コックリさん(脚本)
〇古民家の居間
深月「・・・」
深月「えっ!!? なにそれ!?」
深月「み、深星何言ってるの・・・ そんな訳・・・」
深星「・・・」
深月「・・・ほ 本当なの・・・?」
〇古民家の居間
ニアヴ「はわ・・・っ! かわゆい双子ちゃんが大人・・・!?」
ムジナ「ふむ・・・ さっきの終蔘の話聞いて思ってたんだがよぉ」
〇古民家の居間
ムジナ「コンを呼び出したのはお前さんか」
ムジナ「オリャ他の奴より鼻が効いてね テメェは微かだか獣臭い」
〇黒
〇古民家の居間
深星「・・・そうだよ」
深星「深月の世界を見せてくれって言った だけなのにさ」
深星「まさか2人揃って 黄泉の国に堕とされるとはね」
〇田舎の病院の病室
「祭りの灯り・・・ やぐら・・・ が」
深星「・・・」
深星「深月・・・ 夏祭りなんてとっくに終わったよ・・・」
〇雪に覆われた田舎駅(看板の文字無し)
「もう次の春が来るよ・・・」
〇田舎の病院の病室
民間療法、セラピー、
怪しげな占いまで何だってやった
深星(・・・黒魔術・・・呪い・・・)
深星「馬鹿馬鹿しいか」
深星「・・・」
〇田舎の病院の病室
深星「小学校ん時流行ったな・・・」
「深月の意識を戻して下さい」
いいえ
深星「・・・あっそ」
深星「・・・なら」
「ならせめて深月の」
「見てる世界を俺にも見せてよ・・・」
はい
深星「・・・はい?」
〇古民家の居間
深星「そっからは気づいたら深月に会えてたけど」
深星「断片的にしか記憶が無い」
終蔘「オメグミに投げたのは御神酒か」
深星「あーそうそう、一応持ってたやつ」
ムジナ「多少の厄除けに使えたか」
終蔘「俺らにゃ効かんが意識をうつし世に 留まらせてたのはこいつのおかげだろう」
深星「こっちに完全に引っ張られてないから 朦朧としてたんだ・・・」
深星「・・・」
深星「ハッキリ意識ある深月ヤバイ!!!!!!」
深星「いや御神酒無くした俺もヤバイ!!」
〇古民家の居間
ニアヴ「・・・」
ニアヴ「双子ちゃんとお別れするの私 悲しいです〜・・・」
ニアヴ「せっかく兄弟やっと会えたんです♡」
ニアヴ「ここでみんなで幸せに暮らせば良いと 思いますぅ〜!」
終蔘「お前にゃ俺だけで充分だろ・・・」
ニアヴ「きゃ〜〜〜!!!!♡♡」
「終蔘さまカッコヨー!!!!」
〇古民家の居間
終蔘「・・・さて、んじゃ早めに動くか・・・」