リメンバーファミリー

とみ

エピソード8 話②(脚本)

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〇可愛い部屋
リン「さつき、なんで居なかったんだろう」
リン「それに」
リン「かなでがさつきのこと知らないってどういうこと?」
リン「さつきは高校生じゃないってこと?」
リサ「お姉ちゃーーーーーん」
リン「リサ、」

〇可愛い部屋
リサ「へー」
リサ「そんなことがあったんだ」
リサ「でも、私小学生だから分からないよ?笑」
リン「あ、そうか」
リン「ごめーん」
ヒカル「2人とも」
ヒカル「夕飯できたぞ」
リン「わーい」
リサ「わーーーーーーーーーーーーーー い」

〇近未来の病室
  記憶が消えて5日たった、彼女はまだ記憶が戻っていなかった
リン「おばあちゃん、お見舞いに大福買ってきたよ」
おばあちゃん「ありがとね」
リサ「おばあちゃんもう大丈夫なの?」
おばあちゃん「あーもー全然大丈夫よ」
おばあちゃん「なんで退院させてくれないのか分からないぐらいよ」
リン「先生が言うには、『階段から落ちたってことは、どこか足や腰などに異常があるかもしれないから検査しなければいけない。』」
リン「それで単純に安静にしていた方がいいんだって」
おばあちゃん「はぁなるほどねぇ」
おばあちゃん「今日は2人とも来てくれてありがとね」
おばあちゃん「で、リン、後で一人で来て話しましょうね」
リン「あ、そういえばそうだったね」
リン「うん話そう」
リン「それじゃあじゃあねおばあちゃん」
おばあちゃん「うん じゃあね」
リサ「じゃーねーーーー」
おばあちゃん「あの人は一体何をしようとしてるんだろうか・・・」

〇病室の前
リン「さ、帰りましょリサ」
リサ「お姉ちゃん!」
リン「なに?」
リサ「おばあちゃん、大丈夫かな・・・」
リン「大丈夫、きっと治るよ」
リサ「そうだよね、」

〇可愛い部屋
  帰宅
リン「ヒカルー」
ヒカル「なんだ?」
リン「なんでヒカルはおばあちゃんのお見舞いに行かないの?」
リサ「そうだよ、心配じゃないの!?」
ヒカル「俺には俺のやることがあるんだ」
ヒカル「だから行けないんだよ!」
リン「行っちゃった・・・」
リサ「もーなんなのお兄ちゃんは」
リサ「私もうお風呂入って寝る!」
リサ「おやすみ!お姉ちゃん!」
リン「うん、おやすみ」
  ピロン
リン「ん?」
リン「何この音は」
リン「何これ」
リン「そういえばずっと机の上にあったけどなんだろこれ」
リン「ん?」
リン「おばあちゃんって書いてある」
リン「その下には、」
スマホの通知「おばあちゃん 明日、一人で来なさい あの時話そうとしたことを話すわ」
リン「結局、話ってなんだろ」

〇簡素な一人部屋
  ピロン
ヒカル「ん?」
ヒカル「まだ帰らないと言っといて、か」
ヒカル「なるほどねぇ」
  ガチャ
ヒカル「誰だ!」
リン「わ、私だよ私」
ヒカル「なんだ、リンか」
ヒカル「どうした?」
リン「そのーこれのパスワードってやつが分からなくって・・・」
ヒカル「あー」
ヒカル「リンはなんでも自分の誕生日にしてるだろ?」
リン「あ、そっか」
リン「私の誕生日っていつだっけ?」
ヒカル「それを忘れたのか笑」
ヒカル「12月25日だ」
ヒカル「覚えやすいのになんで忘れるんだ」
リン「さ、さぁ?なんでだろうね?」
リン「そ、それじゃーーーーありがとね──」
ヒカル「まて」
リン「なに」
ヒカル「まだお母さん帰って来れないらしいぞ」
リン「そっか、」
リン「わかった」
リン「ありがとねー」
  バタン!!!!
扉の向こうから聞こえるリンの声「うわぁぁあ!力入れてないのにすごい勢いで閉めちゃった、怖ー」
ヒカル「まさか、本当に・・・」

〇怪しいロッジ
  その頃
さつき「う、」
???「お、起きたか」
さつき「あなた!なに人の家を荒らしてんのよ!」
???「まぁまぁ落ち着けって」
???「こっちも指示があるまで暇なんだ」
???「そうだ、ゲームでもしようぜー」
さつき「誰があんたなんかとゲームを」
  1時間後
???「くっそ、おいお前強すぎだろ!少しは手加減しろよ!」
さつき「ふっこっちは2000時間やってるのよ?」
さつき「そう簡単に倒され・・・」
さつき「わっ!」
???「よっしゃー!ざまぁみろ!なにが2000時間だ!!」
さつき「あなた、これ何試合目だと思ってるのよ・・・」
???「んぁれ」
???「とにかく、俺の勝ちだ!!!!」
さつき「だめよ!私の勝ちよ!」
???「なんだとてめぇ 一瞬で潰してやる」
さつき「ふ、やってみなさいよ!!!」
  とても楽しそうだった・・・

次のエピソード:エピソード9 侵入者

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