほしいな」
  ※このお話に登場する人物は全てフィクションであり、架空のもの(って一度書いてみたかった)

コメント

  • エネルギッシュで先の読めないストーリー展開、読んでいると、まさに15歳女子に振り回される身近な大人の気分です。クセになりそうですね!

  • ふわふわ・・と始まったのでこちらもリラックスしてタップしました。可愛いいおりちゃんの鏡遊び、影の声ともよくミックスしていましたよ。

  • 類い稀なる世界線をお持ちの方だなと思いながら読んでおりました!
    展開が全く読めなくて、タップする指が止まらなかったです👏!!

コメントをもっと見る(5件)

ページTOPへ