囚われハッカーちゃん

東龍ほフク

7・(タップノベル版オリジナル)(脚本)

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〇研究施設の廊下(曲がり角)
社員A「こんにちはぁ。 娘ちゃん宛てにピザが来ましたので、 中に入れておきますね」
若菜「あ、ありがとうございます💦」
社員A「あと、メールで言われた 足の鎖のカギも持ってきたよぉ」
社員A「鎖つけすぎて、足首が炎症起こしてるって・・・」
社員A「大丈夫?」
若菜「あっ・・・はい 若干痛いですけど、まぁ・・・」
若菜「はい・・・」
社員A「でも、ごめんね? 数時間後には規定でまたカギ付けなきゃだからね?」
社員A「カギは取りに来ちゃうからね?」
社員A「・・・」
社員A「・・・」
社員A「娘ちゃんにも見てもらいたいなぁ」
若菜「な、何をですか・・・?」
社員A「つい数日前まで、ここら一帯が 岡田さんの血とかで悲惨だったんだよ?」
社員A「でも、今はもう何もない。 とってもキレイに清掃されたんだよぉ」
若菜「・・・」
社員A「岡田クン、なんで娘ちゃんなんかを 連れ出そうとしたんだろぉね?」
社員A「あんた、そんなにいい女なの?」
社員A「知らんけど」
若菜「・・・」

〇汚い一人部屋
若菜「・・・」
  「あぁ、あの人。
   常に性格悪いんで気にしないで下さい」
  「・・・まぁ、足の鎖を外して
   ピザいただいてから行きましょうか」
  「にしても、スマホの中もいいものですね」
  「じゃ、ちょっといろいろ根回ししてきますね」
若菜(スマホの中の岡田さん、マジ楽しそうだな・・・)

次のエピソード:8・根回しがキモい

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