鬼が来たりて~魔を祓う!魔物ハンター嵐子

クェス

正義感の味方!ピクシー登場(脚本)

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〇コンビニ
ユキナ「アイス アイス はよ~かって」
八神嵐子「やっぱり・・・雪女はアイスクリーム 好きなのね・・・納得」
嵐童「嵐子 酒を飲みたい お前が飲めば 俺が飲んだことになる」
八神嵐子「未成年は お酒は買えないの 残念でした」

〇コンビニの雑誌コーナー
八神嵐子「おや カッパに襲われた 子供が急増 意識不明の重体」
ユキナ「カッパが人を襲うとか あり得ないがの~」
八神嵐子「調査しましょう この辺の川を」
ユキナ「アイスは~」
八神嵐子「調査終わったらね」

〇湖畔の自然公園
八神嵐子「こういう所に居ないかしら」
ユキナ「妖気は感じないの~」
八神嵐子「空振りみたいね」
ユキナ「奴等もバカではないし お主のことが妖怪たちに 認知され始めたのかもの~」
八神嵐子「他の場所 行きましょう」

〇水族館前
ユキナ「お主 もしかして・・・ 行きたいだけで ここに来たのではないかの~」
八神嵐子「まさか・・・ははっ (バレてるし・・・) ささっ 入りましょう」
ユキナ「ちょっと 妖気を感じるな」
八神嵐子「ビンゴだった さすが~私」

