囚われハッカーちゃん

東龍ほフク

9・飲食や排便の面倒がないメリットより痛感したデメリット(脚本)

囚われハッカーちゃん

東龍ほフク

今すぐ読む

囚われハッカーちゃん
この作品をTapNovel形式で読もう!
この作品をTapNovel形式で読もう!

今すぐ読む

〇美しい草原
若菜「あの・・・ここまでしてくれる 見返りってなんですか・・・?」
若菜「理由は・・・?」
  「え?別に・・・」
  「ネット上で自由な限り、何でもヨユーで
   出来るので気にしないで下さい」
若菜「・・・いや、そもそも」
若菜「私なんぞに絡んでくる理由・・・」
  「それより、ほらほら」

〇牧場
若菜「ゔぉっ・・・?! 生の馬の声っ・・・!!!!!!」
若菜「ゔぉおあ???!!! あっちに羊いるやん???!!! やっべ!うわっ!!!!うぉっ?????」
  「もっと可愛い声、出せないんですか?」
若菜「羊、すっげぇいるぅう!!!!???? うぉっ、うぉええええ??????」
  「だからもっと可愛い声(略)」
若菜「・・・あのっ・・・!」
若菜「本当にっ・・・ ありがとうございました・・・!」
  「・・・」
若菜「私1人じゃ何も出来なくて、」
若菜「岡田さんを無駄死にさせてしまったけど・・・」
若菜「岡田さんのぶんまでっ・・・ 羊を愛でてきますっ・・・!」
  「何すかソレ(笑)」
  「早く、牛とか見てくればいいじゃないですか」
若菜「うわっ!牛・・・くせぇ!!!!」
若菜「これが・・・家畜の糞の匂い・・・????」
  「なんで、糞の匂いでそんな
   テンション上がるんすか」
  「・・・」

〇幻想2
  「・・・」
  画面の向こうの若菜に手を伸ばすも
  無論、手は届かない。
  「あれ?」
  「なんで、手が届かない?」
  「手・・・」
  「あぁ、そうか。
   もう体なんてないんだった」
  「手なんか伸ばして・・・」
  「何がしたかった?」
  「・・・」

〇黒
岡田(あぁ、体があれば)
岡田(彼女の隣を歩けたのかぁ)
岡田(へー・・・)
岡田(体がなくて、初めてデメリットを感じたな)

〇牧場
  「あの〜」
  「ちょっと、画面の中の僕をなでてくれません?」
若菜「なんで?!」
若菜「何?画面越しにハイタッチ?」
  「・・・」
  「あのー」
  「大変 恐縮なんですけど・・・」
  「あなたに触られると心躍るので、
   定期的にスワイプしていただけません?」
若菜「えっ、なんで?!」
若菜「何か・・・ウイルスのせい?」
  「さぁ・・・どこで感染したんすかねぇ」
  「若菜さんの部屋が汚すぎたのが
   今更、体にきたのかもしれませんねぇ」
若菜「えぇえ?嘘でしょ〜??? 時間差でそんな効果が〜?」
  「というか、いいかげん その白いドレスで
   草むらをガサガサ行かないで下さいよ」
  「せっかくプレゼントしたのに
   台無しじゃないですか」
  「・・・というか、草むらで
   歩きスマホはやめなさい」
若菜「はいはい(^ω^ )」

コメント

  • 若菜興奮ぶりに笑いました😂岡田さんが星になった時はどうなることかと思いましたが、このキャラならではの喪失感の表現ですね…。最終回も切なくて良かったです☺

  • うおお…辛い😭
    定期的にエロゲ位シャカシャカスワイプしてあげて欲しいです…😭
    若菜ちゃん、牧場行けて良かった…✨
    (糞にテンションあがってるけど笑)
    凄く良かったです💕ずっと2人で画面越しに漫才のようなイチャイチャしてて欲しいです🤭💓

ページTOPへ