兄弟で強大

桜龍

兄弟で強大#3(脚本)

兄弟で強大

桜龍

今すぐ読む

兄弟で強大
この作品をTapNovel形式で読もう!
この作品をTapNovel形式で読もう!

今すぐ読む

〇教室
イズミ「おはよう蓮くん!」
蓮「あ、イズミさんおはよう」
イズミ「ねぇねぇ知ってる?」
蓮「どうしたの?」
イズミ「昨日の夕方に 近所のスーパーで人質事件があったんだて」
蓮「そ、そうなの?」
  俺達の事だな
イズミ「うん」
イズミ「そしてそこに二人組の高校生が助けに来たんだって」
蓮「そうなんだ・・・」
イズミ「どうしたの蓮くん? 興味なさそうだね」
蓮「えッ?そんなことないよ?」
イズミ「そしてね!二人組の高校生の内一人は白髪でこの高校の制服着てたんだって!!」
  完璧に俺達と将だ
蓮「うん」
イズミ「まるで白馬の王子様みたい」
蓮「白馬?」
イズミ「白髪=白馬」
蓮「そいうことね・・・」
先生「はーい、みんな席についてー」
イズミ「それじゃまた後で」
蓮「う、うん」
  これからなるべく目立たないようにするぞ
蓮「うん」
先生「昨日の──」
  さっきイズミが蓮に話していたことを先生が話し始めた
先生「──があったの」
「センセー、その人見つかったの?」
先生「でもね、うちの高校に白髪の子なんていなんだけどね・・・」

〇通学路
蓮「ってことが今日学校で話されてビクビクしながら聞いてたよ」
将「バレねぇで良かったなw」
蓮「全くだ」
「お〜い、そこの兄ちゃんたち〜」
蓮「ん?」
ソウタ「ちっと金くんねぇか?」
二郎「断ったらわかるよね?」
蓮「断る 君たちみたいなチンピラにくれてやる金はない」
  その近くに
龍王「まさか将さんと蓮が友達になるとわな」
伝冬「リュウ!アレ!!」
  伝冬が指さした方には!?
ソウタ「だ〜か〜ら〜 金出せつってんだろ?」
孝太「いい加減寄こさねぇと殺すぞ!!」
二郎「黙って金よこしゃぁいいんだよぉ」
蓮「お前らこそいい加減にしろ」
将「貴様ら日本語理解出来ねぇのか?」
二郎「あ〜ぁ、俺キレちゃったよ あ〜ぁ知らねぇ」
ソウタ「お前ら二郎キレたらやばいよ?」
二郎「ソウちん、孝ちゃん、アイツラ破ってもいいよね? 言うこと聞かないから破ってもいいよね?」
孝太「やっちゃえ!」
将「蓮、お前は下がってろ」
蓮「いや、俺もやるよ」
蓮「ゴメン」
将「気にすんな」
蓮「ありがとう」
将「さぁーかかってきやがれ!」
将「ぐぅッ」
二郎「なんだお前? 俺の拳一撃でよろけんのか?」
将「舐めるな!」
二郎「どこを見ている!」
将「ガはッ」
龍王「おい!貴様ら!!将さんに何しやがる!!!!」
伝冬「将さん大丈夫ですか?」
将「あぁ」
ソウタ「おッ、仲間か!」
孝太「将?」
孝太「将だと? 一年にして電光高校頭の将?」
二郎「嘘をつくな!!」
龍王「嘘ではない!」
将「おい伝冬、夜鬼と翔を呼んでこい」
伝冬「なんでアイツラ?」
将「あの二人で蓮を守ってもらう そして俺ら『電光高校3大神』である おれらで仕留める」
伝冬「分かりました」
将「リュウ、そういうことだから頑張るぞ」
龍王「任せてください!」
龍王「貴様らこれでも喰らえ!」
二郎「中々効くぜ」
ソウタ「次はこっちの番だ!」
孝太「連係プレイだ!!」
二郎「喰らえ!!」
龍王「グハーッ」
将「ウハーっ」
蓮「将!龍王!」
蓮「ゴメン、俺我慢出来ないよ」
蓮「仲間殺られるときに見てるだけなんて・・・」
蓮「死んでもヤダ!」
  よく言った!蓮
蓮「うん」
将「蓮・・・やめ・・・ろ」
蓮「断る、言ったはずだ 俺は仲間が殺られるときに見てるだけなんて死んでもヤダ!」
蓮「ふぅ~」
将「蓮!!」
春輝「待たせたな」
春輝「将は下がってろ」
将「だが!」
春輝「ザコは邪魔なんだよ!」
将「蓮・・・」
春輝「今の俺は春輝だ」
将「すまん、頼んだ」
春輝「任せろ」
春輝「さぁ、まずは青髪!貴様からだ!」
二郎「俺はじ──」
  春輝は喋っている途中であろうがなかろうが躊躇なく二郎に拳をふるった
  あまりの威力に摩擦音がなる
二郎「イッテェな!何しやがる!」
春輝「言ったはずだ、ザコは邪魔だと」
春輝「次は貴様ら全員にいいプレゼントをくれてやる」
春輝「それも極上のプレゼントをな!!」
「グハーッ」
  と、ちょうどそこへ
伝冬「将さん!連れてきま・・・し・・・た」
夜鬼「助けに──」
  がしかし今ちょうど勝負が終わったところであった
夜鬼「おい蓮、お前やっぱ強ェーな」
翔「大丈夫そうだから俺らは帰るよ」
夜鬼「そうだな」
春輝「将!俺はお前の仲間だ! だからもっと俺に頼れ! 俺もお前に頼るから! それが仲間だろ?」
将「そうだな・・・ありがとう春輝!」
春輝「将、コイツラに俺のことは?」
将「まだ何も教えてない」
春輝(蓮)
  そうだね、仲間には教えた方がいい
春輝「龍王、伝冬、お前たちに教えることがある」
将「いいのか?」
春輝「あぁ」
春輝「実は俺──」
  そして龍王と伝冬にも蓮と春輝の真実を話した
龍王「そんなことがあったのか!?」
伝冬「俺らにも頼ってくれよ?」
春輝「あぁ、よろしく頼むよ」
龍王「そうだ!今からベースに行かねぇか?」
伝冬「良いなそれ!行こうぜ」
将「そうだな、春輝にも教えておこう 俺達の溜まり場」
春輝「いいのか?」
龍王「仲間だもんな」

〇組織のアジト
将「ここが俺達の溜まり場だ」
春輝「へ〜いいとこだな」
伝冬「だろ?俺気に入ってんだ」
龍王「そうだ!俺らでチーム造らねぇか?」
将「チーム?」
龍王「族です」
将「いいな!やろうぜ」
伝冬「春輝お前は?」
春輝「もちろん」
春輝「族名は・・・ 『TEAMS』なんてどうだ?」
龍王「TEAMS?」
伝冬「仲間」
将「決まりだな」
龍王「頭は誰に?」
伝冬「そりゃぁ将さんだろ?」
将「いや、春輝と蓮に任せる」
「えッ?」
将「問題ないな?」
春輝「お前たちが文句なければ」
将「良し!決まりだ」
「頭!今日から世話になります!!」
春輝「俺もな!」
  次回へ続く

成分キーワード

ページTOPへ