〇大水槽の前
サハギン「どんどん子供を俺に差し出せ お前の子供の命は俺が握ってる 俺の力を増すために 子供の生命力が必要だ」
カッパ「もう・・・いやだ あんたの命令さ ききたくないズラ」
かっぺい「父ちゃん~助けてズラ」
カッパ「かっぺい~ サハギンさま 息子は逃がしてくれズラ」
  そこの妖怪たち
  話しは聞いたわよ!!
八神嵐子「カッパさんの子供を 人質・・・もとい 妖怪拐ってからに あんたみたいな 妖怪は私が退治してやるわ」
雪女「嵐子 そやつ 西洋妖怪じゃ 半魚人とは違うの~」
カッパ「あんたら って~雪女もいるズラ」
八神嵐子「カッパさん 下がってて くれるかな~」
カッパ「気をつけるズラ あいつは強いズラ」
八神嵐子「ユキナみたいに 私も変身できたらいいのに~」
雪女「たわけ~ 変身ではないわい 元の姿に戻っただけじゃ」
サハギン「フッ 雑魚どもが束になっても 我を倒せるわけなかろ~」
八神嵐子「そういうセリフは 負けセリフっていうのよ」
八神嵐子「あら 息が・・・ (泡の中に閉じ込められた)」
雪女「油断しおって~」
サハギン「そのまま 溺れ死ぬがいい」
雪女「わしは水を凍らせるだけで 助けれんわい」
  私の出番ね
ピクシー「エアーカッター」
八神嵐子「ありがと~ 妖精さん」
ピクシー「ピクシーよ」
サハギン「また・・・雑魚が増えたか」
ピクシー「バカねあんた あんたの負けは確定なの 私が人間性に味方する以上はね」
八神嵐子「助っ人ピクシーちゃん やっておしまい~」
ピクシー「あんたね 私にやらせる気なの 高いわよ」
八神嵐子「カネ取るの~」
サハギン「ごちゃごちゃうるさいハエどもめ まとめて殺してくれるわ」
ピクシー「ハエって~言ってはいけないことを」
サハギン「な・・・んと 動けない」
ピクシー「そこの雪女 凍らせるのじゃ」
雪女「嵐子 トドメを刺すのじゃ~」
八神嵐子「了解」
八神嵐子「粉々ね」
ピクシー「楽勝 余裕っちぃ~私にかかれば イチコロコロリンよ」
雪女「やるわね ピクシー」
ピクシー「当然の結果よ 私~一人でも勝てたけど 譲ってあげたの~ 優しいから」
八神嵐子「一番攻撃してたくせに・・・」
かっぺい「ありがと~お姉ちゃん」
カッパ「人間 ありがとズラ」
八神嵐子「どういたしまして~ カッパさんは人間を 殺してはないよね?」
かっぺい「父ちゃんはそんなこと 絶対しないズラ」
カッパ「拐ってたことは 悪いことズラ どうか・・・おらを成敗してくれ」
八神嵐子「子供を助けたかっただけでしょ なら~私は退治できない どっか遠くの湖で二人仲良く 暮らしなよ」
カッパ「かたじけない ありがと~人間 二人じゃなく 母ちゃんもいるズラ」
かっぺい「人間の姿に化けるんだね」
カッパ「人間の世界でも一応 暮らせるし また・・・カッパに戻ると 見つかった時に 大事になるズラ」
八神嵐子「ズラはやめた方がいいかもね」
カッパ「変な言葉ズラか~ ぼちぼち なおすズラ」
八神嵐子「まあ・・・方言みたいだし 問題ないかな・・・」
カッパ「そしたら なんかあったら 力を貸すズラ これをあんたにあげるズラ」
八神嵐子「なにこれ?」
カッパ「それを握りしめて 話せば わしと会話できるズラ」
八神嵐子「便利ね ありがと ピンチに使うわ」
カッパ「じゃあ かっぺい 帰るか 本当にありがとうございましたズラ」
かっぺい「お姉ちゃん またね バイバイ」
八神嵐子「またね お元気で バイバイ~」
ピクシー「主役をそっちのけにして 待たせて どんだけ~なのだ」
八神嵐子「あっごめんごめん」
雪女「わしも居るぞ」
ピクシー「さてと・・・どうするかな?」
八神嵐子「人間になれるなら うちに来る?」
雪女「また・・・同居人を増やすつもりか?」
八神嵐子「助けてもらったしね」
ピクシー「人間の姿になるかな~」
八神嵐子「また・・・子供かな・・・」
ピクシー「どう? こんな感じで?」
八神嵐子「妹と同じ年齢かな・・・」
雪女「わしも子供ではなく ギャルにしたら 良かったかの・・・」
八神嵐子「多分・・・部屋余ってた気がするし また・・・あれかな? うちのパパの頭の記憶に ピクシーちゃんを刷り込むのかな?」
ピクシー「それでいいわよ」
雪女「なら わしがやろう」
八神嵐子「ユキナって 本当におばさん口調よね」
ピクシー「本当 婆さんだね」
雪女「ギャルみたいな しゃべりはすかんのじゃ」
八神嵐子「とりあえず 家に戻ろう お腹ペコペコ」
ピクシー「人間 名前は?」
八神嵐子「嵐子でっす 高校2年生 彼氏居ません」
ピクシー「名前だけでいいし 私を呼ぶ時は さとみって呼んで」
ユキナ「わしはユキナ よろしく さとみ」
八神嵐子「そんじゃ 買い物して 帰ろ」

