加賀見家4兄弟の日常

高橋

1話完結(脚本)

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〇綺麗な一戸建て
  加賀見家の4兄弟は、近所でも有名な存在である
  彼らの両親は、何年も前から海外に行ってしまっていて、今、一軒で兄弟だけで暮らしている
  ここで、加賀見の4兄弟を、一人ひとり紹介していこう
  長男の加賀見冬真は、28歳の会社員で、兄弟のまとめ役である
  料理が得意で、高校生の4男、唯斗のお弁当も彼が作っている
  会社でも、上司や先輩の評判も良く、後輩の面倒見も良いため、幅広い人に好かれている
  次男の加賀見琉史は、26歳で美容師をしている
  見た目は兄とは違い、チャラチャラしているが、チャラチャラした見た目に反して、周りを良く見ている
  また、琉史はモテるため、彼に髪の毛を切ってもらいたい女性のお客さんが後を絶たない
  3男の加賀見朔夜は、22歳の大学生で、クールで読書が好きな男の子である
  あまり、口数は多くないが、誰よりも家族のことを大切にしていて、兄弟想いでもある
  大学には彼のファンが多く、いるらしい
  また、叔父さんが営んでいるカフェでアルバイトをしている
  4男の加賀見唯斗は、18歳の高校生だ
  元気いっぱいな男の子で、家族を明るくする太陽のような存在で、THE末っ子という感じである
  自己紹介も終わった所で、彼らの日常を見ていこう

〇男の子の一人部屋
加賀見冬真「唯斗!起きないと、遅刻するぞ!」
加賀見唯斗「いっけねぇ!」
加賀見冬真「まったく、もっと早く起きなさい」
加賀見唯斗「ごめん。ごめん」
加賀見冬真「まったく」

〇おしゃれなリビング
加賀見琉史「唯斗、おはよう」
加賀見朔夜「唯斗君、おはよう」
加賀見唯斗「琉兄。朔兄、おはよう」
加賀見琉史「唯斗は、朝からマイペースだねぇ」
加賀見朔夜「唯斗君は、朝からドタバタしすぎ」
加賀見冬真「唯斗! ご飯は座って食べなさい」
加賀見唯斗「はーい」
  こうして、加賀見の日常は、4男唯斗のドタバタから始まる
  加賀見家は、兄弟が協力しながら、家事を行っている
  例えば、料理は、料理が得意な長男の冬真が主にしている
  高校生3年生の唯斗は、受験があるため、他の兄弟よりもやることは少ないが、ゴミ出しなどをしている
加賀見琉史「冬真兄さん、今日、お客さんが少ないから、俺が夕ご飯作るよ」
加賀見冬真「ああ。ありがとう。助かるよ 俺は、今日もいつも通り、20時ぐらいだと思う」
加賀見朔夜「俺は今日、授業は、少ないけど、その後カフェのアルバイトが入ってるから。 冬真兄さんと、同じぐらいだと思う」
加賀見唯斗「俺は、授業が終わったら、今日は塾もないから、そのまま家に帰ってくるよ」
  こうして、朝出かける前に、各々の今日の予定を話すのが、日課になっている
  話すだけではなく、冷蔵庫には、ボードがあり、そこに各々の予定を書きこむようにしている
  冬真の会社は、1時間かけた所にあるので、1番早く家を出ていく
  琉史が働いている美容院は、家の近くにあるため、家を出るのは他の3人よりも遅い
  朔夜は、授業によって、まちまちで、
  唯斗は、冬真の次に家を出る

〇シックな玄関
加賀見朔夜「ただいま」
  朔夜が帰ってくる
  続けて、冬真も帰ってきた
加賀見冬真「ただいま」
加賀見琉史「冬真兄さん、朔夜、おかえりなさい」
加賀見唯斗「冬真兄。朔兄、おかえりなさい 今日は、流兄の特製ハヤシライスだって」
加賀見冬真「琉史のか。 久々だし、楽しみだな」

〇おしゃれなリビング
  朔夜と冬真は、手を洗った後、リビングに来る
  朔夜は、台所にいた、琉史に紙袋を渡す
加賀見琉史「朔夜、これなんだ?」
加賀見朔夜「叔父さんが、これ持っていきなって、 渡してくれた 紙袋の中には、コーヒー豆と手作りのプリンが入っていた」
加賀見唯斗「プリンだぁ~」
加賀見冬真「コーヒー豆もか!」
加賀見琉史「せっかく、叔父さんがくれたんだから、食後のデザートに、プリンを食べよう」
加賀見朔夜「じゃあ、俺コーヒー豆挽くよ 最近、叔父さんに教えてもらったんだ」
加賀見冬真「朔夜、コーヒー豆から、コーヒー淹れられるのか すごいじゃないか!」
加賀見唯斗「朔兄、すごーい!」
  みんなが、リビングに揃った所で、夕ご飯を食べる
  みんなが揃って食べようというルールはないが、一人で食べるよりも、みんなで食べたほうが、おいしいという考えがある
加賀見唯斗「琉兄のハヤシライス、美味しーい!」
加賀見琉史「おかわり分もあるから、いっぱい食べてくれ!」
加賀見冬真「この、付け合わせも、おいしいな!」
加賀見琉史「少し、凝って作ってみたんだ」
加賀見冬真「すごいな」
加賀見朔夜「琉史兄さん、美味しいよ!」
  琉史は、みんなに褒められてテレる
  普段、お客様にも褒められるが、琉史は、褒められてしまうとテレてしまうのであった
  夕食の後、デザートに、叔父さんがくれたプリンを食べる
  琉史が、プリンを冷蔵庫に出している間に、朔夜がコーヒーを入れる
加賀見冬真「そうか そうやってやるのか!」
加賀見唯斗「すごいねぇ~」
加賀見朔夜「こうやると、上手く良くって、叔父さん、教えてくれたんだ!」
加賀見琉史「そういえば、冬真兄さん、親父とお袋から手紙が届いてたわ!」
加賀見冬真「手紙?」
  冬真は、中身を見る。
  中には、写真が入っていた
  冬真の後ろから、琉史、朔夜、唯斗も写真を見る
「あはははは!と思わず笑ってしまう写真が入っていた」
  写真には、お父さんさんとお母さんが、ポーズを決めている写真が入っていた
加賀見唯斗「父さんとお母さん、ポーズ決まってるねぇ!」
加賀見朔夜「ここ、どこだ?」
加賀見琉史「ニューヨークかな 親父とお袋も、相変わらずだな」
加賀見冬真「そうだな、相変わらず、ユニークでマイペースだな」
  手紙には、写真だけではなく、メッセージカードも入っていた
  「元気でやっていますか。私たちは、元気でやっています」と書かれていた
  こうして、加賀見の4兄弟は、兄弟で協力しながら、笑いが絶えない日常を送っている

コメント

  • 明るく温かな家庭っていいですね。
    楽しそうな雰囲気が伝わってきます。
    ご両親もおもしろそうな人なので、血筋かな?
    みんなで食べるご飯おいしそうです!

  • わあ〜すごくいい兄弟ですね!末っ子長女として、兄妹に仲間入りしたいです。めちゃくちゃ可愛がってもらえそう!
    こんなお兄ちゃんたちがほしいです。

  • イケメン4兄弟の生活を覗き見させてもらった気分。しかも皆が皆仲良しで助け合っていて、読んでいてあ〜とっても楽しそう♪とちょっと憧れさえ感じました。み〜んな幸せそう♪いいですね〜♪

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