深星(脚本)
〇けもの道
〇けもの道
オメグミ「ほら私はねぇ別にただ何か頂けたらそれで満足なんですよぉええええわかりますでしょうそんなねぇ・・・私はねぇ」
〇山道
ニアヴ「おわっ・・・!?深月!!」
終蔘「ちっ・・・! オメグミだと・・・っ!!?」
終蔘「そいつはヤバい!! 深月!!こっちに・・・」
深星「深月から・・・離れろ・・・」
〇けもの道
オメグミ「うおっ!うお!おおおおう!!おほっ!」
オメグミ「ありがとねぇ!ありがとねぇ!ありがとねぇ おにいさんありがとねぇありがとねぇ!」
〇山道
終蔘「奴はしつこい! 今のうちに逃げんぞ!」
〇霧の立ち込める森
ムジナ「グウウ・・・」
〇けもの道
オメグミ「あっ!犬嫌い!!」
〇山道
「やだ!やだ!やだ!かえろ〜! 犬きらーい!!」
〇けもの道
終蔘「助かった・・・」
終蔘「深星、お手柄だな」
深星「・・・うん ・・・」
深星「終蔘さん」
〇霧の立ち込める森
ムジナ「終蔘よぉ、あんな野郎オレの領域に 連れてくんじゃあねぇよ」
終蔘「悪ぃな・・・ 逃げてたらつい、な」
終蔘「深星、話止めて悪い。なんだ?」
深星「・・・いや」
深星「後で話す」
ムジナ「オリャ祭りの帰りでよ」
ムジナ「どーだ、うちで一杯」
〇霧の立ち込める森
深月「深星ありがとう! あれ何投げたの?」
深星「うん、それも含めて」
深星「終蔘さんとニアヴも」
〇霧の立ち込める森
深星「・・・聞いてほしい」
深月「・・・」
深月「み、深星・・・?」
〇古民家の居間
ムジナ「オレん家だ。いい家だろぅ?」
深月「わっ・・・ちゃんとした家だぁ・・・」
チラリと深星を覗く
深月(あんなに朦朧としてたのに・・・ 急に意識がハッキリした気がする・・・)
深星の緊張がピリピリと伝わる・・・
終蔘「・・・」
終蔘「・・・ま、一服させてもらおうやぁ」
登場したオメグミって、勝手な想像ですけど、捕まったらずっと集られるヤバい存在ですか?