〇女の子の部屋
八神嵐子「嵐童 出てきてよ」
嵐童「なんだ~気持ちよく 寝てたのに~フウア~」
八神嵐子「あんた 寝てばかりね」
嵐童「その分 お前の妖気とか 生命力の減りが 少なくなると言うのに~」
八神嵐子「優しいじゃない あんたにしては~ 私の身体を乗っ取るとか 言ってたくせに」
嵐童「フッ そのうち 乗っ取ってやるさ」
八神嵐子「私・・・女の子なんですけど」
嵐童「かまわん」
八神嵐子「仮に乗っ取りに成功したら どうするのよ」
嵐童「人間どもを殺す」
八神嵐子「まあ・・・鬼だもんね わかってたけど そんなことさせるくらいなら 死ぬわよ」
嵐童「フッ 死なんさ そんなに簡単に死ねるわけがない」
八神嵐子「いいわよ おばちゃんになって 人生を楽しんで 死ぬから ヨボヨボの私で 人を殺せるかしらね」
嵐童「年を取れば 乗っ取りやすくなる あと五年くらいしたら 奪ってやるさ」
ユキナ「終わったぞ 記憶操作」
八神嵐子「可哀想・・・パパ」
嵐童「話しは済んだのか~」
八神嵐子「そうよ 西洋妖怪って なによ」
嵐童「お前の方が知ってるだろ 吸血鬼とか 外国の妖怪だ」
八神嵐子「ドラキュラとか あっちの妖怪さんね」
ユキナ「ドラキュラを妖怪と一緒にするな」
八神嵐子「なんで あんたの妖気で こっちに西洋妖怪まで 来てるのよ」
嵐童「さぁな~ 俺にきくな 寝るからな~」
ユキナ「わしが退治してやってもいいぞ」
八神嵐子「乗っ取られたら そんときはこおりづけにして」
ユキナ「わかった~任せるのじゃ」
さとみ「入るわよ」
八神嵐子「妹の服じゃん~それ」
さとみ「挨拶して来たら くれた」
八神嵐子「あんたたち 春休み終わったら 学校~行かされるわよ」
ユキナ「それはめんどうじゃの~」
さとみ「私も同意見」
八神嵐子「人間の義務なので 諦めなさい」
さとみ「あの水族館 閉鎖中なのに なぜ~入って来た?」
八神嵐子「ははっ 知らなかったんだな~これが」
ユキナ「たまたまか~」
さとみ「嵐子 あんたに味方しても いいけど~森をその代わり 救ってもらいたい 一匹のかなり強い妖怪が 森に住み着いた」
八神嵐子「交換条件ってわけね そんで~森に住み着いた 妖怪って~どんな姿で どんくらい強いの?」
さとみ「頭にイメージを送ってあげるわ」
さとみ「こんな感じよ」
八神嵐子「特撮ドラマに出そうね 仮面ワンダーに似てるわ」
さとみ「こいつが素早くて 攻撃が当たらないんだよ」
ユキナ「昆虫ぽいし 寒さに弱いんじゃないか?」
八神嵐子「私は雷と炎使えるよ」
さとみ「あたしは 風と土と樹木とか 自然系の魔法を使える」
ユキナ「水族館で使った 樹木で動きを止めたら?」
さとみ「避けられた あれは遅いから 避けられる」
八神嵐子「あたしもそんなに速くはないけど 嵐童の力で数十倍には パワーアップしてるかな~ 跳躍力とか速力 筋力とか」
さとみ「森には動物たちも居るし おとなしい妖怪もいる その妖怪たちを守る為に そいつを倒すのを 手伝って~欲しい」
八神嵐子「わかった 頑張るよ ピクシー」
さとみ「傷は治癒してあげれるから」
八神嵐子「頼もしい~」
さとみ「夕方決戦よ」
ユキナ「どんな攻撃をしてくるのだ?」
さとみ「足げりしてくるわ カマみたいな 武器も手に付いてる」
八神嵐子「蹴られたら 大ダメージね」
ユキナ「てか 腕も胴体も真っ二つにされるわい」
さとみ「言っておくけど 切られたら 終わりと・・・思っていいわ」
ユキナ「凍らせて止血はできるが~」
八神嵐子「切られなきゃいいのよ」
ユキナ「泡に閉じ込められた分際で よく言うわい」
八神嵐子「気をつけます」
さとみ「五時間後に出発するわよ」
八神嵐子「少し寝るかな~ 二人ともおやすみなさい」

〇女の子の部屋
八神嵐子「よく寝た~」
さとみ「カッパも呼ぶ?」
八神嵐子「呼ばない もしもの危険があるから」
八神嵐子「もう戦闘モードで やる気ね」
雪女「嵐子に退治されるのは ごめんだからじゃ」
八神嵐子「退治しないって 仲間だよ 友達~友達」
さとみ「仲間ね 団結しないと 倒せないからね」
八神嵐子「ピクシーの姿に戻るの?」
さとみ「ピクシーの身体だと 当たりにくいけど こっちの方がいいかも」
八神嵐子「いざ 森を救いに~」

〇けもの道
八神嵐子「春なのに 蒸し暑いって どういうこと~」
雪女「暑いの 苦手~」
さとみ「いつ奴が現れるか・・・ わからないから 二人とも気をつけて」
さとみ「来るわよ」
八神嵐子「おっとっと 危ない危ない いきなり 攻撃とは ゴング鳴ってないのに  あんた~反則負けよ」
インセクター「ギギギギガガガガガガ」
さとみ「嵐子 私が魔法攻撃するから あいつの羽を攻撃して~」
八神嵐子「了解」
さとみ「バッタやろー ソニックウェーブ」
「バリアーも張れるの~」
八神嵐子「蹴り~来たっ」
  嵐子は大ジャンプし
  木に掴まり
  蹴りをかわした
雪女「お前 凍れよ~」
雪女「腕で防御しおっても 腕は使い物にならんはずじゃ」
雪女「ぐふっ」
八神嵐子「ユキナ~~」
「とっさに氷の盾を出したから 大丈夫じゃ」
八神嵐子「このユキナによくも」
インセクター「グァンギガガァア」
八神嵐子「固くて頑丈ね こいつ あんまりダメージ受けてなさそう」
インセクター「ゴボガバンギギギギガッアッ」
八神嵐子「こいつ~脱皮したの」
八神嵐子「あの脱皮を盾に防ぐ」
八神嵐子「くそっ 服が切り刻まれたし ちょっと・・・初ダメージ」
ピクシー「私を虫するな~ チェーンキャプチャー」
ピクシー「よっしゃ~腕に絡まって 身動きできんはず~」
ピクシー「腕を引きちぎったし~」
八神嵐子「そこ のけて~ピクシ早く」
八神嵐子「必殺火炎車」
脱皮後インセプター「グォオンバギャギギギギガッ」
雪女「蹴りのおかえしじゃ~ アイスクラッシャーボール」
脱皮後インセプター「ウギギギギギャガガッァア」
雪女「どんなもんじゃ~」
八神嵐子「ユキナを怒らすと あ~なるんだ 覚えておこう」
ピクシー「ユキナに全部 持っていかれたな~今回は ありがとう~二人とも お疲れさま」
雪女「嵐子 どう~役に立ちまくりな わ た し」
八神嵐子「カンゲキ~超カンゲキしてるよ」
雪女「本当かの~」
ピクシー「私たちって 無敵のチームかもね 嵐子 回復してあげるわ」
八神嵐子「服は回復しないもんな・・・ ありがとう 傷~消えた」
ピクシー「まだ~居そうだけど 帰りましょ」
八神嵐子「ピクシー 移動魔法とかないのかな?」
ピクシー「あるにはあるが・・・高いぞ」
八神嵐子「お小遣い減るんだけど ピクシー本当にお金取るし」
ピクシー「タダとか~甘い」
ピクシー「倒してくれたから 今回は無料にしてあげるわ」

〇女の子の部屋
ピクシー「到着」
八神嵐子「めちゃくちゃ便利ね 服ボロボロだから~ 着替えよう」
ピクシー「私も」
ユキナ「わしもパジャマ欲しいな~」
八神嵐子「七菜子のパジャマ あったかな~ もらってあげるわ 今度」
さとみ「私もパジャマ買いに行こうっと」
ユキナ「ご飯 ご飯 なにかな なにかな~」
  嵐子たちは
  三人ともお腹ペコペコだったのに・・・
八神嵐子「書き置きある机の上」
八神嵐子「お姉ちゃんたちへ 出掛けてるみたいなので パパと外食に行くから 冷蔵庫の中にある物で 適当に作って食べてねって」
ユキナ「外食って そんな・・・バカなことが~」
さとみ「いいわ ファミレスでいいなら ご馳走するわ」
八神嵐子「やった~ パジャマで行けないし また~着替えよう」
  今回の戦いは強敵だったと
  感じた・・・嵐子たち
  どんどん手強くなる妖怪たち
  嵐子の戦いは益々熾烈と化すだろう
  エピソード3
  End
  エピソード4へ
  続く

次のエピソード:猫娘登場にゃん🐱

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